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旅行 |
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雨…
5時に目覚ましセットしたが、その前に目が覚めた。 さらにひどくなった。 |
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山小屋の朝は早い。朝食は6時から。 昨日に引き続き、朝からなかなかのボリューム。ご飯もお代わり自由だけど、さすがに朝は遠慮した。朝食のあと、前日に予約したおにぎりを受け取る。おにぎり2個とお新香で500円。 |
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東電小屋出発
もちろん、レインコートの上下を着た。さらにリュックサックは雨が入り込んでも問題ないように、中身をすべてビニル袋で覆った。 風は吹いていなかったので、傘を差していくことにした。 |
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竜宮十字路を左折し、ちょっと歩くと、竜宮小屋に着く。 もうここまでに靴の中に雨水がしみこんできていたし、レインコートの暑さのせいで、汗だくになってしまっていた。 |
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![]() 休む間もなく早々に出発 出発してからまだ1時間も経ってないのだから、休んでいる場合ではない。けれど、ただ歩くだけでどんどん体力が消耗している気がした。 それでもせっかく来たのだから…と、ときどき周囲を見渡したり、池塘を観察したりした。 |
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尾瀬ヶ原のメインルートということもあって、痛んでいる木道が目に付いた。 昨日の東電小屋のスタッフによると、ここは群馬県によって作られた木道とのことで、通称「県道」と呼ばれているらしい…確かに。 |
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前方に、下田代の集落?が見えてきた。6軒の山小屋が軒を連ねる尾瀬ヶ原の中でも比較的賑やかな場所だ。 |
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下田代十字路山小屋の利用者が出発し、次の利用者がやってくるまでのこの時間帯は、山小屋にとって、一日の中でもっとも静かな時間帯が、ちょうどいまくらいではないだろうか? この辺り一帯とても静かで、僕たちと同じように出発した人たちも何人かが山小屋で休憩している。 |
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トイレは、山小屋の集落のはずれにある。その近くにキャンプ場や環境省が作った無料休憩所などもある。休憩所は新しくきれい。だけど、集落のはずれにあるせいか、あまり利用されていないようだった。もったいない。 |
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![]() 山岳地帯に足を踏み入れる 湿原をあとにして、尾瀬沼までの4.5kmを歩き始める。 |
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多少、森のおかげで雨が直接当たらないけれど、雨のために歩きにくくい。これまで同様に、淡々と歩いていく。 ちょっとした文字や標識があるだけでも励みになるが、出発してから0.6kmという文字(尾瀬沼林道分岐)を見ると、思ったより進んでないなとがっかりする。実際出発してから10分しか経ってなかった。 |
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これまでの湿原とは違って、さまざまな植物が見られるようになった。きのこは植物じゃないか!? また初めて福島県の焼き印が押してある木道を見つける。 |
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突然、木道が終わってしまった。 初めのうちは、そんなに大変ではなかったし、一部で、木道が復活するところもあったが、それもだんだんととぎれとぎれになってきた。 木道が途切れた場所では、登山道というより、自然にできた沢を登っていくという感じのところもあり、滑らないようにかなり気をつけなければならないところもあった。 |
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白砂峠 疲れがピークに達してきたところで、9時59分「白砂峠」という文字を見つける。 時間的にはある程度進んできたという認識はあったものの、このときは、あとどれくらいで沼尻に着くのかわからなかったために、大した励みにはならなかった。 雨のせいで詳しくガイドブックを見ることができなかったという理由もある。 |
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おばけミズバショウ この時期になると、どこのミズバショウもかなり巨大化している。沼尻に向かう途中にあったこのミズバショウはでかかった。身長15cm程度のダミーと比べても、その大きさがわかる。 |
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多少のアップダウンはあったものの、ほとんど登ってくる一方だったが、ここで急に沢を下っていく。 |
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白砂田代
急に森を抜けて、明るいところに出た。ついに沼尻か?と思ったら、まだだった。久しぶりの湿原だった。 急に人が多くなっているのは、おそらく沼尻側から来た観光客が多いせいだろう。ということは、もう尾瀬沼まであとちょっとってことになる。 |
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池塘の水深が深いせいか、水面が黒っぽい。大湿原の中にある池塘とは、違った雰囲気でじっと見ているとなんだか吸い込まれそうな感じになる。 |
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ハクサンシャクナゲ 当然?花の名前なんて、すらすら出てくるわけがないが、ガイド風のお姉さんが教えてくれた。 |
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尾瀬沼(沼尻)到着!
