北区中央公園文化センター

社会の窓

東京都北区中央公園文化センターは、サークルや生涯学習のための施設として使われて、以前は一部図書館としても使われていた。

僕が、北区の図書貸出カードを作ったのは、ここだった。

現在は、近隣に中央図書館が開館したことで、図書館は閉鎖している。

中央図書館のほうは、先日読んだ本でも紹介したかつての“戦争廃墟”だが、こちらは、戦争中も戦後も廃墟になることなくずっと現役で使われ続けてきた。

陸軍東京第一造兵廠(兵器工場)の本部として、1930年(昭和5年)に建てられ、終戦後は米軍施設として接収され、ベトナム戦争時は野戦病院として使われた。

その後、かなり激しい返還運動を経て、現在にいたっている。

現在は、たくさんの木に囲まれ、すごく落ち着いたた雰囲気なので、とても、そんな経過をたどってきたとは思えない。

ドラマや映画でもよく登場することもあって親近感がある僕の好きな建物のひとつだ。

Posted by ろん