定点観察 二番搾り

8月2002年9月10月
「定点観察」にもどる

2002年9月

234 鳩時計
09/30 (月)

ame.gif 仕事中に突然、鳩時計の音がした。どうやら携帯電話の着信音らしいのだけれど、久しぶりに聞く音だった。でも、久しぶりによく聞くと「鳩時計」なのに、鳩の鳴き声じゃない。「カッコー」って聞こえないか?ということで、職場内で話題になった。そう、鳩というよりカッコウに聞こえるじゃないかと思えたのだ。で、調べた結果、なんと、予想通り、ドイツのカッコウ時計が鳩時計の由来だったのだ。カッコウは、漢字で「閑古鳥」と書くらしいのだけれど、その「カッコウ時計」が、ドイツから輸入された際、閑古鳥があまりイメージがよろしくないと言うことで「鳩」に変えられてしまったという。で、鳴き声だけは、いまでも、カッコーに近いのかもしれない。鳴き声まで、鳩に似せなくてよかった。「クルックー」じゃ、時を刻むっかんじが全然しないもの。(2002.9.30)

233 犬語翻訳機
09/27 (金)

kumori.gif 今朝の新聞から。犬語翻訳機なる商品が発売されるという一面広告を見た。最初、冗談かなにかかと思ったら、本当らしい。犬の首にマイクをぶら下げて犬の鳴き声をとらえ、コードレスの受信機に鳴き声を分析した結果を液晶表示するという。また、犬のしぐさを入力してそれが何を意味しているのかを分析したり、その日の分析結果を集計した結果からどんな感情を持っているかなどを知ることができるらしい。◆楽しいと言えば楽しいのだけれど、ゲームとしてではなくて、生き物としての犬に対してこういった機械を使うことに軽い抵抗を感じた。そして、この翻訳機が示した言葉や感情は、あくまで推測であって完全なものではない。もしこの翻訳機を使った子供たちがいるとすれば、どこまでそのことを理解できるのだろうか?当たり前だけど、本来は、このような翻訳機がなくても、犬の気持ちを理解しようと努力して、その結果、言葉を交わさずともお互いの気持ちを理解できたはず。そういう努力する気持ちを失わせないかな?小さな液晶に表示される言葉だけを信じてしまったら・・・◆この翻訳機を使った子供たちが、さらに犬の気持ちを知りたいと思うようになり、翻訳機を通すこと自体を面倒に感じるようになればいいのだけれど。(2002.9.27)

232 定期券
09/26 (木)

hare.gif あと2週間で定期券の有効期間が切れる。ご存じの通り、鉄道用の定期券には、通常1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の3種類のタイプが出ているが、6ヶ月のものになると、それはかなりの金額になる。しかし、ごく一部を除いて、現金払いしか認められていない。これって考えてみたら、かなり危険なことなんじゃないか?定期券売り場は比較的多くの目に触れるところだから、防犯上の心配は少ないのかもしれないけれど、数万円から十数万円の現金が間違いなく動く場所なのだ。せめてクレジットカードでの支払いを認めてもらうことはできないものだろうか?◆そんなことを思っていたら、関西の阪急電鉄では新しい動きがあるのを聞いた。阪急電鉄では新たにICカードを導入して、1カ月ごとの利用実績に応じて金融機関の口座から料金を引き落とす後払いサービスを始めると発表した。しかも、定期券並みの利用があれば引き落としの時に定期券相当に割引くという。画期的な仕組みに驚いた。もっと鉄道に親しんでもらうために、こうした積極的な施策を考えないと。(2002.9.26)

231 気分転換しようとしたら。
09/25 (水)

hare.gif ずっと席に座って仕事を続けていて、ひと段落したときには、階段の踊り場まで行って外を眺めてみる。モニタばかり見ていると目がくたびれるから、遠くの景色を見るのはいいらしい。マンションとビルの間に隅田川が見える。手前には首都高速の車の流れ・・・って、あまり流れていないけれど、無数の車が次から次へとやってくる。◆それにしても、これらの車を動かしているガソリンって、よく、地球上に存在するものだなぁ・・・と改めて感心してしまった。当たり前だけど、ここだけじゃなくて、地球上のあらゆる地域で、こうして、どんどんガソリン・・・石油が使われているわけだ。何度も石油の枯渇が叫ばれたのもわかるような気がする。◆それでもなんとか石油はもうしばらくは持つらしいとはいうものの、なんだか不安に襲われる。気分転換で外を眺めたのに、どこか気分が重くなって席に戻ってきてしまった。(2002.9.25)

