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旅行

北欧日記


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帰国へ
出国 ヘルシンキ
ヘルシンキ オスロ フィヨルド ベルゲン
コペンハ-ゲン
コペン
ハーゲン
帰国

 4日目/8月24日(木曜日)晴れ

 

ヘルシンキを
あとに…
ちょっと散歩してから

いよいよ、ヘルシンキをあとにする日。今日も天気がいい。

出発までのわずかの時間を利用して、初日に来た「マーケット市場(カウッパトリ)」に来た。


 かもめとダミーの記念写真を撮ろうと思って、かもめの前にダミーを置いたら、かもめがくわえようと急に迫ってきたので、びっくり。他の国のかもめは知らないけど、ものすごく好奇心が旺盛のようだ。



一路オスロへ
さよならヘルシンキ
 何度となく来たヘルシンキ中央駅のとなりに、空港へ向かうバスが発着するところがある。バスは20分おきに出て、ここから空港までは40分程度の道のり。
 向こうからやってきた青いバスが、空港へ向かうリムジンバス。
たぶん昨日も乗ったとは思うけど…

空港について、すぐに手荷物を預けて、出発を待つ。それまでの間、お店を覗いてみたり、ちょっとしたおみやげを買ったりして時間を過ごす。

 時間になって搭乗口に行くと、どうもボーディングブリッジからそのまま飛行機に乗るのではなくて、いったんバスに乗せられるらしい。
 勝手がわからないので、とりあえず指示に従う。まぁ自分としては、ボーディングブリッジよりも、こうしてバスからタラップを使って乗る方が、飛行機が直接見られるので楽しいのだけど。


 バスに乗客がたまるまで待った上で、ようやく出発。数分ほど乗っておろされた場所が、この飛行機の前。日本では飛んでない飛行機なので、もっとじっくり見てみたかった…。が、なにぶん僕が一番最後の搭乗者らしかったので、ゆっくり記念撮影…とはいかなかった。

こんなに小さな飛行機のくせに、ジェットエンジンが4基もついてる。



機中
これでも国際線だからか…
 
 実際の飛行時間はわずか2時間も満たない程度だが、フィンランドからノルウェーに向かう国際線ということからか、ちゃんとした?軽食が出てきた。やはりトナカイ肉を使ったサンドイッチだった。お肉は美味しいのだけど、どうも酸っぱいライ麦パンだけは、そんなに好きになれない。
 CAさんがとてもきれいな人だった。仕事ぶりはきっちりしてる。ただ、あんちょこ見なくても、機内アナウンスができるようになった方がいいような気もする。



オスロ空港
オスロ到着

 無事、定刻通りオスロ空港に到着。
 フィンランドとの時差が1時間あるので、時刻は午後12時をちょっと回ったところ。
 飛行機を降りてから出口までが長い長い。ひたすら歩かされた。途中で空港係員の机の下にバナナを発見。ここでもバナナか!?

 荷物の受け取りや両替などで手間取って空港を出るまでに1時間近くかかってしまった。



オスロ市街へ
 空港からオスロ市街へは、直通列車で十数分程度の道のり。クレジットカードも使える自動券売機で、切符を買い、プラットホームに降りると、すでに電車が出発を待っていた。

 どことなく日本でも見かけたことのあるような車両で、妙に親近感がわく。写真はオスロ駅に着いてから撮った。街の中心となる駅だけあってとても立派な外観だ。
 今晩宿泊するホテルは、オスロ駅から数分くらい行ったところにあった。時間がちょっと早かったので、チェックインはせずに、まずは、とりあえず荷物だけを置かせてもらう。

 時刻は14時になろうというところ。あまり時間がないので、すぐにオスロの街を歩くことにした。具体的にどこが違うということは言えないけど、やはりヘルシンキとは街の雰囲気が違う。



せっかく…(1)
アーケシュフース城
一度消失した後に再建されたとはいうものの、それでもオスロ最古の建築物という「アーケシュフース城」にやってきた。

 入口では傭兵の交代式みたいなのをやっていた(写真上)。これは観光客向けのイベントというより、あくまで日常の彼らの業務のひとつのようだった。

ガイドブックによれば、石造りの薄暗い城内を歩くことができるらしい。
いわゆる"西洋のお城"の雰囲気を味わえるかと思っていたら、今日は市の行事のために公開中止(!)とのこと…残念。

