8006 展覧会「川口起美雄 Thousands are Sailing」

博物館・展覧会,芸術・デザイン

文化の日に合わせて、いくつかの文化施設が無料公開されている。

そんな日に向かったのが、神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で、今回初めての訪問だ。

開催されていた展覧会「川口起美雄 Thousands are Sailing」を鑑賞。

川口起美雄 Thousands are Sailing
川口起美雄 Thousands are Sailing
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
ほぼすべての作品撮影可
ほぼすべての作品撮影可

現代アートで“無題”と言われてしまうと、なかなか理解が及ばない。どのように解釈をしても良いということなのだろうが、それはそれで戸惑ってしまうことがしばしばだ。

そういった点では、ここでは、すべての作品に、きちんとタイトルがついてるのだから、まったく問題がない…というわけではない。

タイトルと理解が結びつかないのだ。

《故郷を喪失したものたち》1981年
《故郷を喪失したものたち》1981年
《エーテル体の私の肖像》1990年
《エーテル体の私の肖像》1990年

なんとなく「こういうことを言いたいのかな?」と想像するが、けっして正解がわかるわけではない。

けっしてボーっと眺めていてはいけないように思う。

あまりに突飛すぎて頭に入ってこないのだ。

ただ、たとえば、「この作品のどこが”女庭師”なんだろう?」…と考えすぎると、先に進まなくなる。

《机の上の旅》2025年
《机の上の旅》2025年
《女庭師》2025年
《女庭師》2025年

彼の作品は、西洋の古典的な絵画技法であるテンペラと油彩を併用する「混合技法」を特徴としているそう。

よく見ると、同じモチーフ…たとえば、櫂(オール)、サイ、金魚、裸の赤ちゃん、飛ぶ鳥、手袋など繰り返し使われていることがわかる。

《Across the Universe》2020年
《Across the cheap diflucan 100mg Universe》2020年
赤ちゃんが飛び出してる…
赤ちゃんが飛び出してる…
《ウィーン河劇場「晩夏」》2025年
《ウィーン河劇場「晩夏」》2025年

これらがいったい何を意味しているのか、じっくり考えてみるのもおもしろいかもしれない。正直なかなかとっつきにくいと感じてしまうジャンルの作品だったが、”無料開館日”というきっかけで鑑賞できたのは、とてもありがたいことだ。

Posted by ろん