定点観察

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10月2003年11月12月
「二番搾り」 はこちら

2003年11月


30日
日曜日
雨のち曇り

人体の不思議展

 どうしても行っておきたい企画や展示というものが年に数回あるが、今年は、どうも当たり年?だったようで、やけに多かったような気がする。今日行ってきた「人体の不思議展」もそのひとつで、数年前にも同様の企画があったはずだが、諸般の理由で行けなかったため、今回こそは是非と思っていた。新聞やポスター等で紹介されていたので、ご存知の方も多いかもしれないが、人体標本が腐敗しないように組織を樹脂で置き換えたもので、プラトミック標本と呼ばれている。ということは、展示品すべてが本物の人体なわけで、当然迫力のある展示だったことはいうまでもない。

あまりの混雑に…

(すみません、ほんとは撮影禁止)

 けれど、あまりの混雑に閉口してしまった。昨日、TBS系テレビで「人間とは何だ」という、人体の神秘に迫るようなスペシャル番組をやっていたからなのか、とにかく、人、人、人で、標本がほとんど覆い隠されてしまっていた。標本を見るには、人を掻き分けて進んでいかねばならない。それにしても、この展示会、見ている側も見られている側も、同じ「人」なんだから、妙な感じだ。
 さて、肝心の展示の方は、さすが本物の迫力で見ている者を飽きさせない。ただ、各コーナーの解説の文章がかなり低い位置にあって、あまりの人の多さのため、ほとんど見えなかった。周囲の壁はほとんど使われていない感じだったので、もっと多用して欲しかった。また、標本のすぐそばに書かれている解説の文章は、かなり小さな文字で、しかも振り仮名などは一切振っておらず、少々専門的な書き方なのが気になった。どこか標本を展示することで満足していまっているのではないかと思わせる感じだ。本物に触れさせる機会を設けるという従来の展示会にない試みなど評価したい点もある。と同時に、なぜ展示会で安くない入場料(ひとり1500円)を取って、期間限定なのだろうという疑問がわいてきた。これほど意義のある企画ならば、常設の博物館で展示することはできないものだろうか? もっとじっくり見てみたいし、単純に「はぁ、臓器ってこんな感じになってるのね」程度ではなく、もう少し、勉強しながら触れられるような環境にあって欲しいと感じた。

29日
土曜日

外はもう真っ暗だった

 国立西洋美術館へ

 今日はとにかくひどい雨。雨に濡れるとかなり冷えるので、できるだけ外に出ない方がいいのだが、雨が降っているからこそ、建物の中で過ごそういうことで、上野の国立西洋美術館の企画展「レンブラントとレンブラント派」に行ってきた。(以前から手元にチケットを持っていたので早く行きたかったというのもあった)
 レンブラント、僕よりもおじゃこの方が関心が高く、そもそもこのレンブラントという画家の存在も、おじゃこに教えてもらったくらいだが、今では、彼独特の画風は、見たらすぐわかるくらいになってきた。

上野駅にて
 出掛けたのが遅かったということもあり、企画展に加え常設展も見て回ったので、17時の閉館時刻ぎりぎりまでいた。せっかく上野に来たのだから、上野駅ビルのお店(atre)を見てこようということになり、公園と駅を結ぶデッキを経由して向かう。途中、ジャイアントパンダの巨大なぬいぐるみを発見。文字通りジャイアントだった。上野駅は、かなりの人出でびっくり。みどりの窓口に多くの人が並んでいたのは、年末年始をふるさとで過ごそうとする人たちが指定席券を買い求めるための行列だったのかも知れない(乗車日の一ヶ月前から発売だから)。レストラン街も、どこも行列で、ほどなく帰ってきてしまった。

