864 メーデー

定点観察

今日から5月。5月1日は労働者の祭典、メーデーだそうで、各地でイベントが開かれたらしい。でも、労働者って今日は仕事じゃないの?有給取ってイベントに参加しているのかな?回を追うごとに、お祭り色が強くなっていくという指摘のあるメーデーだが、なんだか、だんだん無力化している感じがしてならない。こんなご時世だからこそ、もっと労働者の声(この言葉自体も古めかしくなってきたが)を結集する必要があるのに。◆こういったイベントの時に、いつも気になるのが、主催者発表の参加者数。代々木公園で開かれた連合の中央大会が約6万5000人だけど、警察発表9300人(午前10時現在)、日比谷公園での全労協の中央集会が主催者発表では約2万人だけど、警察発表は2600人(こちらも午前10時現在)・・・とかなりの開きがある。午後になったら、その数倍の人たちが集まったとは思えず、なんだか、虚勢を張った数字なんだろうなぁ・・・って思えてしまう。メーデー華やかなりしころであれば、こんなことしなくても、人は集まってきたんだろうな・・・と。この数字の差を見るにつけ、一層無力化を感じずにはいられない。

Posted by ろん