7940 スティグ・リンドベリ展

博物館・展覧会,芸術・デザイン

自宅にあるベルサ
自宅にあるベルサ

この柄を見覚えがあっても、その作者の名前や詳しい情報まで知っている人は、それほど多くないかもしれない。

自分が初めて出会ったのは、ずいぶん前にスウェーデンのストックホルム近郊、グスタフスベリで手に入れた食器だった。それが〈ベルサ〉だった。

スティグ・リンドベリは、20世紀の北欧デザインを代表する人物のひとりである。

日本橋高島屋で開催中の展覧会「スティグ・リンドベリ展」を鑑賞。

スティグ・リンドベリ展
スティグ・リンドベリ展
最初の作品と最期の作品
最初の作品と最期の作品

植物をモチーフにしたリピートパターンは、北欧のミッドセンチュリーモダンを象徴するデザインとしてよく見られるが、ベルサはその代表的な作品と言っていい。

展覧会の冒頭には、彼の最初の作品と最期の作品が並べられていた。

リンドベリといえば植物をモチーフにしたパターンの印象しか持っていなかったので、幅広い創作の始まりと終わりに触れるのは、ちょっと意外だった。

歴史がよく分かる
歴史がよく分かる
さまざまなカップとソーサー
さまざまなカップとソーサー

展示は10のパートに分かれ、彼の功績を紹介している。

テーブルウェアだけでなく、ファイアンスと呼ばれる陶器や炻器(せっき)、さらにテキスタイルプリントなど、実に多彩な作品が取り上げられていた。

テキスタイルプリント
テキスタイルプリント
炻器の作品
炻器の作品
家紋をイメージ
家紋をイメージ

日本との関わりも少なくない。

年表には簡単な記載しかなかったが、西武百貨店の包装紙を手掛けていたことや、2度の来日経験があることも紹介されていた。

日本の家紋に影響を受けたとされる作品などもあって、親近感も覚えた。

Posted by ろん