3483 猿島上陸記

先日は、東京23区唯一の自然島に上陸したが、今日は、東京湾唯一の自然島である、猿島(さるしま)に上陸する。

乗船券を買い、猿島行きの船を待つ行列に並ぶ。

連休中ということもあって、かなりの人たちが船を待っていた。

臨時便も出て30分おきということだったが、さらに30分も待つのはイヤだったので、なんとか乗れないかと思っていたら、あっけなく待っている人たち全員が乗船できた。

お客さんが乗船するとすぐに出港。

東京湾内ということもあって、海はとても穏やか。

揺れもほとんどなく、猿島へは10分程度で到着してしまう。

乗船客の顔ぶれは、老若男女といった感じだけど、けっこう若い人たちの数が多い。

長い桟橋を渡って、猿島へ上陸。

もう12時を回ってしまったが、猿島ではバーベキューをするか売店でカップラーメンを買う以外、食事を取る手段はないので、散策に出発する前に、お菓子で空腹を満たす。

当然ながら、“離島価格”になってるので、お菓子も飲み物も、値段は高めだ。

案内図で、位置関係を確認。

散策路は島の真ん中を貫くように設けられていて、迷うことなく歩くことができそうだ。

散策に出発する前、帰りの船の時間を確認。

ふだん1時間に1本運行している船は、今日は混雑しているということで、30分おきに出ているらしい。

散策路は歩きやすいが、多少の起伏があるようだ。

こういうところでは、杖があると楽で、散策路の入口付近に杖が置いてあって、誰でも利用できるようになってるみたい。

でも、わざわざ「お年寄りの方へ」と書いてあるのが気になって、使わなかった。

結論からいえば、なくてもよかったし、散策路で、すれ違った若い人も、けっこう、この杖を使っている人が多かったので、気にすることはなかったのだ。

要塞というだけあって、トンネルがいくつもあって、いずれもびくともしないくらいしっかりとした作りをしている。
散策路の突端は、砲台跡だった。

1941年(昭和16年)ごろから、鉄筋コンクリート制の円形の砲座が5つ造られたそうで、これはそのひとつ。上に載っていた高射砲は、終戦後に撤去されたそうだ。

砲台跡の右側にある急な階段を降りると、日蓮洞窟という古代住居跡に着く。

日蓮が猿に招かれるようにして、ここから上陸したとか。江ノ島まで続いているという伝説もあるそうで、ここの雰囲気は似てる気がしなくもない。

もっとも波の浸食で、洞窟はできるのだから、似て当然なんだろうけど。

 

以前、フィンランド・ヘルシンキ郊外にあるスオメンリンナという要塞を歩いたのを思い出して、なんだか、ここが日本ではないような気がしてきた。

ひととおり散策を終えて、船を待つ。

桟橋には、船の最終便に乗り遅れた人への案内版があった。

桟橋近くならともかく、島の裏で過ごしていて、帰れなくなる人はけっこういるだろうな。

行きでも混雑していたので、出航予定時刻より、ちょっと早めに桟橋に向かったが、すでに長い行列ができていた。

行きもけっこう乗れたので、大丈夫だとは思ったけど、ちょっと不安。

その後、どんどん列が延びてしまい、最後の方の人たちは乗り切れなかった。

帰りは、ちょっと早めに桟橋に来るのが正解のようだ。

猿島は、とても小さい島で、1時間もあれば十分今割れるくらいだけど、ふだんは味わえない、非日常空間は楽しかった。

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