石井 幸孝/著
JTB
1,785円(税込)
日本中を駆けめぐってきた、「キハ58」について、その登場から現在に至るまでを詳しく解説。地方の国鉄(JR)を利用したら、必ずと言っていいほど乗る機会のあったであろうディーゼルカーだった。おそらくこのカラーリングはきっと誰もが見たことのあると思う。まさにキングオブディーゼルカーだ。現在は電化が進み、さらに新しいディーゼルカーの登場で、なかなかその活躍を見ることはできなくなってしまったが、本書で懐かしい風景に出会える。また、久しぶりに乗りたくなってきた。(2004/3/31)
【★★★☆☆】 −04/04/04更新
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所沢 秀樹/著
山海堂
1,470円(税込)
一般的な土地の名前はすでにその土地の名前が付けられる必然性があり市制などを除けば、名付けられる名前の必然性があるし、現在では公募することも多く、名前が付けられる経緯は明白だ。しかし駅名は多くは鉄道の運営者が諸条件を考慮の上決められてしまい、あまり名付けられた背景が語られることは多くないように思う。本書はそうした駅名にまつわるいろいろな話をまとめたユニークな本。命名の法則を分析したり、同じ日本でも東と西では名付けられる名前に大きな違いがあるなど、興味深い話がまとめられている。鉄道ファンならずとも楽しめるかもしれない。(2004/3/31)
【★★☆☆☆】 −04/04/04更新
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