2010 人間共通の前提?

定点観察

人を好きになる要素にはいろいろある。その中で、大きな部分を占めるであろう要素のひとつに“容姿”があるということについては、特段異論はないだろう。(もちろん、そうじゃないという人もいるだろうけど) 当たり前のように思っていたが、ふと、とても不思議なことのように感じてきた。

性格とか考え方、生き方など、内面に関わる部分に惹かれるというのは、人間が生きていく上でとても重要なことだし、自分の持ち合わせていない部分を補完するという意味でも、十分理解できる。

けれど、容姿…特に顔がいいとか悪いとかが、いったい生きていく上で、何の役に立つのだろう? かっこよかったり、美人だったりすると、なぜ人は惹かれるのだろう?

「顔が良ければ人に好まれる」(=一目置かれる)という人間共通の前提があることによるメリット…ということも考えた。容姿や顔を良くするために、一生懸命努力する…ということは、ごく当たり前のようになっている。中には美容整形で顔自体変えてしまおうという人もいる。

ただ、これは、あくまで共通の前提があるからこそ成立するメリットであって、この共通の前提ができた理由そのものがわからないのだ。

この「人間共通の前提」ができた背景を探ると、人類のルーツというか知られていない事実みたいなものが見てきそうな気がする…ちょっと大袈裟だけど。

Posted by ろん