![]() |
旅行 |
13日(木曜日)昼
上海について初めて口にしたのは、宿泊するホテルの1階にある喫茶店だった。 コーヒーは、どの国に行っても、万国共通で、美味しさに違いはあるものの、たいていは予想通りの物が出てくる。 しかし今回は、いつもとは微妙に違った。 まずおじゃこが頼んだ、”ホット”のカプチーノ。出てきたのは、グラスだった。ちゃんとホットを頼んだはずなのに…と訝しみながら、おじゃこが手にすると、ものすごく熱かった。uckyによると、こちらでは、熱い飲み物でもグラスで出てくることが多いらしい。 僕に運ばれてきた、ブルーマウンテン。何故かスプーンにコーヒーのしずくが…いったいこのスプーンで、何をしたのだろうか?
13日(木曜日)夜
おじゃこのたっての希望で、北京ダックを注文。 バーミヤンで食べて以来だが、こういう形で皿に載せられる前の姿を見るのははじめてのことだった。当たり前だけど、そのまんまの形。これを僕たちの目の前で切ってくれる。
食べ方も、お店の人が実演してくれた。これまた当然だが、手慣れた手つきで、箸とスプーンを上手に使って、くるくると作っていた。自分でやってみると、簡単そうで意外とうまくいかない。
アヒルの皮だけ食べる北京ダックの残りのお肉はどうなってしまうんだろう…と気にしていたら、お店の人が、スープかもしくは炒め物にするかと聞いてきた。 ちょっと悩んだが、炒め物にしてもらう。これは、このあと上海雑伎の公演を見る予定が入っていたので、あまり時間がなく、のんびりしている余裕がなかったため、炒め物ならばすぐにできるだろうという判断だった。 そうして出てきたのが、これ(写真左) 青椒牛肉絲(チンジャオロースー)みたいな感じになっていた。なんだかもったいなかったような… 小籠包なども食べてみる。 1個しか写真に写っていないのは、写真を撮る前に思わず食べてしまったから。
結局、この日は時間がなくて食べきれなかった。 試しに残った食べ物を持ち帰りできるか、uckyに店員に聞いてもらった。すると、まったく何の問題もないかのように、簡単なタッパーのような容器を用意してくれて、綺麗に入れてくれた。 北京ダックのタレも忘れずにビニル袋に入れてくれた。
14日(金曜日)昼
やたらと私語の多い若い店員さんは、店頭に並べられているのではなくて、奥にあるオーブンから出してくれた。おかげであたたかいまま食べることができた。 外はさっくりとしたパイ生地で、中はカスタード。見た目はやけに甘ったるそうな感じがしたが、案外とあっさりとした味付けで美味しい。
名物の小籠包は、2階と3階で食べられるということで、行ってみる。ちょうど昼時だったこともあり、店内はかなりごった返していた。こんな状態で、ちゃんとオーダーできるかどうかも不安だったので、1階は、テイクアウトが買うことにする。 当然、1階のテイクアウトもかなりの行列ができていたが、先頭の様子を見に行ってみる。
全然行列が動かないと思ったら、どうも生産は”バッチ処理”的に行われているらしく、次々とできあがっていくのではなく、間隔を置いてまとまった数ができるみたいな感じだった。 値段を見てびっくり。小籠包16個で12元(192円)とは安すぎ。 あとは、ひたすら自分の順番がくるのを待つ…。 キターッ
まず自分の買いたい数を店の人に伝えて(…って、1つって言っただけなんだけど)、お金を支払うと食券風の紙切れが渡された。その紙切れを更にその先のお店の人に渡すと、トレイに入った小籠包が手渡されるという仕組み。 黒酢を自分の好みでかける。味がわからないから、とりあえず、ざーっとまぶすようにかけてみる。 約30分ほど待ってようやく手に入った小籠包は、アツアツで待った甲斐がある美味しさだった。黒酢で食べるのは初めてだったが、こうして食べるのも新鮮でいい。お肉を包む皮がちょっと厚めなので、腹持ちも良さそうだ。
14日(金曜日)夜
上海一の繁華街である、南京東路へ。 ガイドブックに載っていたラーメン屋に行くつもりだったが、タクシーが捕まらず、それなりの距離をずいぶん歩いてきてしまったので、ふと目に入った店に入る。 大きな器に入った塩味のスープに、ビーフンのような麺とを入れ、かやくを載せて食べるみたいだ。 お世辞にも美味しいとは言えなかったが、結構人気のあるお店みたいで、ひっきりなしにお客さんが入っていた。
ふと、店の中の様子を見てみると、なんと、いままで働いていた店員たちが、客席で食事をしているではないか! 夕食時かもしれないけど、これまた日本では考えられない光景だった。 厨房や配膳するところからも店員がいなくなってしまったため、客が店員を呼ぶ光景も見られた。
15日(土曜日)夜
上海に来たんだったら、やはり「上海蟹」は欠かせない。 uckyの案内でやってきたこのお店の表には、「上海カニコース」としっかりと日本語で書かれていた。上海に滞在する日本人御用達のお店らしい。そういうこともあって、上海らしい雰囲気はあまりなかったものの、偽物の上海蟹も出回るという中国にあって、多少は確実なんじゃないか…なんて思ってみたり。
キターッ
蟹っていうと、どうしてもタラバガニとかズワイガニ、毛ガニといった脚や爪の肉を食べるのが主目的になるくらいの大きさをイメージしてしまっていたので、初めて上海蟹の大きさを知ったときには、ちょっとビックリした。よく知られているような蟹と比べると、とてもとても小さいのだ。 ご覧の通り、この大きさだから、脚の肉はほとんど食べられないものだと思っていたが、今回のコースでは、上海蟹を使ったいろいろな料理を堪能することができた。
どうやって食べたらいいのか、やはりよくわからないので、お店のお姉さんに"解体"してもらう。 実に器用に、蟹が食べやすい形になっていく。 そして、上海蟹の味噌とたまごをかぶりつく。蟹味噌の独特の風味と、蟹のたまごの"甘み"が絶妙だった。 ごちそうさまでした。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||