7740 企画展「あつまれ! どうぶつの模様」

新宿の文化学園服飾博物館で開催中の企画展「あつまれ! どうぶつの模様」を鑑賞。
動物をモチーフにした模様を取り入れた世界中の衣服を紹介する企画展。
人にはない能力を持つ動物に畏敬の念や神秘性を感じ、その力を身に纏うために人は衣服に表現してきた。
国や民族によって身近な動物は違うし、想像して生まれてくる動物も違っている。
そうした違いなどを意識しつつ鑑賞する。

テーマは以下の5つに分かれている。
- 空の動物
- 陸の動物
- 水の動物
- 空想の動物
- 動物大集合
写真撮影が不可で、展示されている衣服を紹介できないのは残念。
モチーフとなった動物の中で気になった解説を紹介してみる。
孔雀
インドを中心とした南アジアでは、毒虫や毒蛇を食べる孔雀には邪気を払う力があると考えられ魔除けとして、中国を中心とした東アジアでは、幸せをもたらす瑞鳥として吉祥の意味が込められているという。
ヒンドゥー教では神の乗り物、仏教では人々の災厄や苦痛を取り除く功徳がある「孔雀明王」として、キリスト教では、復活、永遠、不死のシンボルとして、信仰の対象になっている。

ガルーダ
男性が頭に巻く頭巾に描かれていた鳥。インド神話に登場する霊鳥だそうだ。
衣服とは関係ないし、解説にもなかったが、インドネシアのフラッグ・キャリアであり国営航空会社の「ガルーダ・インドネシア航空」の由来だったのは、今回初めて知った。
龍
龍は中国を代表する空想の動物として紹介されていた。
角は鹿、頭はラクダ、目は鬼、項(うなじ)は蛇など、さまざまな特徴を持つあらゆる動物の祖で、神のような存在。
龍は自由に空を飛び、雨を降らせる特殊な能力を持っているとされ、勇ましさや権威、高貴さを象徴し、皇帝の模様とされていた。
意外と、龍のことを知らなかった…と解説を読んで思った。
龍は中国を代表する空想の動物として紹介されていた。
角は鹿、頭はラクダ、目は鬼、項(うなじ)は蛇など、さまざまな特徴を持つあらゆる動物の祖で、神のような存在。
龍は自由に空を飛び、雨を降らせる特殊な能力を持っているとされ、勇ましさや権威、高貴さを象徴し、皇帝の模様とされていた。
意外と、龍のことを知らなかった…と解説を読んで思った。
2階の展示室入口のところで、スカジャンの紹介と展示があった。
トラが描かれることも多いから、今回の企画展にもあっている。
こちらは写真撮影可能だった。
「スカジャン」(横須賀ジャンパー)は、戦後、駐留アメリカ軍の兵士が本国へ戻る際、来日記念のおみやげとして作られ、販売されたジャンパーに由来する。
その後、アメリカン・カジュアルがブームとなった日本でも受け入れられ、定番のアイテムとなっていった。
足利や桐生のミシン刺繍の職人によるもので、着物の需要減少も相まって頂け負うようになったという。
専用の「横振りミシン」を使うため非常に高度な技術が必要だという。
その後、アメリカン・カジュアルがブームとなった日本でも受け入れられ、定番のアイテムとなっていった。
足利や桐生のミシン刺繍の職人によるもので、着物の需要減少も相まって頂け負うようになったという。
専用の「横振りミシン」を使うため非常に高度な技術が必要だという。
展示してあった衣服ではないが、関連する気づきの多かった企画展だった。