230 カルチャーショック
09/24 (火)

hare.gif 来月より耳の不自由な方が部署に配属になるということになり、簡単な手話を習った。その中で、「ろう文化」という言葉を初めて聞いた。世界中にその土地の文化があるように、ろうにも文化があり、健常者にももちろん文化というものがある。その文化をお互いが尊重することが大事だと。相手に向かって人差し指を差すということは、ろうの世界では相手を特定する意味で、むしろ普通のことであるとか、机をたたいたり相手の肩をたたくというのも、同様によくあることなんていうのも、言われてみれば、「そうか」と思わせることばかりだった。そしてもっとも、興味深かったのが、表情の大切さということ。表情は手話でやりとりする上で重要な意味を持つという。今まで、手話で会話をする人を間近できちんと見たこともなかったのでわからなかったし、手話を見る機会って「NHK手話ニュース」くらいしかなかったので、表情が大事ということがわかりづらかった。今日講師をされた方の表情の豊かさに、軽いショックを受けた。まさにこれがカルチャーショックだったのかもしれない。で、手話はまだまだ覚えられていないけれど、少しずつ理解できたらいいなと思う。(2002.9.25)

229 やるべきこと
09/20 (金)

hare.gif あとでやろうと思っていても、だいたいは、締切ぎりぎりになってしまう。場合によっては、すっかり忘れてしまうことも多い。優先順位の付け方というのも大事だとは、以前受けたセミナーでも言っていたけれど、思い出したら、そのままにしないで、その場で処理するなり、メモするなりして、何らかの道筋をつけなきゃいけない。わかっちゃいるけれど、やっぱりできないのだ。ということで、いつでもメモできるように、必ずボールペンとメモ用紙を持つようにした。定期券と社員証を入れるケースを常日頃持ち歩いているので、これに小さなメモ用紙とボールペンを差す場所を作った。◆もちろん、ここのネタだって、重要なやるべきことなのだ。メモのおかけでネタを忘れることはなかったけれど、今度は20日の時点で更新することを忘れてしまった・・・忘れずにいることは、難しい。(2002.9.20)

228 もっと冷静に
09/19 (木)

hare.gif 画期的ともいえる拉致事件を認めた会談から数日が経ち、徐々にではあるが真相が明らかになってきた。その中で、外務省が亡くなった日を隠していたり、亡くなったのが同日という方や亡くなった年齢が若いなどの不可解さで、謎は深まる一方だ。しかし、事態は、何か良からぬ方向に向かってしまっているような気がする。日本国内で朝鮮系の方々に対する嫌がらせが相次いでいるのだ。それって、あまりに短絡的すぎないか?朝鮮系の方々に嫌がらせをしてなんになるのだろう?彼らが何をしたというのか? こういうとき日本人の心の狭さや汚さが見え隠れしているようでつらい。北朝鮮は早く真相を明らかにして、嫌がらせをしている人たちももっと落ち着いて冷静な目で動向を見守って欲しい。過去の事件が実際に存在した以上、これを避けることは絶対にできないのだから。今、曖昧にしてしまったら、将来、本当に大きな禍根を残すことになるのだから、つらくても事実を受け止めたい。(2002.9.19)

227 今日の雑感
09/18 (水)

hare.gif どういうわけか”器用貧乏”という言葉を思い浮かべた。辞典によれば、「なまじ器用なために一事に徹することができず、結局、大成しないこと」とある。はぁ確かに身近でもなまじ器用な人は、確かに大成していないような気がする。何をもって大成するというのかはよくわからないけど。ちなみに僕は器用さを装ってはいるわけではないけれど、器用だと誤解されることが多い。だからと言って大成しそうにないな。◆そういえば、ここんところめっきり涼しくなった。朝などは肌寒い感じすらする。大騒ぎしていたセミたちも、9月12日を最後に聞こえなくなってしまった。◆最近、少々忙しいけれど、大きな事件もなく平穏?な日々が続いている。(2002.9.18)