ようやく…ようやく到着した感じがする。 でも、実際には標準で1時間50分程度の道のりとされている区間だから、むしろ早く着いたことになるが、雨と足下の悪い登山道のせいで、肉体的にというより、精神的に疲れた感じ。 関係ないけど、ハクサンシャクナゲを教えてくれたお姉さんもここの休憩所に来ていた。彼女は、おもむろにタバコを取り出して、スパーッと、ため息混じりにタバコを吹かしている姿が妙に印象的だった。ガイドも大変なのだろう。 |
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すぐに出発…沼尻の休憩所で、ちょっと休みたかったが、先行していた団体客が休憩所を完全占拠してしまい、座るところがなくなってしまった… 混雑しているところにいても仕方がないので、先を急ぐことにした。 |
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なんだか、修行みたいな感じになってきた。 休憩所で買ったまんじゅう(150円)を食べる。 |
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![]() ![]() ナガバノモウセンゴケ / ゴセンタチバナ |
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もちろん自宅に帰ってきてから知ったのだけど、尾瀬ならではの特徴的な植物がたくさんある。雨のためにじっくり見られなかったのが、とても残念。ナガバノモウセンゴケは、尾瀬と北海道、鳥海山だけに見られるそうで、貴重らしい。 |
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泥道地獄…歩いていると、反対からやってくる人たちの靴が、泥だらけなのが気になった。一人や二人でなく、全員が泥だらけなのだ。 すると、木道でない部分がひどくぬかるんでいる場所に出くわした。 しかもそれが何カ所もあって、とても普通に進んでいけるような感じではなかった。場所によっては、泥がかなりの厚さになっていて、ずぶずぶと足が取られた。 |
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確かに、この雨では仕方がないとは思う。 けれど、どうしても解せないことがあった。それは、ぬかるんでいる場所の多くが、最初からこうなっているのではなく、もともと木道があったのに、それが撤去され、撤去された木道が脇に山積みになっているということだった。 山積みになった木道は、これまで見てきた木道と比べても、決して悪い状態ではなく、むしろまだまだ十分に使えるような感じだったのだ。 その結果、場所によっては、脇に積まれた木道を頼りに歩くことになり、バランスがとりづらく、かなり危ない状態だった。 |
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どうしてこのような状態になっているのか、手掛かりを探したが、結局理由は最後までわからなかった。この区間に限っては、長靴が使うのがもっともよい感じ。 |
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あとちょっと??いくつもの「泥道地獄」を突破し、「大清水平分岐」というところにやってきた。 もうそろそろ泥道地獄も終わりだろう…と思っていたら、この後も続いた。 |
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三平下到着(尾瀬沼休憩所)かなり久しぶりに休憩できる場所に着いた。ありがたいことに、雨は止んでいるから、外のベンチに座ることもできそうだ。 ここで、東電小屋で手に入れたおにぎりを食べることにする。靴の中に入った水が気持ち悪い。 |
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汗もかいているから、こまめな水分補給が必要だ。 水が豊富な尾瀬にあって、ペットボトルの水を買うのもなんだかちょっと変な感じ…と思ったら、休憩所の前に「飲用水」と書かれた蛇口があった。 ペットボトルや水筒に水を入れておく。 しばらく休んでいると、尾瀬沼を一周している人たちが大勢いた。これからあの泥道地獄を歩くことになるわけで…ちょいと気の毒。 |
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ちょっと登山であとは下山三平下を出発。「下」というくらいだから、上に相当する部分があるわけで、それが、これから向かう三平峠。 鳩待峠にもあった、入山者・下山者のカウンターを通って、出発。 |
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![]() ![]() 15分ほどで、三平峠に到着。峠と言う位だから、見晴らしが良いのかと思ったら、木々で覆われてこれといって何があるわけでもなかった。 その代わりに?なぜか大きな尾瀬の看板が… |
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尾瀬沼西岸と比べたら、とても歩きやすい。 ひたすら下り。階段、坂、階段…とどんどん降りていく。登るよりは楽なのかもしれないけど、だんだん膝が痛くなる。 途中で水が湧き出しているところがあって、ここでも、また水を補給。 |
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一ノ瀬休憩所三平下を出発して1時間ちょっとで、一ノ瀬休憩所に到着。 |
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靴が泥だらけ…スパッツを持ってるのに、持ってこなかったことが悔やまれる。持ち物リストはこちら。 |
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ここからは、これまでの登山道とは全く違って、自動車も通れるほどの砂利道になっている。関係者以外の一般車は通行禁止となっている。 以前は大清水から一ノ瀬まで一般車が乗り入れできるように工事が進められていた名残だろう。現在のような状況になるまでのいきさつはこちら |
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いよいよ、遠くに大清水の駐車場が見えてきた。 なぜか看板、案内が、2つとも折れかかっていた。偶然?それとも行きの重みかなにか? |
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ついにゴール! 東電小屋を出発して約8時間。もうすぐ15時になろうというところで、ようやくゴールの大清水に到着。昨日乗ってきた車もちゃんとある。なにより無事に帰ってこられたのが良かった。 |
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今回は雨のために、イメージ通りの尾瀬…というわけにはいかなかったが、これも自然。仕方ない。また機会があれば、ぜひ来てみたい…晴れているときに。 |
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| 取材 2007/7/21 作成 2007/7/28 |