龍的思考回路 メニュー
はじめての方へ 定点観察…このサイトのメインページです 書店…これまでに読んだ本を紹介します 旅行…見たこと、感じたことをまとめてます 交通…鉄道を中心に交通関係の話題 建築…心に残る特徴的な建物を紹介 社会科見学…好奇心を満たされに出掛けよう ダミー…龍的思考回路のキャラクター いろいろ…その名の通り、いろいろ 地図索引…地図からこのサイトを検索 お問合わせ…何かありましたらお気軽に 鯉降渓谷鉄道…75cm×40cmのNゲージ鉄道模型 はじめての方へ 定点観察 書店 旅行 交通 建築 社会科見学 ダミー いろいろ お問合わせ 龍的思考回路

旅行記録

草津温泉、四万温泉

 2005年の夏は富士登山に始まり、愛知万博に行ったが、実は夏休み自体はまだ取得してなかった。人から見たら休んでいるじゃないかということになるが、厳密に考えれば違うのであしからず。

 で、今回、夏休みとして出掛けてきたのが、草津温泉と四万温泉。いずれも駅から遠いということもあって、来る機会はなく、初めて訪れる温泉地だった。
 そこで見たもの感じたものをおさらいしたい。


草津白根山

 まず向かったのが、草津白根山。
 やっぱり”湯釜”は見ておかなきゃ…ということで、ロープウェーと無料連絡バスを乗り継いで、レストハウスへ。ほとんどの観光客はここまで車か観光バスで来ているようで、平日だというのにかなり賑わっていた。

【湯釜】 直径300m、水深30mの火山湖。湯釜と言っても熱くはないらしいが、pH1.2の強酸性の水をたたえる。世界一らしい。 【弓池】 明治35年(1902年)におきた噴火の、水蒸気爆発でできた火山湖。同じ火山湖でも、湯釜とはまったく違った表情を見せる。
 
【弓池〜湿原】 弓池の一部は湿原になっていて、周囲の木道を歩くことができる。標高が2000mを越えているため気温は20度を切り、一部は完全に秋といった感じ。 【池を見ると…】 条件反射的に小銭を入れたくなるものなのだろうか?写真で白く見える点はすべて小銭。自然破壊にもつながりかねないと思うのだけど…


昼食、そして旅館にて…

 久しぶりの車の運転で疲れてしまったせいか、実は運転中からかなり眠かった。草津白根山から下りて、昼食を取ることにした。時刻は13時を回っていた。

(出掛けるつもりが…)
【釜めし】 草津で比較的有名な釜飯屋さんとのことで、楽しみにしていたのだけれど、具の量があまりに少なかったのでびっくり。ダシは出てるけど、正直期待はずれだったな。 【昼寝】 14時半くらいに宿に着いてから、18時の夕食の時間近くまで、寝てしまった。せっかく草津まで来たのに…
 
【期待してなかったとは言え…】 昼寝しているとき、やけに外から人声がやたらよく聞こえてきた。廊下で話をしているのか?と思っていたら、しばらくするとテレビの音まで聞こえてきた。起きあがって、壁に近づいてみると、どうも壁から音がする。壁が薄いのだろう。

 建物が老朽化していることもあるのは仕方がないが、全体的にあまり清潔とはいえない印象を受ける。特に一番の売りであるはずの露天風呂も、やはりきれいな感じがしないのだ。それは床が掃除がしにくいはずのカーペット敷きなので、黒ずんでしまっているためだ。

 個室で夕食を出してもらえるということではあったけれど、おかずは冷えているし、あまりメニューにも工夫がなかった。
 お茶を入れようと急須のふたを開けるとびっくりした。急須の中は濡れている上に、直前に誰かが使ったような感じで茶葉がいくつも残っているのだ。個室なのでわざわざ宿の人を呼ぶのも面倒だったので、結局そのまま飲むことにした。(普通ありえないと思うけど)これは何かの間違いだろう?と思ったら、翌朝の朝食時の急須もやはり使用済み?だったところからすると、急須を完全に洗わないのは、この旅館での常識になっているのかもしれない。


温泉街に出てみる

 夕食を済ませたらすぐに外出。徒歩10分程度のところにある湯畑に行ってきた。毎分数千リットルもの源泉を噴出する草津温泉の中心地だ。すっかり暗くなったものの、温泉地の夜は長い。22時近くまで開いている店もある。これといったお土産はないのだけど、見ているだけでもなんだか楽しい。
【滝】 まず目に入ったのが湯畑から流れ落ちる滝。気温が下がって湯気の白さが目立った。 【湯畑】 湯畑とはよく言ったもので、樋を濾過させて湯ノ花を採取する仕掛け。暗くてよくわかんないけど。
 
【足湯】 時刻は19時ごろ。普段だったら普通に仕事している時間だ。足湯にはたくさんの人たちが集まっている。 【つかってみる】 最初かなり熱いのだけどしばらくすると麻痺するのか慣れてきた。足湯から出て旅館に帰るときも温かさが持続。これも温泉の効果か?


