7503 オリエンタルランドがクルーズ事業に進出
あぁ~なるほど、そうきたか…とこのニュースを聞いて思った。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが、2028年を目標にクルーズ船事業を開始すると発表したのだ。
最初このニュースを聞いたとき、クルーズ船をチャーターするのかと思ったら、自社で新造するという。
乗客定員4000人、総トン数14万トンという大きさに驚く。

先日、まるで”ビル”のように思えるほど大きいと思った、クィーンエリザベスは9万トン。
クィーンエリザベスの1.5倍以上にもなるであろう巨大なクルーズ船は、テーマパークとの親和性が高い。
テーマパークは、テーマに沿った世界への没入感がなにより重要とされる。
かつて、ディズニーランドの建設予定地として最後まで候補となっていたのは、浦安と富士山麓と言われている。
そして、最終的に候補地から富士山麓が外れた最大の理由は、視界に富士山が入ってしまうことだと言われている。
埋立地である浦安であれば、現実世界と隔絶させることができる。
海で現実世界と隔てられた巨大なクルーズ船も、それとまったく同じ世界を作ることができるだろう。
そう考えると、クルーズ船は、ディズニーリゾートの新しい”パーク”のひとつにも思えてくる。
個人的には、利用することはなかなか難しい気もするが、どのような世界ができるのかちょっと気になる。