旅行 |
13日(木曜日)夕方
上海の街には、あちこちに○○市場といった小さな屋台のような商店が並ぶ市場がある。日本でいえば、秋葉原のガード下で扱っている電子パーツ屋のような感じか? 花鳥市場というところにやってきた。おじゃこが花好きということもあってやってきたのだが、花は大通りに面した一部だけで、それ以外はほとんどが生き物だった。さまざまな鳥はもちろん、ハムスターなんかもいた。 この市場の主力商品は、金魚と虫。金魚はあり得ないくらい水槽に詰め込まれているし、虫もかなり小さな容器に詰められて売られている。ほとんど動かないからおもちゃ?と誤解してしまいそうになる。 まだ17時過ぎというのに、周囲は真っ暗。 山のように積まれていた黒い塊は、死んでしまった金魚かどうか確認することができなかったのは、よく見えなかったおかげだ。
どういうわけだか、マッサージの、“ジ”は、どうしても、“ヅ”になってしまうようだ。 理由がよくわからなかったのだが、おそらく、マッサージの“ッ”に影響されているのではないかと思えてきた。中国の人には、ツとシの区別が付かず、単語の先に出てきた“ッ”と同じ文字だと思われているのかも。
中国語のありがたいところは、漢字である程度の意味が読み取れるということ。他の国の言葉ではそうはいかない。 なんとなく意味のわかる看板のあるお店や展示。社会勉強という観点から入ってみるのも悪くはないが、さすがに入りにくい。
先述のように、中国語は、文字によっては漢字で書かれている内容をなんとなく読み取れる。店で見かけたこんな文字。 无痛穿耳洞 耳、痛い、穿つ、洞=穴?でピアス関係のことを言っているのかと思って、翻訳サービスを使って調べてみたら… 無痛で耳の穴を横切る となった。なるほど。
市内のあちこちにマクドナルドがある。 漢字ではこんな←ような牛蒡(ごぼう)みたいな文字を使う。店には入らなかったが、売っているものは日本と大して変わらないような感じだった。 日本でも100円で買える商品がいくつかあるが、こちら上海でも同じようなコンセプトの商品があった。6元=96円ということで、これまた日本とほぼ同じような値段。 中国にしては、若干高めの値段設定かもしれない。
豫園や外灘、東方明珠塔といった観光客が大勢集まる場所では、怪しいお土産や偽ブランド商品を売りつけようとする人たちが集まってくる。 さすがは中国といったところか。どういうわけだか、僕らが日本人だということはわかってしまうらしい。 「ヤスイヨ!」 「シャチョウサン!」 さかんに日本語で声を掛けてくる。 「ホンモノ、ソックリ!!」 なんて言ったら、偽物だってバレちゃうじゃないかと無用な心配をしてみる。
豫園商城で、2元ショップを発見。以前行ったフィンランドでは1ユーロショップというのがあったが、同じような発想は世界的にあるのだろうか?いや、日本の100円ショップに影響を受けたのだろうか? 2元というと、約30円ちょっとだから、日本の感覚からすると、かなり安い。 しかし売っている内容は、日本の100円ショップと、まったくと言っていいほど同じ。もっとも、日本の100円ショップで売っている商品の多くが中国製であることを考えると、別に不思議なことではないのかもしれない。 プラスチック製のケースだとか、洗濯ばさみだとか、手芸用品だとか、店作りの雰囲気も日本とまったく同じ。なかには、日本で売られるために作られたような日本語表記の商品もあった。 お店はかなりにぎわっているが、外国人観光客が多く訪れる豫園にあって、外国人らしき姿は全くなかった。なにもここでこういった日用品を買う人もいないか。
高級店ではたいてい書かれている商品の値札も、上海の地元市民や中国国内からの観光客が来るようなお店では、まず値札は存在しない。店員に対して、必ず値段を聞くことになる。 しかしそこで言われる金額は、やけに高い。 ここから価格交渉が始まる。 とりあえず店員から提示された金額の半額を電卓に打ち込んで見せる。そんな金額でなんか売れるわけがないと、店員が断る。 そんな値段だったら買わないでいいや…と、店を後にこの場を離れようとする。その瞬間、店員がちょっと待って…、電卓に多少値引きした金額を打ち込んでミラられる。まだ、希望価格である半額より高い。 「この店とは縁がなかったってことで」(もちろん日本語では通じないが)…と、ふたたびこの場を去ろうとすると、ふたたび店員が声を掛ける。結局、金額は最初に示した通りとなった。 このあたりでは価格交渉は当たり前の光景だ。その商品が適正な値段かどうかを見極める力が試される。気に入らなければ立ち去ればいいし、店がどうしても買ってほしければ、客が提示した金額を飲むだけだ。 ただ、この自分が決めた金額自体が、本当に適切なのかどうかはまったくわからない。そもそも適切とはなにかということを考えさせられる。 価格交渉は当たり前の光景。その商品が適正な値段かどうかを見極める力が試される。気に入らなければ立ち去ればいいし、店がどうしても買ってほしければ、客が提示した金額を飲むだけだ。 値切ったあとの店員は、敗北感があるせいか、皆一様に怒ったような表情をしていた。
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このキャラクター、れっきとしたホンモノでした!大変失礼しました。 サイトをご覧いただいている方からの指摘がありました。ありがとうございました! で、いろいろ調べてみると・・・ プレスリリースによれば、このキャラクターは“チャーミー・キティー”というキティが飼っているペットの子ネコなのだという。 さらにチャーミーが手にしている、小さなキャラクターは、ハムスターの“シュガー”。 キティー本人(?)も、ペットみたいな猫のくせに(?)、ペットを飼うという行為自体大変な驚きだが、ペットブームという時代の流れを敏感にとらえるサンリオにも感心。さらに感心したのは、それらキャラクターの詳細なプロフィールだった。これほどまでに細かな設定がキャラクタービジネスには欠かせないのだろう。 話が上海から大きくずれた。 いずれにしても、最初から偽物を扱っているのではないかと疑ってしまった自分を反省。 以下は、プレスリリースからの引用。
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