1409 大津波

定点観察

自然災害に多く見舞われた2004年も終わりに近づいたところで、地球規模の災害が発生してしまった。被害にあった多くは発展途上国だし、それほど発生するとは思えない津波の対策に、どれだけの費用が掛けられるだろうか? もし、まとまったお金があったとしても、まずは生活に直接関わる部分に当てられていくのは当然だし、地震対策や津波対策は後回しにならざるを得ないだろう。一方、仮に地震や津波に様々な対策をしている日本で起きたとしたらどうだろうか?残念ながらうまく対処できるかどうかはかなり疑わしい気がする。どこかで得た話だが、地震や津波で警報が出てもその指示通りに行動する人はほんのわずかなのだという。実際に警報が出てもほとんど実害がないことも結構あるので、だんだんと警報や注意に麻痺しているのかもしれない。日本では幸い防災体制が整っているのだから、被害を最小限に食い止めるためできるだけ指示に従うべきなのだろう。同じ地球に生まれてきて、住む国が異なるだけでこれほどまでに状況が違うなんて、なんだか複雑な気分になってくる。亡くなった方のご冥福をお祈りします。◆2004年の龍的思考回路二番搾りは、今日でおしまいです。つまらない話におつきあいいただいてありがとうございました。(2004.12.27)

Posted by ろん