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旅行

ママチャリ山手線一周











黄緑色 … 山手線
ピンク色 … ママチャリで走った道路


7時38分

出発から

0分



巣鴨駅




 山手線は 感情環状運転しているのだから、どこから出発したってよいはずだ。理屈の上ではちゃんと元に戻れるはず。どこから出発しようかちょっと迷ったが、自宅から行きやすいという、あまり強い理由もないまま、巣鴨に決定。

 自宅から巣鴨駅に来るだけでも結構な時間が掛かってしまうが、あくまでもプロローグででしかない。

 今日(2006年5月3日)は、とてもいい天気。山手線一周するにはちょうどいい天気だ。

 まだ8時前だというのに、駅前にはたくさんの人たちが行き来していた。特に高校生が多かったかな。
巣鴨に来たということで、スタンプを押す。改札口はひとつしかないので、スタンプはすぐに見つかる。できることならば、行った先々の駅でスタンプを押したいのだけれど、まずは一周することを最優先にしたいので、最も近い改札口にスタンプがなければ、今回スタンプを押すことを見合わせることにする。

 いよいよ第一歩を踏み出す。しばらくは山手線を併走。駅から少し離れると、もうあまり人もいなくて、車の通りもなく、スイスイと進める。

 あっという間に、駒込駅が見えてきた。



7時41分

出発から

3分

(サービス時間外…)


駒込駅




 わずか3分で駒込駅。もう電車とほとんど変わらないじゃないか。幸先よいスタートを切った感じ。

 どうも改修工事をしているみたいで、以前見た駒込駅とずいぶん様子が変わっていた。

 スタンプを探すが、駅のほとんどが工事中の現場には、そんな置き場がありそうになかったので、駅員さんに聞いてみると、みどりの窓口の中に置いてあるというのだが、8時からしか開いていないという…残念

 先を急ごう。

 山手線の車窓からきれいに見えるつつじが沿道からもよく見える。

 さらにしばらく進むと、山手線の車窓からもちらっと見える巨大なゴルフボールの横を通過。ゴルフ用品メーカーの東京本社とのこと。

 このゴルフボールのすぐ目の前にあるのが、山手線唯一の踏切。

 

山手線が田端方面へ、湘南新宿ラインが走る山手貨物線が赤羽方向へ向かうことから、大きく立体交差をするため、線路の脇を通る道路がなくなってしまう。

田端駅は坂を一気に下ったところにあった。


7時55分

出発から

17分



田端駅



田端駅…。山手線の駅の中で印象の薄さを競ったら、一、二位を争うほどだろう。
これでもここが一番大きな出口なので、スタンプはすぐに見つかる。スタンプもこの駅の特徴のなさを象徴しているような絵柄で、ちょっと悲しい。

 田端駅から山手線の線路を越え進路を南に変える。

 左から宇都宮線、高崎線の線路が迫って、右側から山手線と東北上越新幹線が迫る間を進んだ先に、西日暮里駅が見えてきた。


8時03分

出発から

25分



西日暮里駅




西日暮里駅は、新幹線と山手線のガードの下にあるので、なんだか全体的に薄暗い雰囲気。

そういえば巣鴨では賑やかだったのに、駅をこなしていくたびに、どんどん寂れていくってのはどうしたものだろう。

駅前にあったパチンコ屋の名前が「11号線」。
最初、西日暮里に乗り入れている地下鉄千代田線のことを指しているのかと思ったら、千代田線=9号線なので違う。じゃあ、国道のことかと思ったら国道11号線は四国を通っていた。ちなみに地下鉄11号線は、半蔵門線のこと。


うーん、どうしよう…あんまり面白いネタがない。とりあえず、右手に山手線を見ながら先をゆく。

左手からやってきた京成線のガードの下をくぐり、続いて常磐線の踏切を渡る。このあたりはかなり線路が複雑に入り組んでいる。


8時10分

出発から

32分



日暮里駅




日暮里駅は、全面工事の真っ最中。駅前に新交通システムが乗り入れてくるため、駅前には巨大な橋脚が並んでいる。日暮里駅自体も大規模な改修工事に入っているので、しばらくしたら、駅も駅前もすっかり変貌した姿に生まれ変わることだろう。

スタンプの絵柄は、谷中七福神。今年初めの七福神巡りでお世話になったことは記憶に新しい。

そういえば東京では、日暮里駅を「にっぽり」と難なく読めるけれど、実はかなり難しい読み方だと思う。そのまま読んだら「ひぐれさと」…それに改めてこの漢字の見ると、なんとも牧歌的で風情のある駅名だ。


8時21分

出発から

43分

(出口違い…)


鶯谷駅



印象の薄さで一位二位を争うと書いた田端駅と並ぶ駅が、この鶯谷駅だろう。田端は京浜東北線との乗換駅という鉄道運行上重要な地位を占めるが、こちら鶯谷駅はそうした乗り換えも特にない。

乗り換えがないという点では、以前は大崎駅がよきライバルだったのに、りんかい線、湘南新宿ラインが乗り入れて、ずいぶん出世してしまった。


 こちらは、かなり質素な改札口だが、反対側の上野公園に近い側の出口は、もう少し賑やかな感じだったと思う。スタンプもそちらに置いてあるということだったので、残念ながら今回は見合わせる。

山手線を右側に見ながら、ホテル街を通り抜ける。雲一つない青空の下、8時を過ぎたばかりということもあって、猥雑さのようなものは微塵も感じられない。

引き続き線路沿いを走る。常磐線、宇都宮線(東北本線)・高崎線、山手線、京浜東北線の線路が整然と並んでいたが徐々に複雑に入り組んできた。

こんな光景からも上野駅が近づいていることがよくわかる。



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取材 2006/5/3
作成 2006/5/4