定点観察

見出しへ 前のページにもどる
5月2003年6月7月
「二番搾り」 はこちら

2003年6月

 
28日
土曜日
曇り

タイタニック






マトリックス・リローテッド
観客動員は先週トップ

 サイトの更新が進まない・・・と思っていたけど、考えてみれば、こうして毎週定点観察を更新しているのが普通のことで、かつての「小ネタ」や「特集」を更新するのは、一ヶ月に一度あるかないか程度だったのだから、あわてることはない・・・と自分に言い聞かせる。
 今日は所用で自転車で池袋へ。映画館の前を通り過ぎると、いま、一番人気らしい映画を待つ行列を見かけた。金曜日、土曜日と二夜連続で放送された、映画「タイタニック」を見てしまった。"しまった"というのは、意図してみたわけではないという意味。この映画に対する評価は意外とはっきり分かれているが、僕自身の評価は決して低くない。当時の階級社会の構図がわかりやすく表現されていて、なにより最終的に沈没してしまうという結果に向かって、それぞれが自分の役割を精一杯果たそうとする姿に心を打たれた(一方、あまり主人公たちには感情移入しなかったけど)。
 以前、このタイタニックの続編「タイタニック2」が企画されているというニュースをどこかで聞いて以来、いつになったら具体化されるのかなと思って、サイトを探してみたら、こんなページを見つけた。どうやらデマだったらしい。デマの割には、映画の詳細が詰められていて、このページによると、死んだはずの主人公のジャック(レオナルド・デカプリオ)がなぜか助けられる。ドラえもんの最終回デマと同じように記憶喪失になってしまうという。のび太かよ。
 
22日
日曜日
晴れ時々曇り



先週の反動って
いうわけじゃないんだけど。

 どういうわけだか、今週は大きな更新はありません。
 ちょこちょこでかけたんですが、写真を撮らなかったので、結果的にご覧いただくネタがありませんで、こんなことになってしまいました。

 たまには、いろいろなことを書いてみようと思います。


居間のあじさい
 今週末は久しぶりに雨の心配がいらなかった気がします。先週の石神井川の源流を探る旅では、すっかり雨に濡れてしまいましたが・・・
 それにしても、この週末も暑かったですね。いよいよ夏って感じです。でも、ほんとは、まだ梅雨の真っ最中なんですけどね。

 そうそう、最近、急にご覧いただく方が減ったようです。アクセスカウンタの増え方が非常に鈍い(そういえば、アクセスカウンターの表示をしていなかったな) まぁ、大々的に宣伝しているわけじゃないので、それはそれでしょうがないのですが、寂しくないといえばウソになります。急に少なくなったのは、なんでなんでしょう・・・飽きちゃったのか、それとも、単なる偶然か・・・少し、モチベーション下がったけど、ネタがある限り、更新は続けようと思ってます。サイトのリニューアルもまだ途中だし・・・
 このページご覧になっている皆さま。これからもどうぞよろしく。
 
書店へ・・・

 先週読んだ本を書店に置いておきました。右の本をクリックすると、書店に行くので、探してみてください。しばらくはすぐに見つかるところにおいておきます。 もちろん?、図書館で借りてきた本です。図書館でなければ、なかなか手が出ません。最近の本は高いですから・・・満鉄って聞いて何を思い出しますか?歴史の教科書で一行くらいで終わらせてしまう「南満州鉄道」について、たくさんの写真で綴られていて、読みやすかったです。


無料が売り
だったんじゃないの?

 昨日、おじゃこが使っていた、タカシマヤカードから封書が来ました。サービス改定のお知らせということでしたが、要するに2,000円の年会費制にするという内容のもので、ボーナスポイントは、7%から8%になるものの、特価品・分割払いでも3%〜6%のポイントサービスがついていたのに、わずか1%になってしまうという、潔いくらいのサービスダウン!偶然にも以前のタカシマヤカードのリーフレットが出てきたので、見てみると年会費無料の文字が空しく映ったのでした。ずいぶん思い切った方針転換だったのでしょう。無料だけではやっていけなくなったという現実は、デフレの限界のなのでしょうか?


 ネタがないという割に、いつもよりいろいろ書いてしまうという皮肉・・・

 
15日
土曜日
曇り時々雨


ひたすら進む


西武新宿線との出会い

石神井川の源流を求めて


道がない!
 うちのすぐ近所を流れる石神井川は、護岸が完全にコンクリート化されてしまってはいる典型的な都市河川だけれど、都市の中にあって四季の変化を感じさせてくれる数少ない"自然"だ。
 そんな身近な石神井川はいったいどこから流れてくるのだろう・・・という素朴な疑問に、地図を片手にいま旅立つ!!
 川に沿って自転車を進めていくが、途中、川が工事中だったり、そもそも道が途切れてしまったりと、一筋縄ではいかないことの連続・・・果たして、石神井川の源流にたどり着けたか??