226 当事者と部外者
09/17 (火)

ame.gif 正直意外な結果だった。確かに何らかの確証があったのだろうけれど、11人全員の拉致を認めた上で謝罪するということに単純に驚いた。今までの北朝鮮では考えられない結果となった。そのこと自体にびっくりしたので、ニュースを聞いたときには、これで国交正常化によいきっかけとなって、何か良い展開が見えてくるのではないかと単純に思った。「8人死亡、4人生存」という事実を知った瞬間でさえ、そう思った。◆自宅に帰ってからテレビを見た。その拉致された家族たちの悲痛な叫び声を聞いてはっとさせられた。何の罪もなく突然拉致された上、どういう理由か分からないまま、異国の地で命を落としてしまったという事実。当事者と部外者とでは、ここまで印象が変わってしまうものなのか。拉致された日本人の家族たちは、国交正常化再開方針の撤回を求めているというが、対話を閉ざしてしまうのではなく、言ってみれば「プライドを捨てた」北朝鮮の態度は評価しつつ、引き続き、事件の全貌をはっきりさせて欲しい。ここで禍根を残すと、将来、双方に悪い影響を及ぼすのだから。当然、第二次大戦の補償についても同じことは言えるけれど。(2002.9.17)

225 げんなり
09/13 (金)

kumori.gif 今週9月11日ニューヨークのテロから1年が経った。追悼する番組がアメリカでも放送されたようだが、日本でも、消防士を追ったドキュメンタリー特集番組「0911カメラはビルの中にいた」が放送された。旅客機の突入直後からワールドトレードセンターの崩壊の直前まで、ビルの中にカメラが回っていたのだが、あまりに衝撃的な映像のために、これまで放映されなかったという。確かに、消防士の勇敢な姿や現場の混乱、被害規模の大きさに呆然としてしまう様子が、ありのままに映し出されていた。圧巻だったのは、ビルから飛び降りる人々が、地面にたたきつける音の大きさ。そのたびに消防士たち全員が、ひとつの命を失ったその方向を振り返る姿が、あまりに印象的だった。◆そんななか、気になったのは、この番組の構成。ぼくはビデオに録画してみたのだが、番組の終わりに「後半は、この番組のあとの、『今日の出来事』で詳しくお伝えします」とのテロップが! 内容を薄めて、複数の番組の視聴率を上げようとする魂胆が見え見えで、げんなりした。実際これが功を奏したのかわからないが、特集番組は30%の視聴率があったとのこと。「今日の出来事」の視聴率はわからないけど、まぁよかったんだろうね。当然、その番組はビデオに録画はされていない。(2002.9.13)

224 あう人、あわない人
09/12 (木)

hare.gif たわいのない話をするにはいいけど、仕事がからんだ話になると、どうもうまく話が進まない(進めにくい)というような相手は、どんな仕事をしていてもいるし、また逆に、仕事では息がぴったりでも、仕事以外では付き合いにくいの人もいる。これはどういった理由によるものなのだろう?もちろん、相手の人格や性格は申し分ないことは言うまでもないのに・・・である。◆仕事という環境は、当然ながら合理性が求められる。のんびりしていられるわけでもなく、お金に余裕があるわけでもない。そういった限られた中で、今の仕事の目的を達成しようとする方法や手段、その手段を選択するに至ったプロセスなどが似ている人とは、仕事がしやすいと感じる? 仕事がからまなければ、当然そういった制約はなくなるわけで、このあたりに、何佳品とがありそうな気がする。◆この話、誰か特定の人を指しているわけじゃないので、あしからず。(2002.9.12)

