定点観察

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2004年3月


28日
日曜日
晴れ

ちょっと花見へ…
おじゃこもウキウキだが… 鉄道ファンもウキウキしてる

 昨日に引き続き、とてもよい天気で、今日で一層桜も咲いてくるような陽気だった。一番きれいだと自負しているのが、近所の石神井川沿いの桜だが、たまには、別の桜も見てみようと言うことで、中央線の電車からもよく見える外堀通りに行ってみた。ある情報では四分咲きということだったが、実際は木によってかなりまちまちで、全体的には今一歩という感じだった。それでも、天気の良さも手伝って大勢の見物客が訪れていたし、桜は見ているだけで、なんだか心がウキウキしてくるから不思議だ。電車と桜を同じフレームに収めようとする鉄道ファンも、ある意味同じ気持ちなのかもしれない。
 外堀通りを歩くのは初めてだった。さらに、その足で靖国神社にも行ってみた。靖国神社は、ニュースではよく聞く名前だが、こちらも初めての訪問。ニュースで報道されるような物々しい感じはみじんも感じさせず、大勢の人たちでにぎわっていた。まさにお祭といった様相の賑やかさだ。
 ここにあった立て札によると、この靖国神社に東京の桜の開花を宣言するための基準木が3本あってそのうち2本に数輪の花が咲いたときに、開花が発表されるらしい。
 今日はそれだけで帰ってきた。2日連続で出掛けたのは、久しぶりかも。

27日
土曜日
晴れ

 お台場に行く

 実は今日は記念すべき日で、本来は少し遠出することになっていたのだが、起床が遅めだったことや、日本科学未来館の割引券もあったこともあり、近場のお台場に行くことにした。

 ずいぶん以前だが、トヨタの展示施設であるMEGAWEBのアトラクションのひとつである、自動走行自動車(E-comライド)に乗ろうと思ったら、かなりの行列ができていたので諦めたことがあった。そこで今回は是非乗ろうということで、お台場に着いたらすぐに行ってみた。10分程度待っただけで乗ることができた。乗ってみるとなんてことはなく、異常に遅い自動運転ゴーカートのようだった。もちろん、ゴーカートとは比較にならないくらい先進的な技術で作られているのだろうけれど、あまりによくできすぎていて、それを感じさせない。進んだ技術とはそういうものだろうけれど…
 MEGAWEBをあとにして、それからヴィーナスフォートへ。さらにヴィーナスフォートをこえて、日本科学未来館に向かう。
 途中、あたり一面の菜の花畑が広がっているところがあった。周囲は菜の花独特の香りに包まれていた。まだまだ有効利用されない土地がたくさんあるのだから、こんな感じで花畑を作っていったら、きっと多くの見物客が訪れて、さらにお台場、臨海副都心が活性化すると思うのだけれど、どうだろう。
 

17日
水曜日
晴れ
21日
日曜日
晴れ?

広島からサンフランシスコへ

 珍しく出張。しかも国内だけでなく海外にも、立て続けということになってしまった。
 詳しくは別途報告する予定なので、取り急ぎダイジェストということで、ご紹介…

 なんとか無事、サンフランシスコ国際空港に到着。取引先の方に、サンフランシスコ空港まで迎えに来てもらう。非常に幅の広い高速道路に、早速アメリカを実感。
 昼食のあと、すぐに現地の事務所へ。夜もホテルに帰ってから、その日の復習をする。不思議と疲れはない。

 翌日の昼に吉野家の牛丼を食べに行く。BSE問題で日本ではほとんど食べられない状況に追い込まれたが、こちらでは特にそういった影響はないようだった。味は日本と全く同じ。レギュラーサイズを頼んだのに、出てきたのは日本で言えば、特盛りに相当する量だった。


 ホテルの部屋から見た景色。壁の反対側には、貨物列車の走る線路があるらしく、夜中に警笛を鳴らしながら、走っていく音が聞こえた。一度是非見ておきたかったが、いつくるかわからない上に、壁が高くどこから見たらいいか、わからなかったので、結局見ることができなかった。

 アメリカ出張2日目も、一日中事務所に缶詰状態。まぁ缶詰にされなくても、近所に出掛けるところもないので、どうしようもないのだけど…そして、仕事が終わって一段落した時間から、サンフランシスコまで連れて行ってもらった。生まれて初めてアメリカの大都市に立つことができた。ケーブルカーにも乗ることができてよかった。

 3日目には、起床時からひどい頭痛で、一日中この痛みに耐えることとなった。こんなときは、なんにも考えたくなくなるのだが、仕事できている以上、そういうわけにはいかないので、なんとか一日を過ごす。

 そして帰国の日は、早朝5時30分にホテルを出発し、サンフランシスコ国際空港へ。8時45分発のロサンゼルス行きの国内線に乗る。アメリカの国内線に乗るのも初めてだし、乗り継ぐのも初めてだったので、ちょっと緊張したが、なんてことなく、ロサンゼルス発の国際線に乗ることができた。こちらでは国内線と国際線が並んだ搭乗口から出発するようだ。
 11時間かけて、成田空港に無事到着。そして、成田空港からは、はじめて「成田エクスプレス」に乗って帰ってきた。
 東京は、ものすごく寒く、行く前に治った風邪がぶり返しそうだった。

