1509 監視カメラ

定点観察

この撮影も監視されてるかもね

    [] 849 監視カメラ

     汐留の地下通路は、地下を思わせないほどの広さがある。正確に言えば、巨大な掘割の上を高架道路でふたをしたようなものなのかもしれないが、とにかく広い。そんなだだっ広い空間を車も自転車も通らないのだから、いたって安全な場所といってもいいかもしれない。
     そんな安全な地下通路の天井に、表面に光沢のある小さくて黒い半球状の物体が取り付けられている。天井が白いので、よく見るとすぐに見つかる。意識してみるとその数が結構あることがわかる。その物体は、表面に光沢があって、わずかに透けて内部が見える。監視カメラだ。
     監視カメラ自体の効用は、犯罪捜査に役立つという意味で、頭では理解はできる。けれど、あまりいい気分がしないのはなぜだろう。
    「防犯カメラ作動中」と書かれたステッカーを見かけることがあるが、この場合は、カメラがあるんだなという認識くらいで、そんなに気にならない。逆に、ここのような、カメラ自体の存在を知られないようになっている上に、半球状でどちらを向いているかもわからず、しかもあちこちにたくさんのカメラが動いている状況は、やっぱりなんだか違う感じがする。
     たぶんこういった「コソコソ感」みたいなものが、イヤだなと思わせる最大の理由のような気がする。もし犯罪の抑止力を期待するのならば「カメラ作動中」と、大きく表示したらいいのだ。やはり隠れて撮影する理由などないように思うのだけど。
    ■ 8348歩 / 今日でコートは最後だろう。明日から春の陽気だっていう予報だし。

    Posted by ろん