7924 とさでん交通(伊野線、後免線)

高知城を見学したあとは、とさでん交通の路面電車に全部乗るべく、まずは西の端である、伊野停留場に向かう。
せっかくなので、あえて途中で折り返す電車に乗って、それぞれの停留場で下車してみる。
まず乗ったのが、鏡川橋行き。
ここから単線区間となって、多くの電車が折り返す。
自分と同じように次の電車に乗り継ぐ人も数人いた。

ここからは単線区間。
途中、行き違いができる交換設備があったが、停留場ではなく信号場もあった。
とにかく狭い道路を走る。
停留場は道路の真ん中にあって、車内放送では「ノーガード電停」と呼び、車に注意するように呼びかけている。
この付近では、車両は左側通行という原則が、一時的に崩れてしまっている。
乗った電車は朝倉行きだったので、朝倉停留場で下車。
特に遠慮することなく、道路の真ん中に線路が敷かれ、ここからそのまま折り返していく。
かつては駅員が配置され、有人の窓口もあったようだが、いまでは待合室を残すのみだ。
伊野からやって来た電車を待ってから、伊野へ向かう。
単線区間は続くが、以降は道路と線路が分離して、だいぶ専用軌道化する。
それでも道路との仕切りなどはなく、相変わらず線路との距離が近い。
終点の伊野停留場に到着。
ここも店の目の前に線路がある。
すでに切り離されているが、伊野停留場と目と鼻の先から線路が分岐していたようだ。
線路は埋められているが、線路の存在感はまったく失われていない。
こういう光景を見てしまうと、見逃さないわけにはいかない。
線路を辿っていくと…少し広い駐車場に出た。
ここで線路は切れていたが、おそらく車庫があったのだろう。

JR土讃線の伊野駅が近くにあり、ここから特急あしずりで高知駅、さらに、ごめん・なはり線で、夜須駅に行ってから、後免町駅で下車する。
後免町停留場から後免線に乗るためだ。
後免町停留場は、まるでコンビニに併設されたような感じになっている。
伊野停留場と違って、こちらは日中でも毎時3本、朝は7本もの列車が発車するほど、本数が多い。
正式には「後免町」のはずが、電車は「ごめん」と表記するし、店名などもひらがなで目にするから、なんだか謝ってる感じがしてしまう。

ローソンでペットボトルを買い、待合室で一息ついてから出発。
午前中乗った伊野線でも感じたのは、電車と生活がとても近いということだ。
仕切りなんてないし、電車がすぐ間近にあるのが当たり前なのだ。
後免線清和学園前~一条橋は、わずか63メートルという日本最短の駅間距離の区間がある。
清和女子中高の生徒の通学のために設けられたそう。
乗った電車が桟橋車庫前行きだったので、はりまや橋を経由して、桟橋線に乗り入れる様子を車内から見学。
これで、後免線は乗り通せた。


















