906 気の毒なきのこ

定点観察

「人工マツタケ」として販売されてきた、きのこが、本当にマツタケなのか?・・・農林水産省が専門機関に調査を依頼した結果、出た答えが、シイタケと判定されてしまった。この判定のために、当分の間出荷を一時停止したというニュース。200グラム、3500円という値段にもかかわらず、飛ぶように売れたらしい。この値段でも、国産のマツタケの値段の2割というのだから、いかに国産のマツタケの値段が高いかということを思い知らされる。◆マツタケでなく、シイタケということになれば、きっと、3500円というこの値段も変わってくるのだろう。当然同じきのこだけど、呼び名が変わるだけで、値段も変わってしまうなんて、なんとも気の毒なきのこだ。

Posted by ろん