223 ジャイアンとのび太
09/11 (水)

hare.gif もうすぐ、この世のこととは思えない事件から1年が経った。触れないわけにはいかないだろう。朝日新聞のコラムで、「同盟とは、どちらが攻撃を受けても自分に対する攻撃と見なして敵に対してともに戦うということなのに、アメリカの同盟国は、そもそもアメリカが直接攻撃を受ける事態は想定していなかった」とある。確かに、まったくの想定外のことが起こったわけで、それだけでも世界中に与えたショックは大きい。◆例えてみれば、ジャイアンが直接攻撃を受けてしまったようなものだ。スネ夫やのび太は当然ジャイアンが攻撃されるなんて思っていない状態。◆アメリカは、テロ以降、テロ撲滅という名のもとになりふり構わぬ動きをし始めている。特に最近は、イラクに対する強硬な姿勢が目立ってきている。◆たまに理不尽なこと言って周囲を困らせるジャイアンではあったけどまぁある程度平穏だったのに、この直接攻撃以降、ジャイアンはほとんど逆ギレ状態で、自分が気に入らない奴に攻撃を仕掛けようとしてる。それをスネ夫やのび太たちが止めることができるかどうか?という状態なのだ。スネ夫をヨーロッパ(イギリスかな)とすれば、のび太は日本だな。止められるか、のび太?(2002.9.11)

222 H-IIAロケット
09/10 (火)

kumori.gif H-IIAロケットが無事打ち上げに成功したようで、なによりだ。◆H-IIAを構成する30万ともいわれる部品が、ほぼ完璧に動作しなければならないという条件は、相当なものだ。◆良品率99%ではまったく話にならない。表現を変えれば3000個が不良なわけで、これでは宇宙はおろか、宙に浮くことすらできないだろう。これが有人月面着陸のアポロ計画では、製品の品質管理を現す表現として「6・9」と言われた。これは9が6つ並ぶ99.9999%の良品率を目指した。なんと100万個に1個の不良しか認めないという厳しさだ。◆そうはいっても、不良は出たりトラブルは起こる。それをリカバリすることも、もちろん事前に考えておくが、そのリカバリするための部品も不良である可能性があるとすれば、できるだけ良品率をあげる必要が出てくるのは当然のことと言えよう。◆とにかく我が国のH-IIAロケットは、3回連続して打ち上げに成功し、なんとか引き続き開発が進められることになりそう。(2002.9.10)

221 呼び出し
09/09 (月)

ame.gif 実は、もともと相撲にあまり興味はないのだけれど、横綱貴之花が、僕の誕生日と数日違いということあって、貴花田の時代から、ちょっと関心を持ってみている。横綱史上最長となってしまった休場から、明けた一番はなんとか切り抜けたものの、2日目の今日、さっそく土が付いてしまった。彼にとってやはり苦しい場所になるだろう。◆相撲で、ちょっと気になったのは、力士を呼び出す際の場内アナウンスだ。例えば、貴之花は「西方、貴之花、東京都中野区出身、二子山部屋」と呼ばれる。気になったのは出身地のこと。都道府県と市町村(特別区)という組み合わせだ。で、アメリカ出身の横綱武蔵丸や元横綱曙は、これが「ハワイ、オワフ島出身 ○○部屋」となる。つまり、考え方は、ハワイ州を日本の都道府県と同じように見立て、市町村を島に見立てているわけだ。で、旭天鵬は、モンゴル出身だけれど、なんて呼ばれるのだろう?モンゴルの都道府県(あるのか?)を言われても、あまり理解できそうにないしなぁ・・・相撲を中継で見てないから、その呼ばれ方を聞く機会はなかなかない。(2002.9.10)

220 調子の出ないとき、苦しいとき
09/06 (金)

ame.gif 今日はやけに肌寒かった。一日雨が降っていたせいもあるかもしれない。それが理由かどうかわからないけど、なぜだか、今日はちょっと調子が出ないというか、ツイていないような、そんな一日だった。◆ほとんど、自分に言い聞かせるために書いているようなものだけれど、調子が悪いときがあるからこそ、調子のいいときが理解できる。もしも、ずっと調子が悪い状態が最初から続いているのであれば、その状態が調子がいいのか悪いのかさえ区別を付けることはできないだろうし、苦しい状態が大きければ大きいほど、ほんの少しの幸せを大きな喜びとして感じることができる。それを不幸と呼ぶ人もいるかも知れない。けど比較したってなんの意味がない。◆今日と明日放送予定の「北の国から」も、同じじゃないかな。今まで見たことないけど・・・(2002.9.6)