24日
月曜日
晴れ

テレビで日食観測

 今朝、南極で皆既日食が観測されるということで、特別番組をやっていた。部分日食は見たことがあるけど、やっぱり本物の皆既日食を見てみたいと思った。日本付近で見られる皆既日食は、2009年7月22日というが、見られる場所は奄美大島とか屋久島付近ということで、あまりチャンスがなさそう…。で、さらにその先、2035年9月2日には水戸や宇都宮で皆既日食が見られるらしい。なんだか未来過ぎて、実感がわかないな。
 あんまり将来って言うのも、つまんないので、もう少し身近な予定としては、2012年5月21日には、金環食が関東から西の方で見られるとのこと。これはこれで楽しみ。いずれもかなり将来の話だが、どんな状況で見ることになるんだろう。ちなみに、部分日食は2004年10月14日とのこと。

23日
日曜日
晴れ

 昨日に引き続き…

今日は、都営バスの一日乗車券(500円)を購入して、いろいろ出掛けたのだが、寒い上に、バスの接続がうまくいかなかったこともあって、さらには、おじゃこの機嫌まで悪くなったので、急遽予定を変更。六本木ヒルズに行った。同じようなことを考える人も多いのか、かなりの人出で、昼食をとるのもままならず。なんだかくたびれて帰ってきただけのような一日だった。

22日
土曜日
晴れ

へび坂と言うらしい・・・

 偉業達成

 三連休あるし、おじゃこの具合も悪くなかったので、ちよっと遠出してきた。遠出といっても、自転車で出かけられるところまでだけど…。目的地はお台場。 日の出桟橋から水上バスで行く予定。自転車で1日に移動する距離としては一番長い。初めての道を走るのはもちろん楽しいし、いつもは徒歩や車でしか通ったことのない道を自転車で走りけるのは、もっと楽しい。


 自転車で道に迷うと、時間と体力を失ってしまうので、あらかじめルートは決めておくので、ある程度想像つくのだけど、地図と現地の違いを感じるのも楽しい。
 日本橋の欄干をよく見たのは初めてかもしれない。獅子の像が、東京都のかつてのシンボルマークを持っている。もし、いまのシンボルマークであるいちょうを持っていたとしたら威厳がなさそう。
 まだ11時前ということもあるのか、銀座に向かう中央通りを歩く人出はまばらだった。このまま、すぅーっと走り抜けられるかなと思っていたら、やはり銀座4丁目から銀座を抜けきるところまでは、歩道いっぱいに歩く人たちでちょっと進みにくかった。銀座から汐留を通り抜けて、日の出桟橋に向かう。汐留付近はまだ街自体が完成していないということもあってか、工事中で自転車では進めないようなところもあった。

 出発から2時間弱ほどで、日の出桟橋に到着。移動中、水上バスの案内センターに問い合わせして、自転車が載せられるかどうか確認した。というのも、公式サイトでは、自転車が乗せられるかどうか触れられていなかったから。聞いてみると、子供料金で載せられるのだという。

  

 お台場に着いてちょっと遅めの昼食を取ってから、おじゃこと別行動。帰りの時間を考えると、できるだけ現地を早めに出発する必要があったので仕方がなかった。

おじゃこは、ヴィーナスフォート


 お昼ごはんはここで食べたのだが、意外と空いていたようだった。
 ヴィーナスフォートは、すっかりクリスマスの雰囲気。慣れてないせいもあってか、自分がどこにいるのだかわからなくなるが、それもまた楽しい。

僕は、日本科学未来館で開かれていた
「人類が作る宇宙史展」へ。


 以前からこの施設に行ってみたいと思っていたので、楽しみだったが、時間がないため、走り抜けるように見学することになった。今日どうしても行かなければならなかったのは、月着陸船の実寸大模型が展示されている展覧会があったから。

 現地を16時半くらいに出発して、今度は陸路で帰路に着く。やはり2時間くらい掛かった。横断歩道がないところもあって自転車で走るには苦労するところもあった。
 自転車で往復できたということは満足だったが、現地ではあまり有効な時間がなかったので、目的地が目的ならば、あまり自転車で行くもんじゃないな。

