821 開通点描

定点観察

新しい鉄道が開通したからといって、ほとんどの場合、生活にまったくといっていいほど影響はないのだけれど、どうしても気になる。

今日は半蔵門線延長開業の日。始発電車には時間的に間に合わなかったけど、なんとかニ番電車に乗ることができた。

水天宮前駅でいったん下車して記念切符を購入。まだ午前6時前だったが、すでに行列ができていた。

再び列車に乗り込み、新しく開業した区間を行く。かなりの数にのぼるマニアの方々が、先頭車両の乗務員室(運転室)の後ろに陣取り、前方の景色を楽しんでいた。

駅に着いて扉が開くたびに、数人が降りて写真を撮り発車直前に戻るということを繰り返していた。

 

先頭車両にはマニアの皆さんが乗り込んでいて、ちょっと異様な雰囲気。その中に自分は混じっていないと信じたいが、きっと周囲からはそう思われていまい。

前日に予想していたよりはるかに多くの一般の乗客の数に驚いた。また開通初日ということもあって乗客が慣れていないせいか、一部の列車で若干の遅れが出ていた。

開通した区間の各駅にそれぞれ降りて、様子を見てみたが、以前から別の路線の駅として開業していたということもあって、駅前はそう目新しい感じはなかった。

ただ統一地方選挙が近いせいで、二つの駅で区議会議員が演説をしていたのが印象的だった。

こういうときくらいしか乗ることもないだろうと、2往復してみた。おかけで会社到着が始業時刻ぎりぎりになってしまった。

Posted by ろん