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2日目(1)(2005年7月16日)
七合目から山頂を目指す。そして頂上へ…。
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ご来光…だよね? |
風は相変わらず吹いている。
寝たんだか寝てないんだかよくわからないまま、朝を迎え、とにかくご来光を見なきゃと外に出る。

拝んでる人はいなかった… |
4時半くらいが日の出らしかったが、あいにく地平線?水平線?部分に雲が立ちこめ、実際に太陽が見えたのは、ずいぶんあとになってからだった。
それでも、標高3000mから見るご来光は素晴らしかった。寒かったけど。 |
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昨日の夕食と比べると、ちょっと質素感は否めないけど、それでもご飯はおかわり自由。
夕食時は30〜40人くらいはいたような気がするけど、今朝同じ時間で食事をしたのは、わすかに数人程度。多くの人たちが、ご来光前に出発したようだ。
特に何時までに登らなければならないということはないものの、早めに出発するに越したことはないので、早々に出発の準備をする。
外の気温は、17度。風は冷たいが、陽が出ているので思ったより寒くない。そうなると、服装が難しいが、とりあえず、登ってみて途中で気になるようだったら変えればいいという感じだった。 |
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ここが約標高3000mというのだから、残りは776m程度ということになる。天気もいいし、無理をしなければ、きっとうまくいく…という信念を胸に、七合目を出発。
出発してからすぐに、 前回の登山で見たのと同じような光景を見かけた。前回と同じ場所かなと思ったら、前回見たのは六合目付近だったようだから、また別だったみたい。お墓はいくつもあるのかな?
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すっかりいい天気。
最初に着ていた上着をしまう。ふたたびリュックが重くなる。こまめに休みながら、少しずつ登っていく。
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本七合目に到着!
メニューを見てびっくりした。上に登れば登るほど値段が上がっていくモノとばかり思っていたら、なんと、さっき買った大陽館より安くなっているではないか。まだ必要ないのに、早く買っておいた方がトクだという思いはもろくも打ち砕かれた…って大げさだけど。
気温は13度。どんどん歩いていく分には、全く寒くない。
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10分ほど休んで、本七合目を出発。
登山道の脇に寝ている人を見かける。ご来光を見てから寝ているのか、それとも高山病で休んでいるのかよくわからなかった。
しばらく行くと、ふたたびエノキのようなものが…近づいてみたら、やはり鈴が鈴なりになったものだったが、その横には、遭難者慰霊碑があった。
通り過ぎる前に手を合わせた。
風景に変化はない。ジグザグと、ただ登って行くのみ…強いて言えば、山肌の火山岩の色や質が微妙に違っていて、じっくり見るとなかなか興味深い。
でも、あんまり余裕がないので、やっぱりひたすら登っていく。 |
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八合目(江戸屋)到着。
八合目というと、だいぶやってきた感じがする。でもまだ八合目。だいぶ疲労の色が濃くなる。
八合目の山小屋江戸屋は、これまでの山小屋と違って山肌にへばりつくような感じに立っていて、山小屋の前のわずかの幅の通路が、そのまま登山道になっている。 |
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八合目出発。
ちょっとするとすぐにその上の山小屋が見えたので、疲れた身体を騙し騙し、進ませる気力の元にはなった。
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本八合目(江戸屋)到着。
河口湖口からの登山者と合流して、ずいぶんと賑やかになっている。
また、須走登山道では基本的に山小屋は1軒ずつしかないのだが、ここはほぼ隣接して2軒もある。
ご来光という一大イベントが終わっているので、人は多いものの全体的にせわしさみたいなものはない。
石碑によるとここからが浅間大社の境内とのこと。ずいぶん巨大な境内だ。
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五尺というのは0.5ってことなんだろう。
その名も御来光館。
頂上らしきものがずっと見えてるのだけど、全然近づいた感じがしない。それだけ富士山がでかいってことなんだろうけど、気分が萎える。
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雪が残るところもある |

遠くに三日月状の山中湖が見える |
少しずつ登るたびに振り返っては、自分が歩いてきた道のりを眺めると、気分がいい。
雲の隙間から、なにやら大きな湖が見えた。方角から行って、山中湖だった。当たり前だけど、地図と同じ形をしている。まるで衛星写真でも見ているような感覚。
手前に目を遣ると、黒い山肌に白いものが見えた。雪のようだ。登っているうちは暑いが、実は結構、気温は低くなっているのかもしれない。 |
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富士山にはいたるところに鳥居がある |
ガイドブックによれば、九合目が最後のポイントとして書かれているが、どこが九合目なのかは書いてない。
おそらく、突如として立っているこの鳥居が怪しい。おそらくはここが九合目なのだろう…。
なぜかどこにもそれらしきことは書かれていない。
鳥居をよく見ると、ひび割れたところに小銭がたくさん詰まっていた。これってお賽銭の意味なのかな。お賽銭箱などは当然ないので、こうするしかないのだろうけど神様としては、どうなんだろう? 無理矢理掴まされてる気分じゃないかなと勝手に思ってみたり…。
鳥居をくぐると、本当にあと少し感じになった。
一番上に大きな鳥居が見える。そこまでの登山道がはっきりと見えるから、ラストスパートという感じだ。
登山道の幅が若干狭くなり、岩場のゴツゴツした感じのところが続く。 |
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富士山にはいたるところに鳥居がある |
そして…
ついに、須走口山頂に到着。4時間近く掛かってしまった。まぁ急がないできたのだから、それでもいいのだけどね。
感無量だ…。ただ急に寒くなった感じもした。
ふと、この鳥居の裏を見てみると、電通が奉納したと書かれている。

石垣に寄りかかっていた観光客が、山小屋のおやじに怒鳴られていた。危ないから下りろ!というのだ。確かにかなりの急斜面で万が一、登山道に石垣の石が崩れ落ちたら、登山者はひとたまりもない。 |