4185 働き方のこれまでと、これから
今日は珍しく直行で、ザ・プリンス パークタワー東京へ。
「働き方の、これから。」と題した、Google社主催のイベント「Google Atmosphere Tokyo」の基調講演を聴いてきた。
こういったイベントで最近では珍しく食事が付いていたので、ちょっとビックリ。
まぁ食事といってもサンドイッチだけど。
そのサンドイッチには「Googleサンド」と書かれていた。
なにがGoogleなのかと思ったら…卵焼きの“焼き”にGoogleの文字が…
ちなみに、ここまでの話は、今日の本題でない。
日本の、社会構造の変化、グローバル化、少子高齢化、女性の社会進出、若年層の雇用問題…など…挙げればキリがないほどのさまざまな要因をきっかけに、多様化する働き方について、Googleやパートナー企業がさまざまなソリューションを提案している。
Googleは、言わずとしれた検索エンジンの提供会社だが、GmailやGoogleMapなど、インターネット上で、さまざまなサービスを提供している世界最大のインターネット企業だ。
Googleの創業は1996年9月らしいから、まだ16年も経っていないが、たったその間でも、世の中のIT環境は大きく変わった。
かつて、ポケットベルや携帯電話などは、会社から支給されるもので、個人的に持つなんていう人は、それほど多くなかった。
個人で持つパソコンなんてゲームができればいいほうで、ましてや、専用線で接続され時間を気にせずインターネットができるのは会社だけだった。
そういった意味では、これまで、仕事は会社ですることが前提だったし、実際その方が効率がよかった。
しかし、いまやインターネットをはじめとする情報通信機器は、個人の方が圧倒的に便利になってしまった。
以前もブログで取り上げたような気もするが、今回の基調講演でも同じようなことを言っていた。
「個人のライフスタイルに比べると職場(企業)の環境の変化は遅れている」
企業では、セキュリティに対する要件がより厳しく問われるために簡単にいかない面もあるが、的を射ている。
Googleからすれば、この個人と企業のギャップが、商機と捉えている面もあるかもしれない。
かつては離れた者同士が情報を共有する方法は極めて限られていたが、インターネットの普及や、Googleのような企業の出現で、より簡単に一緒に仕事できる環境ができつつある。
インターネットやインターネットを利用したサービスを使えば、これまで考えられなかったことが、できるようになる。
まさに、「働き方の、これから。」…は、大きく変わる可能性を秘めている。
昨日は、説明って難しいという話題を書いたが、さらに、これからは、いかに常識に囚われない発想ができるか?ということも問われてくるような気がする。
それはそれでおもしろいと思う一方で、難しい世の中になってきたなぁ…という気もしている。