定点観察

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11月2003年12月1月
「二番搾り」 はこちら

2003年12月


27日
土曜日
晴れ

 七福神再び

 東京都心の結婚式場として名高い椿山荘の庭園に七福神がいると聞き、行ってみることにした。一般的な七福神のような寺を巡るわけではなく、庭園に配置された石像を見て回るという感じで、30分くらいで十分回ってこられる、こじんまりとしたものだった。そんな中で、七福神を解説する立て札が、とても興味深い内容だったので、それらを別途、旅行(旅行というほどじゃないけど)のコーナーでまとめました。こちら

23日
火曜日
晴れ

 ついに浮いた!

 今年の夏、北海道に行った際に買ってきた、まりも。ずっと沈んだままだったのに、今日初めて3つのうちの1つが浮いていた。別に沈んだままでも生育には全く問題ないけど、天候に応じて動くのは、なんとも楽しいもの。残る2つのまりもにも、空気がたくさんついてきたので、いずれ浮くんじゃないかな。

21日
日曜日
晴れ

 今年は遅くなりましたが…

 毎年恒例となった高校時代の友人の墓参り。定点観察で紹介(97年98年99年00年01年02年)するようになってから今回で7回目。今年は諸般の都合で墓参りの日が遅くなってしまった。また、いつもは車で行くのだが、これまた諸般の都合で今回は駅からバス。変わってないのは、われわれの近況や社会の状況。今年も墓前で友人たちといろいろ話をしたが、今回ほど状況は変わってないということもないなぁ…などと話をした。

20日
土曜日
晴れ

 事件は現場で起きていた

 東京初のコイヘルペスウイルスが発見されたのは、近所の区立の釣り堀だった。いま、この釣り堀がどうなっているのだろうと、図書館からの帰りに寄ってみた。やはり閉鎖されていた。さらに池の水もすべて抜かれた上で、現在は消毒をしているという掲示がされていた。以前から、一度、この釣り堀で釣りをしてみたいと思っていたので、ぜひ再開して欲しい。

14日
日曜日
晴れ

隅田川のスーパー堤防


千住大橋

 なんとか散歩…

 今日は起床が遅かったこともあって、出掛けることもなく一日を過ごしても良かったのだが、天気も良いし、おじゃこの体調のことを考えても、できれば出掛けておきたかったので、思い切って出発した。

どうしちゃったんでしょう?
 なぜか目的地は北千住。別に意味はないけど、強いて言うならば、地図で見るとひたすら道なりに行けそうだったという理由だけ。ただ隅田川が行く手を阻み、思うように目的地に向かうことができなかった。時間も遅くなってきたこともあり、千住大橋を眺めたところで断念。
 あとは明治通り沿いに一気に帰る。途中で不思議な廃墟?を見かける。入口のドアには、なんとも意味深な殴り書きが…

13日
土曜日
晴れ

 久しぶりに書店更新

 今日は書店を更新。実はこっそり?思い出したようにちょこちょこ更新はしているのだけど、こうして宣伝するのは、久しぶり。最近は、隣の区の図書館にも足を伸ばすようになったので、読んでる本が増えた。紹介しきれないコーナーも出てきたので、そろそろ整理しないとなぁ…と思いつつ、今回は本の追加だけ。
 龍的書店はこちらからどうぞ → 

 今回追加した一冊より…
生涯最高の失敗
 田中耕一さんがノーベル化学賞を受賞したのは、もう一年前のことになる。あの時は、受賞内容のことなどどこか飛んでしまって、彼自身の性格とか生い立ちとかばかりが注目されていて、ご本人はずいぶん不満だったようだ。本書ではそういった彼自身の思いや、受賞に至った経緯など、わかりやすく書かれている。第一章はある種ワイドショー的に使えそうなネタ、第二章は彼がみんなに知って欲しかった彼自身の研究内容(講演会)、第三章はその研究内容を対談形式でわかりやすく紹介している。「上がり症」だった彼が、世界の学会で発表できるようになったのは、まず会社の中で身近な研究仲間に説明することから始めて、少しずつ範囲を広げて、自信をつけていった結果なのだそうだ。これは、自分の仕事をちゃんと説明できないことは、説明する機会を与えてもらったことに対する裏切りだと思ったからだという。なんてことない、ごくごく当たり前のことなのに、意外とそういうことができていなかったような気がする。僕も最近「上がり症」のところが出てきたのので、まずは身近なところから始めてみたい。とにかく肩ひじ張らず気軽に読める一冊。
 

6日
土曜日
曇り

オリエンテーリングか?

 健康保険組合の福利厚生一環ということで、東京ディズニーシーに行ってきた。お隣のディズニーランドには何回か行ったことがあるが、シーは初めて行く。また、ディズニーリゾートライン(モノレール)も初めて乗ることができた。たまたま、一番前の席に座ることができた。自動運転なので運転士はいない。前をさえぎるものがなく、まるでアトラクションのひとつのような錯覚を覚えた。

意外と空いてた

 週間天気予報では、この土曜日は曇り時々雨ということになっていたので心配したが、低い雲に覆われてはいたが、ほんのわずかの小雨程度で、昼過ぎには、ときおり、晴れ間も見られた。そんな感じの天気のせいか、思ったより空いていて、主要なアトラクションは、ほとんど見ることができた。
 とにかく感心したのは、あらゆる施設が実に凝っているということだった。はじめて見るものばかりなのに、どこか見覚えのあるような、不思議な空間だった。もし、そういった感覚がなければ、たぶん身体的な疲れに、精神的な気疲れにも似たようなものも加わってしまうだろう。”ハリボテ”を感じさせず”ホンモノ”を感じさせる造りは、そりゃ来る人を飽きさせないだろうなぁと感心させるには十分だった。ディズニーシーエレクトリックレイルウエイは、は、第三軌条から集電するきちんとした鉄道で、パーク内の公共交通機関として走っているところなど、鉄道ファンにはたまらないものがある。

停泊する船と街並み

疾走する電車たち
 思ったより空いていたものの、やはりせっかくだから、できるだけたくさんのアトラクションに乗ろうと、パーク内を走り回った。なんだかアトラクションのオリエンテーリングをしているような感じに思えてきた。

街はクリスマス
 当然、日が暮れるころには、かなりくたびれてきた。夜になると、ちょうどシーズンということで、クリスマスの雰囲気一色になった。開かれるイベントもそんな感じのものばかりだったようだが、ほとんどそれらには目もくれなかったこともあり、写真を撮ることも、お土産屋に行くこともあまりなかった。
 今日の開園時間は22時。かなりギリギリまでアトラクションに乗るための行列に並ぶことができるのは良心的?だった。結局最後のアトラクションを終えたころには、22時を5分ほど過ぎていた。
 大忙しではあったけれど、今日はディズニーシーの楽しさや奥深さを実感できた一日だった。



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