7944 コンビニで感じる日本語の懐の深さ
コンビニに置かれている電子レンジ。
何気なく表示パネルを見ていたら、見慣れない文字が目に入った。
普段なら残り時間などを示す数字が表示されているはずの場所に、なぜか「クリーン」と読める文字が出ている。


気になって近づいてみると、やはり「クリーン」と確かに表示されていた。
もし単なる通知なら、数字で状態を示すだけでも十分なはずだ。
それをあえて、普段は数値しか映らないパネルにカタカナを順番に点灯させて「クリーン」と表示する。
こんなふうに意外性のある形で現れると、思わず目を止めてしまう。
きっとそれこそが狙いなのだろう。
つまり「重要なメッセージを、確実に伝えるための工夫」として、この表示方法が採用されているのだ。
あらためて考えてみると、この仕組みを可能にしているのは日本語の文字体系の柔軟さだと思う。
数字と並ぶ表示領域に「カタカナ」をはめ込める。
この懐の深さは本当にすごい。
では、日本語以外の言語でも同じような表現ができるだろうか?
英語や中国語など、他の言語では難しい部分が多いかもしれない。
やはり「クリーン」と表示される瞬間の、このちょっとした驚きは、日本語だからこそ生まれるおもしろさだよなぁ…と思う。