草津温泉の朝

 今朝の草津はどんよりと厚い雲に覆われてしまった。霧雨に粒の大きな雨が混じっている。
 昨日の昼寝してしまったために、翌日の今日はあまり時間がなかろうということで、朝食の8時前には、もう一度、明るいときに湯畑を見に行くことにした。

【街並み】 写真は湯畑方面を背にした方向から写したものだが、なかなか風情のある雰囲気のなどが並ぶ。高いんだろうな。子供たちが学校に向かう。今日は金曜日だった。 【改めて、湯畑の滝】 今朝ももうもうと湯気が立っている。滝壺のエメラルドグリーンがとてもきれい。さらに濃い緑色のコケは、強酸性に強いコケらしい。何もこんなところに生えなくても…
 
【改めて、足湯と湯畑】 

 さすがにこの時間だとあまり人もおらず、散策するにはいい感じだ。昨日は人でいっぱいだった足湯も誰もいなかった。ダミーものんびりしている。

 温泉が湧き出しているところに、何やら四角い木枠があった。あとから調べて知ったことだが、これが将軍御汲上の湯枠と呼ばれるもので、この木枠は、八代将軍徳川吉宗のときに使用されたものらしい。
 湯畑の端に置かれた古めかしい灯籠(右)は、文政13年(1830)に寄進されたもので、百数十年以上も前から立っているものらしい。
 


草津温泉の昼

 朝、湯畑を見学して、旅館に戻る途中で、古い壁に取り付けられた看板が目に入った。イタリアンレストランの看板だった。昨日が期待はずれだったので、行ってみることにした。

【見かけた看板】 場所は何の変哲もない住宅地の真ん中。かえって黄色い看板が目立つ。リストランテ アル ロドデンドロ という店らしい。 【イタリアンレストラン】 イタリア・フランスで修行をしたオーナーシェフが地元の素材を生かしたイタリア料理を食べさせてくれるとのこと。
 
【期待通り♪】 

 おじゃこに言わせると、来る前から知っていたとのことで、意外と有名らしい。
 場所は日本初ペンションらしい綿貫ペンションの半地下1階にあった。完全予約制であらかじめ電話しておいた。開店は12時からだが、12時20分ならばよいとのことで、12時10分過ぎくらいにやってきた。先客がいるのかなと思ったら、誰もおらず、その後も、3人のお客さんが来ただけだった。とにかくほとんどオーナーシェフ一人で回している感じなので、大変そうではあった。
 1600円のランチコースをいただく。どれも、これまであまり味わったことのないような内容だったが、とても美味しくいただくことができた。草津に来る機会があったらまたぜひ来たい。
 


中和工場

 草津で湧き出る温泉は人間がつかる分にはいいかもしれないが、自然界ではかなり異質なものになる。そりゃそうだろう。もしも、ある工場で強酸性の液体が毎分何千リットル流出したら大事件になるだろう。そんな事件が、ここでは有史以前から起きている。長らく魚すら住めない死の川だったが、その強酸性を強引に中和することで解決しようとしたのが、中和工場。草津に来たらぜひ訪れてみたい場所だった。
【湯川】 もう、そのまんまの名前。温泉が川の主成分と言ってもいいかもしれない。湯気を上げながら流れていく。ただの温泉だったらいいのだけど… 【強酸性】 釘を川の水(お湯)に浸けて、わずか10日間でその姿をほとんど消してしまうほどの強さ。対策を打たなければ、この水が下流へ流れていくことになる。
 
【サイロ】 中和工場で一番目立つ施設。この中に中和のための大量の石灰が収められている。 【中和】 石灰を水(お湯?)に溶かした液体を、川に流す。川は真っ白になる。


四万温泉

 早めに草津温泉をあとにして、四万温泉に向かった。
 四万温泉で予約した旅館は、草津温泉で泊まった旅館と比べるとはるかに評判が良く、その分値段も高かったが、期待通りの内容だった。それだけで二番搾りでも書いたとおり、その温泉地の印象まで変わってくるから、温泉街全体の問題として考えるべきだと思う。

【四万温泉といえば…】 四万温泉は四万川に沿って数キロに渡る細長い温泉地なので、どうしても中心地と呼べるところがない。強いて言えば、群馬県の重要文化財に指定されている積善館かな。 【落合通り】 一般的な温泉地と比べるとかなり静かな四万温泉にあって、一番賑やかなのかなと思ったところがここだけど、時間が時間だけに閑散としていた(午前10時ごろ)
 
 【飲泉場】 四万温泉は飲泉としても知られていて、街のあちこちで飲み場が用意されている。美味しいかどうかと言われると、あんまり美味しくない。薬みたいなものとして飲むべきなのだろう。
 用法は一日500ml以内で、2倍に薄めて飲むことだそうだ。


四万川ダム

 四万温泉のもっとも奥の方に位置するのが、四万川ダム。説明板によると下流の洪水を防ぐために、平成11年(1999年)に完成とのこと。ずいぶん最近なのね。
【上流側を眺める】 貯水量は若干少なめに見える。水が青々として、とてもきれいだった。 【ダム施設を眺める】 ダムの施設を直接見るのはかなり久しぶりだ。でかい。
 


おまけ

 総選挙直前ということもあって、あちこちに選挙向けのポスターが貼られていた。
 小渕恵三元首相の娘、小渕優子氏のポスター。握りしめた両手が、若さとやる気を示しているのだろうか?
 ちょうどこの記事を書いているところで、当選確実のニュースが…おめでとうございます。

 取材 2005年9月8日〜10日


見出しへ  前のページにもどる