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旅行

北欧日記


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帰国へ
出国 ヘルシンキ
(1・
ヘルシンキ オスロ フィヨルド ベルゲン
コペンハ-ゲン
コペン
ハーゲン
帰国

 2日目-1/8月22日(火曜日)晴れ

 これからまるまる2日間、ヘルシンキに滞在します。

朝食
朝食はいわゆる”バイキング”
もともと、朝はパン食なので、こうしたホテルの朝食は、日常生活と大差ないばかりでなく、いろいろ選べるので、とても楽しい。
今朝、座った席は、暖炉がすぐ横にあって、とてもよい雰囲気。あとから考えると、暖炉に火をつけるほど寒かったわけでは決してないのだけれど、違和感はなかった。



街へ繰り出す
繰り出してみたものの…

時刻は午前9時15分。朝食を終えて、街に出てみる。まずは、ヘルシンキの目抜き通りであるエスプラナーディ通りに向かう。東京で言えば、銀座みたいな感じのところか?
写真は、ほぼ1分ごとに撮っているが、あまり人通りがないことがわかる。時間帯を考えれば、通勤する人たちの姿をもっと見かけてもいいような気もするのだけれど…



ヘルシンキ大聖堂

 お店はどこもやってないので、まずはヘルシンキのランドマークにもなっている、ヘルシンキ大聖堂にやってきた。この写真ではちょっとわかりにくいけれど、建物自体は階段を上がったずいぶんと高い位置にあって、建物自体の高さと相まって、非常によく目立つ。階段を上がって振り返って見ると、右の写真のような感じで、元老院広場が一望できる。時刻はもう少しで10時になろうというところだが、大型の観光バスがひっきりなしにやってきていた。
大聖堂の中は自由に入れる。想像通りの大空間が広がって、2階?部分にはこれまた巨大なパイプオルガン。どんな音色が響き渡るんだろう?



キセレフバザール
元老院広場の目の前にあるショッピングモールに行ってみる。小さなテナントがいくつも並んで、雑貨、骨董品、おみやげなんかが所狭しと並んでいる。
フィンランドはすぐ隣がロシア…というせいか、やたらとマトリョーシカを見かける。おっ…と思ったのが、世界の指導者たちのマトリョーシカ。ロシア プーチン大統領、アメリカ ブッシュ大統領、フィンランド ハロネン大統領(女性なんですね)、イタリア ベルルスコーニ首相が並ぶ。さすがに小泉さんはいない。



ふたたびエスプラナーディ通り
朝通ってきたところにまた戻って、いくつかの雑貨屋やフィンランドの定番のお店などを見て回る。
イッタラ(iittala)は、フィンランドを代表する老舗ガラスメーカー(ブランド)…というのは、つい最近知った。一度こういうことを知ると、フィンランドをはじめ北欧のあちこちでイッタラ製のガラス製品の存在に気づく。ムーミンのマグカップは、アラビア(ARABIA)という、これまたフィンランドを代表する陶器メーカーで作られているらしい。



カンプギャラリー
この通りばかりでなく、ヘルシンキの通りに面した建物は、どれも重厚感があって、趣のあるものばかり。逆に言うと、個性的な面はほとんどないような気がする。もちろんじっくり見ればそれぞれの違いがあるのだろうけど、ぱっと見は「古い」という感じでしかない。もっとも日本では決してみられない風景なので、どれも被写体にしたくなる建物ばかりなのだけれど。

このカンプギャラリーというところは、表から見ると複数の建物が立ち並んでいるだけなのだが、後ろが中は一体化されていて、お店の間を行き来できるようになっている。建物の中はものすごく近代的なのだ。ホテルやさまざまなお店があって、ムーミンショップもここにある。

エスカレーターのところにあった広告は、"ウォークマン携帯"だった。



いったん戻る
 ここまでにいろいろ買い物してしまったのでいったんホテルに戻って、出直すことにした。時刻は昼の12時を回ったあたりで、街の雰囲気はだいぶにぎやかになっている。
どこをみても、建物にはいろいろな意匠が施されていて、どこにカメラを向けたらいいか迷ってしまう。誰だかよくわからない、この人物?は、頭の上にベランダを乗せてつらそうにしている。




バスが長っ!
宿泊しているホテルの近くにバスターミナルがあるので、路線バスが行き来している。ヘルシンキ市内を走る、この路線バスの長さにびっくり。手前の車と比べると、その長さがわかる。日本ではあり得ない長さじゃないだろうか?これだけの大きさがありながら、ものすごい混雑しているかというとそうでもないのが不思議。



