このタワーがすごい!/鈴木 重美

このタワーがすごい! - 東京スカイツリーから「太陽の塔」まで (中公新書ラクレ) このタワーがすごい! – 東京スカイツリーから「太陽の塔」まで (中公新書ラクレ)
鈴木 重美

中央公論新社 2011-07-07
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以前からご覧いただいている方にはよくご存じかと思うが、東京タワーをはじめ、僕は超高層建築物に関心がある。もちろん、最近では東京スカイツリーは、どうしても気になってしまう。

偶然図書館で手に取ったこの本は、サブタイトルの「東京スカイツリーから太陽の塔まで」という点も含めて、すごく気になった。

本書の冒頭でも述べられているが、タワーとは、辞書では「塔。特に展望台などのある観光用の塔」と定義され、一般的なタワーの定義と一致していると思われる。

一方、この本の著者は、「見上げたとき元気が出る存在」と定義している。この結果、太陽の塔や五重塔なども、タワーの範疇に含めているのだ。

まさにここは僕の感覚そのものであり、興味や関心と、ピタリと一致して嬉しかった。

本書は、著者とタワーとの関わりや、各地のタワーを紹介などが盛りだくさん。

…ではあるのだけど、せっかくさまざまなタワーを紹介しているのに、肝心な写真がとても少ない気がする。

事典的な内容ではなく、どちらかというとエッセイに近い。

感覚的な表現で申し訳ないのだが、まとめ方が少々散漫な印象を受けた。

もうすこしとリビア的な情報や、鑑賞のコツ、独特な視点などが欲しい気がした。

「世界でただ一人のタワー評論家のタワーブログ」ということで、紹介されていたブログも、2011年6月と7月の2ヶ月しか更新されていない点など、期待が大きすぎたせいか、読後感は、なんだか残念な気分だった。

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