7940 スティグ・リンドベリ展

この柄を見覚えがあっても、その作者の名前や詳しい情報まで知っている人は、それほど多くないかもしれない。
自分が初めて出会ったのは、ずいぶん前にスウェーデンのストックホルム近郊、グスタフスベリで手に入れた食器だった。それが〈ベルサ〉だった。
スティグ・リンドベリは、20世紀の北欧デザインを代表する人物のひとりである。
日本橋高島屋で開催中の展覧会「スティグ・リンドベリ展」を鑑賞。
植物をモチーフにしたリピートパターンは、北欧のミッドセンチュリーモダンを象徴するデザインとしてよく見られるが、ベルサはその代表的な作品と言っていい。
展覧会の冒頭には、彼の最初の作品と最期の作品が並べられていた。
リンドベリといえば植物をモチーフにしたパターンの印象しか持っていなかったので、幅広い創作の始まりと終わりに触れるのは、ちょっと意外だった。
展示は10のパートに分かれ、彼の功績を紹介している。
テーブルウェアだけでなく、ファイアンスと呼ばれる陶器や炻器(せっき)、さらにテキスタイルプリントなど、実に多彩な作品が取り上げられていた。