再び外出…

 どうやら雨が降っていたみたいで、地面がぬれていた。でも、幸い、雨はやんでた。

 写真にも写っているが、街を歩くと「ALE」の文字があちこちに見える。英語でいうところの「SALE」ということで、ガイド本によれば、8月はセールの多い月らしい。



自転車
 ヘルシンキ市内の大きな通りには必ずと言っていいほど、自転車専用道があるのはすごい。石畳の道よりも歩きやすいので、つい自転車道を歩いてしまって、ベルを鳴らされてしまうこともあった。



マーケット市場(カウッパトリ)へ

 港に面した広場に、所狭しとテントが並び、野菜や果物、海産物、おみやげ、木工品など、さまざまな商品が売られている。
 SUOMI と書かれたTシャツ SUOMIとはフィンランド語で「フィンランド」を指す言葉。日本で言うところの「ニッポン」なものか。さすがに日本では、ニッポンと書かれたTシャツを着てる人はいないだろう…。
 木製の携帯電話 もちろんおもちゃなんだけれど、さすが世界最大級の携帯電話会社NOKIAを擁する国だけあって…ということか?



かもめと船

市場からは港、かもめ、船などがよく見える。

映画「かもめ食堂」では、ヘルシンキのかもめは太っていると紹介されたが、実際に太っているかもめが多かった。

写真は、そんなかもめと、スウェーデン/コペンハーゲン行きの大型客船。



お昼はなぜか…
 ベルギーワッフル♪…なぜか。
 大3ユーロ、小2ユーロ、目の前で絞ってくれるジュースは1.7ユーロ。本当は、フィンランドらしい何かを食べたかったのだけれど、市場にはそれらしき食べ物が見つからなかったので、やむなく…でも、とてもおいしかった。


トラムに乗って
ほんのちょっと足をのばして…
 とりあえず空腹を満たしたので、トラムに乗って、少し先のお店に行ってみることにする。二両がひとつの台車でつながった連接車で、かなり長いが幅は狭い。細い路地も走るためかもしれない。



なぜか…

目的地最寄りの停留所に降り立つと、停留所のゴミ箱は、なぜかバナナの皮でいっぱいだった。

 あとで知ることになるのだが、北欧の人はやたらとバナナを食べている。やたらと…というのは、街中で人目をはばからず…という意味。自転車に乗りながら、街角に佇みながら…



アンティークショップ Nasta

市の中心部から少し離れたところにあるアンティークショップを探す。日本で見た本に載っていたお店だが、ざっくりとした地図しかなかったので、なかなか見つけ出すことはできなかった。

仕方がなく、美容室のお姉さんに場所を聞いてみるものの、知らないという。
諦めかけたところで、ようやくお店を発見。最初にあるいた道が、1ブロックずれていたようだった。

お店に入ると、賢そうな犬が出迎えてくれた。最初は僕らに興味を持って、においをかいでいたが、すぐに面倒くさそうに自分の定位置らしいいすの下に寝てしまった。

 店の中は、さまざまな商品が山積みされていて、おじゃこはかなり目移りしていそうだった。



再びトラムで…

「ハカニエミマーケットホール」というところへ行く。トラムで10分もかからない場所だが、なんだかだいぶ遠くまで来た気分。

最初どこで降りたらいいかわからずにいたが、目的の「ハカニエミ・カウパットリ」の建物が見えたので、無事降りることができた。

マーケットホールは、東京駅みたいな煉瓦造りの古い建物の中に、1階は食料品、2階は雑貨を扱うお店が並ぶ。
フィンランドの公式サイトにも書かれているが、ここまでくると、かなり地元度が高くなり、確かに観光客の姿は少なくなる。1階のお肉屋さんのショーケースには、北欧らしくトナカイ肉なんかもあった。2階にあがると、これまた雑貨やおみやげ物のお店が並ぶ。
 またSUOMIと書かれた…今度はジャージだ。
市場をひととおり見て回って、いったんホテルに帰ることにする。時刻は15時21分。

来たときの停留所にふたたび戻る。
ちょうどそのとき、たまたまやってきた、ヘルシンキ中央駅方面行きのトラムに駆け込む。

この停留所の周囲は、広場になっていて、それを取り囲むようにちょっと変わったビルがいくつも立ち並んでいた。いずれも、日本ではまず見られないデザインだ。


 1日目    2日目-2 


取材 2006/8/22
作成 2006/9/2〜