16日
火曜日
晴れ

 久しぶりの広島

 出張で広島に行くのは、かなり前と、ちょっと前と合わせて3回目になる。たいていの場合、時間に追われて、食べるものもろくに選べないのだが、今回は珍しく、お好み焼きを食べた。さすが本場ということもあって、とてもおいしかった。これからしばらくは、日本料理にありつけないのではないかと思いながら、箸を進めた…

 遅い時間だったので、そのあとはどこにも出掛けることはできず、一度見ておきたかった、広電西広島(己斐)駅を見に行く。この駅は、宮島線と市内線の境界となっていて、あまり見られないような高い天井と、これまた日本離れした新しい路面電車に出会えるということで行ってみた。ここまで広電できたが、かなりの混雑。市民の間で活躍しているんだなとちょっと感動してしまう。関係ないのに。

14日
日曜日
晴れ

今日は一日おとなしく…

 ついに風邪をひいてしまったものだから、今日は一日中家の中でおとなしくしていた。熱も出てしまったし。
 そして、ついに定点観察二番搾りの新しいサイトをオーブンさせました。内容はこれまでとそう変わるものではないので、今後ともよろしくお願いします。
cover
 テレビでプロジェクトX「日本初のハイウェー 勝負は天王山」の再放送をやっていた。たまたま図書館から借りていた本にもそれが載っていたので、興味深く見た。建設の必要性を説き、先頭に立ったのは、当時の建設省道路局企画課の課長補佐だった。さまざまな困難を克服し、1963年7月日本初の高速道路が完成してから40年以上経ったいま、日本は、道路公団民営化で大きく揺れている。利権が大きく絡むだけに一筋縄ではいかないのはわかるけど…建設を進めた当時の課長補佐の手記に、こんな一説が…
 「完成された道路に立つと、手でさすり、頬をつけたい愛着を感じる」
 これだよ!本当に道路を大事に思っている人ならではの言葉だ。いま、道路にこれだけの愛情を持って携わっている人がどれくらいいるのだろう。そのあたりはどうのな?>藤井前総裁
 これまた偶然にも、プロジェクトXの再放送の裏で「サンデープロジェクト」という番組では、「道路公団民営化法案の是非」なんてのをやっていた。

7日
日曜日
晴れ

流行モノに参加予定

 最近、インターネットの世界で、blog(ブログ)というものが流行っているらしい。なにやら取っつきにくそうだな…と思って、ずっと食わず嫌いをしてきた。先週、ちょっとしたきっかけで、なんだかおもしろいかも…ということで、昨日と今日で調べてみる。Exciteによるブログの定義は…
  1. 記事ごとに時間記録(timestamp)を持つ。
  2. 記事が時系列に並ぶので最新の記事が常に上段に位置する。
  3. 記事ごとにリンクできる。
  4. リンクとコメントを通して相互コミュニケーションが可能。
という具合で、4を除けば、なんてことない、これまでの定点観察二番搾りそのものということがわかった。言ってみれば、掲示板機能のついた日記みたいなものだ。で、さらにどんなサービスがあるのか調べてみると、かなりいろいろなサービスがあるようだ。そんな中、はてなダイアリーというサービスが、多くの利用者を集めているという記事を見つけた。はてなダイアリーは、「日記を書くと文章中に同じキーワードを持つほかの日記にリンクして関心を共有できる」という他にはない仕掛けがあって、それが人気の秘訣らしい。僕もそこに注目した。せっかくだから、これまでにない仕掛けを使ってみたい…ということで、はてなダイアリーを試してみることにした。デザインを修正しているのだが、なかなか、思うようにいかない。できれば、今日からごらんいただきたかったけど、今日は時間切れ。準備でき次第ご案内するので、是非ご覧ください。ちなみに記事そのものは、これまでの二番搾りと同様だし、書くのもこれまで同様、僕なのでそう変わり映えはしないと思うけど。

6日
土曜日
曇り

この立場になればわかるというもの…

 おじゃこが友達に会ってくると出かけてしまって、ちょっと時間があったので、少し離れたところにある図書館に行くことにした。図書館の前に着くと、いつもならば周囲にたくさんおかれている自転車がほとんどない。これを見てイヤな予感がしたが、その予感はすぐに的中した。館内整理で1週間休館とのこと。この写真(左)を撮っている間にも、僕と同じように図書館にやってくる人たちは少なくなく、1週間かけて行われる館内整理って、何とかならないモノなのだろうかと思った。

 夜は久しぶりに近所のファミリーレストランへ行った。比較的空いていて、店員は窓際を勧めたが、その席の隣でたばこをふかしているおばさんがいたので、禁煙席に移してもらうようにお願いした。幸い禁煙席の方も空いているらしい。店員に導かれて向かった先は、ガラスで仕切られた狭いスペースに押し込まれている妙なスペースだった。そのスペースの半分くらいは騒がしい高校生で占められていて、どうも落ち着かなかない。店内には空いている広いスペースがありながら、禁煙された場所に座りたいというだけで、なぜこんな状態に置かれてしまうのか?もっとも最近は、どんどん禁煙の場所が増えていく状況で、たばこを吸う人たちにとって過ごしにくくなっているという声を聞くけれど、たばこを吸わない者の立場に立ってみると、今でも意外と過ごしにくい世界はあるのだ。

2月2004年3月4月
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