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旅行記録

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富士登山2005


序章

1日目

2日目(1)

2日目(2)

2日目(3)
準備 出発〜登山 登山〜山頂 山頂一周 下山…


 序章 

 6年ぶりに富士山を目指すことになり…




前回登頂時の富士山
 富士登山のガイドブックを見ると、富士登山を形容して「富士山に登らないバカ、二度登るバカ」という文句をよく引用されている。誰がいつから使い始めたのかよくわからないけど、とにかく1度は登っておけよ…という意味だ。古くからの言い伝えによれば、二度は登らなくてもいいみたい。

 なのに、いつの頃からか、また富士山に登ろうという気運が高まった。つまり僕は2度目の「バカ」になってしまうわけだ。


登山道を誤る(前回)
 前回(1999年)は、山頂からのご来光目指して夜中中歩き続け、ほとんど一気に頂上まで登り詰めるという無謀なチャレンジが「大成功」してしまったので、今回の挑戦に参考にならない部分も多い。
 そういうわけで、今回はどのような感じで登ればいいのか悩んだ。完全な初心者であるおじゃこを連れて行くため、当然それなりのゆとりを持たねばならない。

 まずは登山ルートで悩む。
 代表的な登山道に、御殿場口、須走口、富士宮口、河口湖口の4つがある。
 前回登ったルートは須走口。下山道に砂走りがあることから、楽に降りられるのではないかということと、他の登山道に比べて比較的空いているからというのが、その選択理由だった。少なくとも前回は、その選択は正しかったように思う。
 で、今回。一度は距離の短い富士宮口にしようと思って、昨年は6合目まで歩いたものの、須走口のメリットは捨てがたく、さらに今回は日中に登るために、5合目付近からしばらく続く樹林帯などの見どころもあることから、同じく須走口にすることにした。

 そして、登る時期。学校の夏休み期間は登山の季節としてはいいけど、混雑しているのではないかと危惧したので、7月のどこかで…と考えた結果、海の日を使った三連休付近で登ることにした。15日(金曜日)から16日(土曜日)にかけて登って、17日(日曜日)、18日(月曜日/海の日)を休息に当てられれば、仕事にも支障を来さないのではないかという計算だ。

 さらに登る時間。前回のような夜行は論外として、山小屋を利用することにはしていたが、ご来光をどこで見るかという点で悩む。おじゃこは、せっかくだから山頂で見たいということではあったが、山頂で見るためには、相当早めに山小屋を出発する必要があって、体力が持つかどうか心配だった。

 また山小屋の選択も悩んだ。須走口で比較的評判の良かった、大陽館を選択。大陽館は七合目なので、2日目に山頂までの距離が少々長いこともあって、最終的には、ご来光は山小屋で見ることとし、そのごゆっくり山頂を目指す行程とした。
6月11日

さすが専門店
 準備は一ヶ月くらい前から始めた。
 何より一番大事なのは、登山靴。最近ではトレッキングシューズって言うみたい。僕のは以前登ったときのものをそのまま使うつもりだったがおじゃこは当然持ってない。最初、安いから…と「AB○マート」に行ってみたが、あまり適当なのが見つからなかったので、スポーツオーソリティーに行ってみる。
 適切な靴が選べるかどうかで、富士山登頂の正否が決まると言っても過言ではないほど、重要だと思う。さすが専門店だけあって、詳しいスタッフの人が、サイズを測って、おじゃこに合った登山靴を選んでくれた。さらに登山に必要な用具を買いそろえる。
 ・ スパッツ
 ・ 雨具
 ・ 携帯酸素

6月18日
 そろそろ山小屋も予約した方が良かろうということで、6月18日に電話で予約。
 あとは、買った登山靴を履き馴らして、本番に備える。毎週のように登山靴を履いて、都内を歩き回る。

行程決定
 漠然と行程は決まっていたものの、あらためて図に起こしてみると、その全貌がはっきりしてくる。実際この予定とは、はるかに遅れてしまうのだけれど、目安がわかるのとわからないのとでは、登っているときのモチベーションが全然違うので、ある程度頭に入れておいた方がいいと思う。



 直線距離にすると、わずか数kmに過ぎないけど…


装備について

 一般的な装備については、たくさんのサイトがありますので、ぜひそちらを参考にしてください。
 ここでは、実際に登った経験上、特筆しておきたい事柄について書いてあります。

 登山靴

 おそらく富士登山で一番大事かもしれない。他の持ち物は安物でもいいかもしれないけど、登山靴だけはしっかりとしたものを選びたい。できれば専門店に行って、自分の足のサイズを測ってもらって、それにあった靴を履くこと。そしてしばらくその靴を履き馴らして、富士登山に備えよう。