219 シンメトリー
09/05 (木)

hare.gif 基本的には、左右対称(シンメトリー)が好きなので、当然鉄道車両に対しても傾向がある。だから、比較的古いタイプの車両に関心があるのかも知れない。そして古いタイプの車両は、車両の正面に車両同士を連結した際の通路となる「貫通扉」がついていることが多いので、貫通扉付きの車両が好きになった。左右非対称の代表格?である、営団地下鉄千代田線用6000系とか、比較的最近の左右非対称の車両は、あんまり好きになれない。また左右対称でも、貫通扉がないのも、どうも好きになれない。なんか顔にしまりがないような気がするから。◆来年3月19日に半蔵門線が東武伊勢崎線・日光線と相互直通運転をはじめる。それにそなえて増備される車両がある掲示板に掲載されたと言うことで、うちの掲示板にも転載していただいた。イヤだなぁ・・・好きになれない。理由は左右非対称だから・・・だけではない、何か他に理由があるような気がする。自分の好みの分析って意外と難しいな。(2002.9.5)

218 東京電力まで・・・
09/04 (水)

hare.gif とうとう東京電力まで組織ぐるみの隠蔽が明らかになってしまった。それが決してあってはならない原子力発電所の不具合に関することだったから、関係者に与えたショックは相当なものだっただろう。ずいぶん前だけれど、東京電力ではないけど、福島県の東海村にある日本原子力発電所に伺ったことがある。その時に所長と話をする機会があったのだけど、当たり前だけど、安全対策には相当の気の遣いようだったことを思い出す。◆真実を言えなくなってしまった状況、原子力というものをあまりに「安全であり、事故は起きないようにできている」と聖域化しすぎたために、ちょっとした事故も公にすることができず、隠してしまう状況に追い込んでしまったのかも知れない。とにもかくにも隠す方が悪いんだけど。◆作業する本人たちは、無意識の中でやってしまったのか、半ば恒常的に行われていたようだ。そういう環境に置かれてしまったら、不正を働いているということ自体気づきにくいだろう。◆もしかして、僕自身が、まさにそういう環境にいるのかも知れない。気づいていないだけで・・・(2002.9.4)

217 苦み走る
09/03 (火)

hare.gif 苦みばしった・・・という言葉を知らなかった。「なんだよ、苦みばしるって?」・・・と思ったけれど、そういう言葉があるんだね。辞書を引いてみた。◆(男の)顔つきに厳しくひきしまったところがある。渋みがあってりりしい。「―・ったいい男」 ◆「苦み走ったいい男」・・・やっぱり、あんまり聞かない。この言葉、よく使う方ご連絡ください。◆で、この言葉を何で見たかというと、先日買ってきた、アイスコーヒーに書かれていたのだ。本来の言葉の用途として、男の顔つきと限定しているところから、もしかして「誤用?」と余計な心配をしている。(2002.9.3)

216 時間とは・・・
09/02 (月)

hare.gif ありがたいことに会社の計らいで、とあるセミナーに行ってきた。このセミナーを通じて、「生産性向上」と「時間管理」について学ぶことができた。特に気に入ったのは、時間管理とは「出来事」という単位をコントロールすることである・・・ということだ。時間に追われるというのは、すなわち「出来事」に追われているわけで、時間そのものに追われているわけではない。万人に同じだけの時間が与えられているわけだから、時間そのものをコントロールすることはできない。でも、時間というものを「出来事」として考えれば、おのずとコントロールできることとコントロール自体が不可能なことがわかってくる。◆あまり細かいことを書くと、もしかすると著作権に触れるのかも知れないので、このへんにしておいた方がよいかも知れない。とかく本当にやりたいことが後回しになりがちなのは、目標が不明確だかららしい。確かにその通りだろう。でも、その目標を具体的に立てることというのが、結構難しい。すぐに今日学んだことを生かして、生活がすぐに変わるということはないだろうけど、テキストなど読み返して、じっくり噛みしめてみようと思う。◆最後に感銘した格言を・・・「何が大切なのかを明確にしていないからすべてのものが大切に見える。すべてのものが大切に見えるから、すべてのことをしようとしている。周りの人はその姿を見て、私たちがすべてをすることを期待してしまう。すべてのことをしているから何が大切なのかを見つけることができない。(大切なものを見つける時間がない…つまり堂々巡りしてしまうということ)」(2002.9.2)


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