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旅行

北欧日記


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帰国へ
出国 ヘルシンキ
ヘルシンキ オスロ フィヨルド ベルゲン
コペンハ-ゲン
コペン
ハーゲン
帰国

 1日目/8月21日(月曜日)晴れ

 日本を出発して、デンマークの首都コペンハーゲンを経由し、最初の目的地であるフィンランドの首都ヘルシンキに向かいます。

成田空港へ
いよいよ出発

今日の東京は雲は多いものの、いい天気。
自宅前のこの空が、北欧にまでつながっていると思うと、なんだかちょっと不思議な気がする。



感傷にひたっている間もなく…
日暮里駅は大混雑。駅の改良工事で通路やホームが狭くなっているところに、と成田空港に向かう旅行客と通勤する人たちでごった返していた。危うく乗りそびれそうに…
今日は車内も混雑している。今日も海外に向かう人たちが多そうだ。

定刻通り、成田空港駅に到着。



出国手続き
ひとつひとつの動作が…
実は不安だったりする。
つい最近新しくなった第一ターミナルは、とてもきれいで機能的にできている…というが、きれいなのはわかっても、どう動いていいのか、経験があまりないので、旅行会社から航空券をもらうことや、手荷物を航空会社のカウンターに預ける…といった簡単なことまで、いちいち軽い不安を覚えてしまう。



コペンハーゲン行きに遅れは出てない模様。コペンハーゲンからヘルシンキ行きに乗り継ぐので、ここで遅れが出てしまうと、ちょっとやっかいなことになると思ったので、ちょっと安心。

諸手続を終えて、いよいよ出国審査へ。
この"審査"という言葉も、軽く不安にさせる。別にこの審査に通らないということはないんだろうけど、日常生活でこんな言葉を使うことはないので、なんとなく…



日本であって日本じゃない…
出国審査を終えて、セキュリティゲートを通過してしまったら、もうここは事実上日本ではない。第一ターミナルを使って外国に行くときにしかこられない…という意味で、もはや"外国"みたいな感じがする。
「narita nakamise」という免税品店の商店街では、いろいろなものを売っているが、出発時間が気になって、あんまり落ち着いてみてられない。
動く歩道?を乗り継いで、今日乗る飛行機と対面。エアバスA340-300。ジェットエンジンのオレンジ色がよく目立つ。
早めに搭乗口に着いたのに、なかなかゲートが開かない。もともとの出発時刻近くになってようやく



いよいよ搭乗

搭乗口に置かれた新聞紙が全部「外国語」というだけで、軽くびびる。もう引き返すことはできない…引き返さないけど。

機内
こんなキャラクターがお出迎え


ようこそ
座席につくと、目の前には液晶テレビ。映画とかゲームとかできるみたい。

それにしても、一番最初の画面が、このキャラクターというのは、どういうことなんだろう? 間違いなく日本では考えられない選択肢である。

これから約11時間ほど過ごすことになる。
成田空港を離陸。窓の外からは銚子の犬吠埼が見える。
すぐに、ジュースとスナック菓子が配られる。この菓子が、プレッツェルってところが国内線じゃないなぁ…と実感。




機内食
出発してからちょうど2時間くらいしてから食事の時間。
前方のエコノミーエクストラ席で余ったということで、牛肉と鶏肉が選べるという。僕は牛肉、おじゃこは鶏肉。これ以降、お米はしばらく食べられなくなる。



液晶モニター

座席の前の液晶モニターは、画面そのものをタッチしたり、ゲーム機のコントローラーのようなリモコン?で、操作ができるようになっている。

目的地に着くまでの時間つぶしにはもってこいで、定番の映画はもちろん、操縦席からの風景とか、地面の様子、飛行中の航路、ゲームなんかもできる。

ただ操作性にはちょっとしたクセがあったり、映画は一部日本語対応しているのに、この液晶モニターは、すべてが英語で書かれているので、操作性には難がある。

前の席に座っていたおじさんは、その前の座席の背もたれが動いてしまうほど、グイグイ画面を押していた。



おやつと軽食
10時間も飛行機に乗っているというのは、なかなかつらいものがあるが、黙って座っているだけで、いろいろ食べ物や飲み物を持ってきてくれるというのは、ありがたいもの。

フライトアテンダントさんが持ってきてくれたのが、トナカイ肉のサンドイッチ。北欧に行ったら是非食べてみようと思っていたものが早速食べられるとは…

味はハムというかベーコンというか、これといってものすごく特別なものではなかった…



コペンハーゲン

ヘルシンキ
到着、そして乗り継ぎ…

たいていの場合、飛行機に乗りさえすれば、ちゃんと目的地には着くわけで、定刻より早めにコペンハーゲンに到着。日本時間では23時を過ぎたくらいか。コペンハーゲンは、午後4時を回ったところ。

とりあえず案内板には、日本語の文字があってちょっと安心…あれ?

日本語はいいのだけれど、なぜか中国語表記が手書き風…というか手書き。日本語はしっかりとした明朝体なのに…中国語のフォントが手に入らなかったのだろうか?
案内の看板に従って歩く。かなりを歩く。日本だったら、動く歩道があるほどの距離だろうが、そういったものはなくて、ひたすら歩く。
でも、床が木だったり、時計やベンチなどが、日本と違ったデザインになってて、見ていて飽きることはない。
けれど、この時の最大の関心事は、ちゃんと次の飛行機に乗り継げるかどうかということだけだった。



無事乗り継いで…
入国審査も無事済んで、続いてヘルシンキ行きの飛行機に乗る。
さすがにもう日本人はほとんどいないみたいだ。
乗ってしばらくしたら、また軽食が。ちょっと前に食べたばかりだけれど…



ヘルシンキ到着!
日本を出発してから、14時間が過ぎている。日本時間では午前2時を回ったところ。
ヘルシンキの現地時間は、20時10分だった。

不安は次々と出てくるもので、コペンハーゲンで、スーツケースはスーツケースだけできちんと乗り継げているかどうかが気になっていた。荷物の出てくるベルトコンベアに、自分たちの荷物が出てきたときには、ちょっとほっとした。

コペンハーゲンで入国審査は終わっているので、国内線同様の気軽さで、空港の出口へ…

すてきな出会いが繰り広げられている脇を通り抜け…

空港の外には、ヘルシンキ中央駅前行きのリムジンバスが止まっていた。

念のため出発前に成田で10,000円分をユーロに換えていたが、クレジットカードが使えるらしかったので、カードで支払う。サインもする。



ヘルシンキ市内へ…
約30分ほどで、ヘルシンキ中央駅へ。
駅のすぐ隣が、バス降り場になっている。そこから歩いて数分くらいのところに、これから3泊するホテルがある。見事な石畳の道路が、スーツケースを持つ僕らの行く手を阻む。
ホテルはすぐに見つかり、初日の全行程を終えた。


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取材 2006/8/21
作成 2006/9/2〜