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旅行記録

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石神井川の源流を求めて


1. 板橋 〜 としまえん

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9時18分

出発から

0分


板橋の板橋 [1]

 スタートはここ。ここから上流に向かってみる。下流へは日を改めて訪れることにした
 走り始めた近所の川沿いは、車が入ってこない自転車と歩行者専用になっているために、とても走りやすい。また周囲の木々が目に優しく、とても快適。

 もちろん、このまま快適な道が続くはずはないけど・・・




 そもそも板橋区の語源となった"板橋"は、この石神井川を渡る木製の橋から由来するとのことで、今でも石神井川を渡る旧中仙道には、こうして板橋がある。でも、もちろん現在では板ではなく、コンクリート製の欄干が木造風になっている。


9時19分

出発から

1分

新板橋〜中仙道(国道17号線)


最初の難関

川沿いを行くとき、必ず難関として立ちはだかるのが、こうした幹線道路だ。たいていの場合、川沿いの道は幹線道路の歩道とつながっているのだが、”Tの字”風につながっているだけで、その先は車道になっていて進むことができない。だから、遠回りして、横断歩道を探すことになる。

中仙道(国道17号線)に架かる橋は、新板橋。この名前はもちろん先ほど渡った橋のあとに作られたことから名付けられたからそう呼ばれているのは言うまでもない。ちなみに、同名の駅も存在するけど、こちらは板橋駅に近いことから名付けられたので、ここからはかなり離れたところにある。


9時33分

出発から

15分


次の難関・・・でもないけど [2]

 東武東上線の中板橋駅付近の下をくぐり、さらに先に進むと、また難関が現れる。川越街道(国道254号線)だ。ここは、ちょっとずれたところに横断歩道があるので、そこを渡る。

川越街道(国道254号線)


9時36分

出発から

18分


このあたりはこんな感じ

 東上線の下をくぐったあたりくらいから、川の周囲に緑がなくなり、道路も自動車も通れるくらいの幅になって、完全に生活道路として機能している。アスファルトで舗装されて走りやすいけど、狭い道を車が走り抜けるので、かえって走りにくいとも言える。
 そんな感じだから風景も単調で、面白みに欠ける。


9時38分

出発から

20分


板橋区内の最後の難関

 環状七号線(環七通り)に出た。ここでは、川沿いの道路は完全に寸断されていて、ずっと遠くの横断歩道まで行かないと、向こうには渡れないようになっている。交通量も多く、中央分離帯もガードレールみたいなのがあるので、簡単には渡らせてくれそうにない。


9時43分

出発から

25分


再び走りやすい道へ・・・[3]

 城北中央公園付近にやってきた。公園のちょうど半分のところで、板橋区から練馬区にはいる。駅で言えば、東武東上線上板橋駅が近い。
 車も走るが、比較的幅が広くジョギングしている人もいるし、何より目に映る木々があると気分も違ってくる。


9時50分

出発から

32分


何気ないビルの一角に・・・

 すっと通り過ぎてしまいそうだったが、ふと感じるものがあった建物。

 立体駐車場のようだ。



 中をのぞいてみると、そこは白雪姫の世界が・・・七人の小人もちゃんといる。それにしても、なぜここにこんなものがあるのか、特に説明はない。

 少しここで休んでいる間にも、近所の子供たちが遊びに来たところを見ると、ちょっと唐突な感じがするこの白雪姫は、ちゃんとこの地域になじんでいるような気がした。


10時00分

出発から

42分


時間の止まった場所 [5]

 ここまで川沿いの道は、多少変化してきたものの、石神井川そのものは、完全に整備されていたが、ここへ来てこんな光景に出くわす。
 おそらく何らかの事情があって、立ち退きに応じなかったのだろう・・・この場所だけまるで時間が止まったかのような雰囲気だった。
 対岸に回ってみると、この場所だけ極端に道が狭くなり、離れたところからは行き止まりのように見えた。実際は、わずかに自転車が一台通れるくらいの幅があり、近所の慣れた人は、この"庭先"のような場所を自転車で特に意識することもないように通り過ぎていく。


10時06分

出発から

48分


隅田川から10.3キロメートル標識

 練馬区桜台六丁目の高稲荷公園付近までやってきた。標識によると石神井川の終点隅田川から10.3kmの距離にいるらしい。出発してから6km以上進んだことになる。でも全長25kmといわれる石神井川の半分も来ていない。


10時14分

出発から

56分


嵐の前の静けさか?

ふたたび、緑が多くて比較的走りやすいところに出た。でも、それは"嵐の前の静けさ"のような区間だったのかも。


10時15分

出発から

57分


ついにこのときが・・・ [6]

 片側一車線の道路が目の前を横切り、川沿いにずっと続いてきた道が、完全にその先を断たれていた。この道を立つ建物はなんだろう?と見渡してみると、新しい大きな建物を見つけた。としまえんの新しい施設「庭の湯」だった。
 まだオープン前ということで、建物の周囲は、最後の仕上げの段階とといった感じだった。
 ということで、ここで初めて、石神井川としばらく離れて、進むことになる。


さらに上流へ・・・



2003.7.12