[社会の窓]これまでの日常とこれからの日常

新型コロナウイルス,社会の窓

夕方になってもかなり人出
夕方になってもかなり人出

今年は、例年にない早さで桜の開花を迎え、この時期は、一年のうちで、人々の活動が最も活発な時期だろう。

そして、今日はちょっと風は強かったが、かなり暖かく、三連休の初日ということで、お出掛け日和だった。

港区の芝公園や増上寺では、ふだんの休日と比べても、かなり人出が多いように感じた。

これからの日常を考えないといけない時かも
これからの日常を考えないといけない時かも

それは、この時期だから…といった理由ではなく、おそらくは、いま多くの施設が臨時休業となって、人々の行き場が減ってるためだろう。

自分たちの生活に、新型コロナウイルスがどんどん影響を及ぼしつつある。

ふと、これまでの、何気ない日常というものが、とても貴重だったことを実感するとともに、それが、もしかすると、もう戻ってこないんじゃないか…と急に不安になってきた。

いまこの目の前にある柔らかく春めいた雰囲気を、この地球上に漂う不穏な空気が覆い尽くそうとしているような…。

この事態が継続することになれば、これが日常となるわけで、知らず知らずのうちに覚悟させられているのかもしれない。

Posted by ろん