 城の周りからは、オスロ湾を一望できる。オスロはフィヨルドの突端なのだそうだ。水深があるためか、かなり大きな船が港を行き来している。



オスロ市役所
市役所の建物自体が名所

市役所の建物自体が名所になっているなんて、日本ではあまり聞いたことがないな。まぁ都庁なんかはそうかもしれないけれど。

ノーベル平和賞の授賞式を行うホールなんてのもあれば、そりゃ重要な観光ポイントになるだろう。中に入って写真を撮ろうとしたら、入り口のおばちゃんに呼び止められた。最初何言ってるのか全然わからなかったのだが、どうやら入るためには、40ノルウェークローネ…約737円を払わないとダメらしい。ケチくさいなぁ…なんて風にも思ったが、お金を払わずとも、とりあえず、こんな感じでホールの全景は見られるのだから、よしとしよう。
                                                                                 



北欧テイスト
この看板…

 アイスクリームの看板で、あちこちでみかけるのだけれど、どう見てもかわいくない。

 北欧のデザインやセンスには、日本にはない先進性などを感じるが、どうもこのキャラクターだけは、なかなか理解できまい。

 何がダメなんだろう?
 口角の上にある、小シワみたいな線がダメなのかな?
このマネキン…

 おそらくは、ディスプレイの模様替えの途中なのだろうが、ここまで中途半端なまま放置されているのも、どうだろうか?ここだけというのならばともかく、北欧の街を歩いていると、少なからずこんな状態の店があった。日本ではあり得ない姿だ。
 あまり気にしないのが、北欧風なのかな?



王宮
開放的

街の中心部に王宮があって、王様がいるらしい。
あたりは、ずいぶん開放的な感じ。

王宮のすぐ目の前までが公園みたいになっていて、地元の人たちはもちろん、観光客なんかも含めて、たくさんの人たちが思い思いに過ごしている。日本の皇居前も、公園みたいになっているが、さすがにそんな建物の目の前まで行くことはできないだろう。



せっかく…(2)
せっかく来たのに…

時刻は16時を回ったところ。

お昼も食べずに歩き回っているので、そろそろ何か食べないとと思いながら、オスロの”目抜き通り”を歩く。何かお祭りのようなイベントが行われているらしく、かなり人口密度が高かった。

さらに足をのばして、日本にいるときから、行ってみようと考えていたレストランに行ってみるとカーテンが閉まっている(写真右)

「9月まで休業中」

せっかく来たのに…。お城といい、ここといい、ツイてない。



国立美術館
ようやく食事にありつける

旅先で時間があまりないという状況になると、どうしても食事の時間を削る方に向かってしまう。とりあえずみたいもの、外したくないポイントを優先してしまうからだ。

そういえばオスロに向かう飛行機の中で食べたサンドイッチ以来何も食べていない。

ぜひムンクの「叫び」を見たかったので、ひとまず、ここに来て何か食べるものがあれば…ということで国立美術館にやってきた。そしてようやくここカフェで食事を取ることができた。食事と言っても写真のような大した量ではなかったが、とても美味しかった。

ノルウェー国立美術館…何がすごいって、入場が完全無料ということだ。この国の考え方というか、ポリシーがそうさせているのだろうけど、すごいね、無料って。

さて、目指したムンクの「叫び」は、たくさんあるムンク作品のひとつとして扱われている感じで、ものすごい特別待遇がなされているわけでもなかった。(写真左参照)

よい子のみんなはまねをしてはいけないですが、結果的に隠し撮りになってしまってるけど…
コンビニ
セブンイレブン

ヘルシンキに比べて、コンピニの数はオスロの方が圧倒的に多い気がする。ヘルシンキは、コンビニの代わりにキヨスクがあったので、一概には比較できないけど。
写真は複数の店のものだが、だいたい似たような品揃え。一部の店ではお総菜みたいなのもあって、日本のコンピニより便利なんじゃないかってのもあった。
街並み
ヘルシンキと比べて…
ちょっとごみごみしてる感じ。
オスロのトラムは乗ることができなかった。
オスロ駅
再びオスロ駅を歩く

明日の朝、オスロ駅から出発するということもあって、下見をかねてオスロ駅を見物しに来た。

オスロ駅は、旧駅舎と新駅舎の2つの駅舎が並んでいる。新駅舎の方は、ショッピングセンターが併設されてて、日本でもよく見かける感じ。

駅構内は、やはり至ってシンプル。

午後8時半くらいだが、まだまだ周囲は明るい。列車の本数は少なくなく、数分おきくらいに列車の行き来がある。ただ、駅周辺の活気はあまりない感じ。


つづく


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取材 2006/8/22
作成 2006/9/17