1436 いろいろ調べてみると…

定点観察

1月27日の二番搾りで書いた続き。「抱擁力」の共著のひとりである、中谷彰宏氏が気になって、いろいろ調べてみた。彼は、僕が大学時代の就職活動していたころにもお世話になった「面接の達人」という本の著者としてあまりに有名だ。今では、面接の分野にとどまらず、さまざまな分野で達人として活躍してたくさんの著書があるが、少なくともこの「抱擁力」という本ばかりは、彼にとっては大きな汚点になったに違いない。彼のプロフィールを見てみると、作家とともに俳優という肩書きがある。あまり俳優としての活動を知らなかったので、さらに調べてみると1988年に起きた「女子高生コンクリート詰め殺人事件」を映画化した「コンクリート」に出演しているらしい。知らなかったのだが、この映画はかなりの曰く付きで、上映に際してはかなりの抗議が殺到したらしい(2ちゃんねるが煽動したみたいだけど)。この事件そのものについては詳しく触れないが、この時期に映画化すること自体が適切だったのかどうか、作りが安易で制作者側の明確な主義、主張が感じられない…などさまざまな意見が交わされた中で、出演した中谷彰宏氏は、自分のサイトの中で、こんなことを述べている。僕は、殺す側でなくてよかった…感想が軽すぎやしませんか?

Posted by ろん