 この続きは、近々公開予定。
 
8日
日曜日
晴れ

早すぎたな・・・



ここは???

今日はお七

 2年前にも訪れたことのある、白山神社のあじさいまつり。久しぶりに訪れてみた。今日の東京は、梅雨前の最後の晴れ間になるかも知れないという天気予報どおり、とてもよい天気で、あじさいたちにとっては、ちょっと酷な陽気だったかも知れない。多くの人出で賑わっていた。

 目黒区美術館での企画展「第40回記念 朝日陶芸展」(本日現在の主催者リンク)に行く。作品はすべて"焼き物"のはずなのに、素材を見間違えるようなものや、固く焼きあがっているはずなのに今にも動き出しそうな躍動感のあるものなど、選ばれるにふさわしい作品を楽しむ。
 帰り、目黒駅に向かう途中で目黒雅叙園に寄る。おじゃこが言うには、そこのトイレがすごいとのことなので、特に用事もなかったが、入ってみてびっくり。トイレに入ると、そこには川が流れていて、さらに太鼓橋を渡るという、トイレの概念を覆すような作り。
 すっきりして外に出ると、井戸の跡のようなものを見つける。案内板には、「お七の井戸」とある。お七といえば、この前に言った白山神社のすぐ近くに彼女の墓があることは知っていたが、ここでもお七に出会うとは・・・
 昨日は、行く先々で「仲宿」だったが、今日は「お七」だったようだ。
 
7日
土曜日
晴れ

緑の中の大仏さまという
風景は、奈良・鎌倉とは
ちょっと違った雰囲気。



とにかく広大な公園
どうせ来るならのんびりと。

今日は自転車で。

 植村直己冒険館、東京大仏、光が丘公園・・・いずれも自宅からはそう遠くないところにあるのに、機会がなく、一度も訪れたことのない場所だった。

施設は小さいながら、見応え十分

 そして今日、その三ヶ所を自転車で回ってきた。まずは、植村直己冒険館。冒険家植村直己の業績を振り返る施設で、彼が生前、うちの近所の板橋区仲宿に住んでいたことが縁で作られたとのこと。
 次に東京大仏(乗蓮寺)へ。高さ13メートルは、奈良、鎌倉に次ぐ大きさとのこと。この乗蓮寺も、もともとは板橋区仲宿にあったものの、中仙道(国道17号線)の拡幅工事の影響で、この地に移って来たとのこと。東京大仏の周囲には、特に目立った観光地もなく、駅からも遠いためにちょっと行きにくい。
 さらに進んでいく。途中細い路地や商店街を抜ける。自転車に乗ること自体は、まったく苦にならないけど、久しぶりに長い距離を走ってきたので、さすがにちょっとくたびれてくる。家を出てから約3時間かかって、光が丘公園に到着。
 帰りは、川越街道を一直線にたどり、1時間足らずで戻ってきた。今度は公園には直接来て遊んでみようと思う。
 
1日
日曜日
曇り一時雨

かつてはかなりの湧き水が
あったという「出井の泉公園」


いたるところに
こんな階段とか急坂が・・・


見次公園は小さな池だけど、
ボートが借りられる

とらわれの機関車

 昨日は台風の影響もあったのか、一日中雨が降っていたが、今日は雨も上がったので、少し出掛けることにした。
 先週と似たような方向だけど、歩いたことのない道を歩いていく。で、今日の感想。緩やかに坂を上がっていったと思ったら、いきなり切り立った場所に出る・・・今日歩いて改めて実感したのが、この地域の起伏の激しさ。こういう起伏の激しいところでは、地下水が豊富なのか?写真のように湧き水の出たという公園や、天然温泉が沸いている「スパディオ」なんていう施設もあるのも、そういう理由からかな?

交通資料館があったけど・・・

 今日の目的地は、城北交通公園。先日行った、赤羽交通公園がなくなってたから、そのリベンジ・・・というわけでもないけど、やっと交通公園なる場所に到着。蒸気機関車が2両、バス1台が置かれ、交通資料館もある。資料館は”交通”とはいうものの、ここではこの”交通”とは鉄道のことのみを指しているようで、鉄道に関する写真や模型が展示されている。内容はかなり古めだ。
 そして展示されている蒸気機関車のうちの1両は、この写真のD51だけれど、板橋区とはほとんど縁のないところばかり走り続けたものだし、機関車の上に上がらないようにと針金やロープでぐるぐる巻きにされているし、安住の地というより、とらわれているように見えた。また、展示されているバスについては、ほとんど解説らしい解説もなく、せっかくこれだけの場所を取って、実物を展示をしているのだから、もう少し力を入れてもいいんじゃないかと、少し残念に思った。

蒸気機関車にも
乗ることができるけど・・・

ロープでぐるぐる巻きに
されてしまった
"とらわれ"の機関車



5月2003年6月7月
「二番搾り」 はこちら