7602 そこに” i ”はあるのか?
イトーヨーカドーやセブンイレブンを擁する、セブン&アイ・ホールディングスが、社名変更する方針というニュースがあった。
これは、イトーヨーカドーを分離する方向を明確に示したものともいわれていて、ついに創業事業がなくなってしまう。

昨年はセブンイレブンが創業50周年の記念の年だったが、その10年前の創業40周年記念の新聞広告を見つけた。
我ながらよく撮っておいたと思う。
これを見ると、セブンイレブンとともに、セブン&アイ・ホールディングスや他グループ各社も合わせて紹介していることがわかる。
この10年後に持株会社の社名変更をするほどの変化が起きるとは思ってもみなかっただろう。
いくらスーパー事業と比べてコンビニ事業が好調だからといって、コンビニ事業だけに集中することの問題はないのだろうかとは思う。
事業の多角化は、教科書に出てくるような典型的経営手法だったが、それももう時代に合わないのか。
いや、またいずれゆり戻しがあるかもしれない。
実際他のコンビニと比べると、最近はセブンイレブン自体の業績も芳しくないが、いまのところは、この方針は当面は変わらないのだろう。
” i ”の意味は、イトーヨーカドーの” i ”だったのか、それとも創業家の伊藤氏の” i ”だったのか。
昨年の、そごう・西武の売却は記憶に新しいが、次々と事業が切り売りされていくのは、当事者でなくても、見ていて痛々しさすら感じる。
どんなに” i ”を死守したところで会社が維持できないのならば、それは切り離すしかないというのは、仕方がないとはいえ、なんとも寂しいものだ。