 ザック(リュック)

 何リットルのがいい…みたいなことを言われても、どれが何リットルあるのかよくわからない。どうせならば手持ちのリュックで行きたい。
 ただ小さすぎると、中の荷物を出し入れするときにちょっと大変かもしれない。かと言って、でかすぎるのもどうかと思うし、難しいところ。持ってなければ新たに買ったらいいし、持っていれば流用したっていい。

 服装(防寒具・雨具)

 今回は全体的に暖かかったので、あまり防寒具は必要なかった。
 しかしこれはたまたまのようで、実際には、相当寒い場合もある。また山頂で経験した強烈な風を受けると、体感気温は氷点下にもなるらしいので、真冬を過ごすような準備が必要。
 でも、麓では30度くらいの真夏だから、なかなか準備も大変。
 歩いていると暑いのに、休んでいると急速に寒くなることもある。基本的には秋の装いをイメージし、脱ぎ着できるような感じで、気温の変化に対応できるようにしておく感じかな。
  リュックの中の大部分の場所を占めるのが、防寒具と雨具だった。Tシャツの上に起毛の長袖とフリースを着たのが基本の姿。暑くなれば脱ぎ、寒くなれば着るという感じで。
 ズボンはできればジーンズでない方がいいらしい。雨が降ると重くなって動きにくくなるからだ。

 今回は雨が全く降らなかったが、雨具も必携。上下に分かれているやつ。できれば、汗を外に出すような高機能雨具がいいのだろうけど、これが意外と高いので、買うのは躊躇われるかもしれない。まぁ一生ものとして買ってもいいけどね。
 ちなみに、今回は、防寒用として雨具を利用。風除け用として着たのだ。これが予想以上に効果があったので、そうした利用法もあるんだなと思った。

スパッツ

 そもそもそんな名前だとは知らなかった。
 靴の中に砂や水が入らないようにするための装備。砂走りを歩く場合は必携と言ってもいいと思う。これがあるとないとでは、下山のペースが全然違ってくると思う。
 始めて使ったのだけど、まったく靴に砂が入らないのは、とても楽。こんな時にしか使わないような装備なので、買うのももったいないような気がするけど、下りるときの楽さを考えたら、買って損はない。

懐中電灯

 最初、夜行登山でなければ、別にいらないかな…なんて思っていたら、薄暗い山小屋の寝床の中では、なくてはならないものだと知った。とにかく明かりが少ないので、夜を過ごすことが確実ならば、持っていくべき。
 夜行登山じゃなければ、別にヘッドライトでなくてもいいけどね。

携帯酸素

 富士登山の友?。
 富士山登山ならではといった感のある携行グッズだけど、今回もあまり使う機会はなかった。高山病に注意してかなりゆっくりとしたペースで登ったことが功を奏したのかもしれない。高山病になった場合、携帯酸素が有効な人と、そうでない人もいるらしく、ほとんどお守りみたいなものかも。。そもそも高山病にならないようにしないといけないのだから、まぁ1本くらいあってもいいかな…程度。



 一般的には500mlペットボトル2本分といわれているが、だいたいその通りで良かったと思う。ただこの2本で1kgにもなるので、これ以上持っていくのも得策ではない。場合によっては1本だけにして、途中の山小屋で調達したって構わないと思う。まぁ1本500円という値段は高いけど、少しでも荷物を軽くすることは、身体への負担を減らし、登頂成功に近づける一因にもなるのだから、割り切ってもいいのかもしれない。

現金

 とにかく富士山でものを言うのは、現金だ。
 現金さえあれば何でもできる…というのは、大げさだが、逆に現金がなければ何にもできないのだ。トイレにも行けない。トイレは近年だいぶ整備されてきて綺麗になっているが、それもチップによる部分が大きいのだから、出さないわけにはいかない。焼印にしも200円ずつ掛かってしまうし、小銭が予想以上に早くなくなっていく。小銭でなくても紙幣でもいいから、少し余分に持っていってもいいと思う。富士山で現金を調達することは不可能なのだから。

携帯電話

 山頂はよく通じる。アンテナが立っているらしい。
 けど山の中腹付近は、通じるときと通じないときの差が激しい。電波が風に流されるのかどうかよくわからないけど、アンテナの強さを示す印が、三本になったり急に圏外になったりと、安定しなかった。
 画像を送るのもひと苦労だ。メール程度ならば、ある程度数を繰り返すと送ることができる。もちろん利用する携帯電話会社や、機種によっても状況は違うと思うけど…。
 山小屋では簡単な明かりとして、目覚まし時計として利用価値は高い。これは日常生活と同じか…。


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2005.7