17日
月曜日
晴れ

こんなに育ってきました

 ラベンダーがだいぶ育ってきました。でも、花が咲くのは2年後ということですが…
 ちなみに今日の東京では、木枯らし1号が吹いたそうです。

16日
日曜日
晴れ

自転車修理

 昨日帰りが遅かったこともあってか、起床は10時近くになってしまった。今日は何をしなければならないということはなかったけれど、気になっていた、自転車の後輪の修理をすることにした。左の写真のように、タイヤそのものがかなり劣化してしまって、いつパンクしてもおかしくない感じになっていた。自転車の修理といえば、以前、今は亡き僕の自転車を修理してもらったことがある。そのときは、後輪だったので、つい自転車屋にお願いしたら、5000円も取られてしまったので、今回は自分でやってみることにした。後輪はチェーンやブレーキと直接つながっているために、その取り外しと取り付けの手間が余計に掛かる。プロは10分程度で済むところを、材料の買出しや工具が足りないなどのアクシデントもあって、結果的に2時間以上も掛かってしまったが、なんとか無事終了。
 自転車を修理する前、夕方、赤羽方面へ自転車で出かけた。そう、昨日の企画展で紹介されていた団地のひとつ「赤羽台」をちょっと見てみた。時間もかなり遅かったので、それこそ、通り抜けただけになってしまった。

15日
土曜日
曇り

 近所へ

 ロケ地がすぐ近所というのも、そう頻繁にあるもんじゃないので、ちょっと行ってみた。TBS系ドラマ「恋文」で、主人公のひとりが入院している病院として登場している。実際にこの建物はもともと、米軍の野戦病院として使われていたらしいから、病院という設定もしっくりくるような気がする。現在は、北区文化センターとなっていて、右半分は図書館になっている。
 さて今日の外出の目的は、北区飛鳥山博物館で開催されていた「団地ライフ」という企画展を見に行くことだった。北区赤羽には、都内でも有数の巨大団地「桐ヶ丘」「赤羽台」があり、それらの建てられた経緯や、背景、住民たちの生活スタイルなどを、当時の資料やパネルなどを通じてわかりやすく紹介されていた。直接、これらの団地に関係しているわけではないけど、間取りや当時の生活など、興味深い展示で楽しかった。入場無料だったのも嬉しかった。
 今日は意外と盛りだくさんの予定で、夜は大学時代の友人たちが集って、結婚のお祝い会をした。主役のふたりは、郡山からやってくるということもあって、場所は大宮ということになった。こういった集まりで大宮に行くのは初めてだった。久しぶりに集まりで、楽しい時間を過ごせた。じろうちゃん、明子さん末永くお幸せに。 関係ないけど、先週から、妙に餃子が食べたかったので、少し嬉しかった。あと、すぐ近所に座っていた若者があまりに騒ぎすぎたので、みんなの話がなかなか聞きにくかったのが、少し残念だった。

9日
日曜日
曇り

権利じゃなく、義務

総選挙

 皆さんは行ってきましたか?
 今日は一日中曇っていて、雨が降りそうで降らなかったので、こりゃ選挙日和で、投票率が伸びそうだなと思っていたら、どうも、そうでもなかったようだった。夕方行った投票所は、結構混んでいたような気がするんだけど。
 明日以降どんなことになっていくんだろう…

2日
日曜日
晴れ

芽が出ました

芽が出ました

 先月植えたラベンダーの種から、芽が出てきました。(実際には一昨日のことでしたが) 長くて2ヶ月かかるかもしれないという説明があったので、長期戦も覚悟していたが、意外とあっさり芽が出てきた。でも、絶えず湿っているためか、土の表面にカビが出てしまって、あまり具合はよろしくない。で、土からカビを取り除こうとすると、種や出てきたばかりの芽も一緒に取れてしまうので、なかなか難しい。



10月2003年11月12月
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