定点観察

4月2005年5月>6月
今月の二番搾りへのリンク 今月の龍的書店へのリンク

2005年5月

5月15日 日曜日 曇り一時雨
プロジェクト進行状況2
ゆりかもめの先頭車は相変わらず人気道路沿いのつつじ ここんところ、東京はやけに肌寒い日が続いている。特に朝などは、吐く息が白くなるんじゃないかというくらい、冷え込んでいる。
 先日金曜日のこと。仕事で久しぶりにゆりかもめに乗った。目的地の駅からはバスに乗り換えるのだが、ちょうど行ったばかりで、20分あまり待たされることになったのだが、いまが5月だとは思えない肌寒さだった。

 今週末は特に出掛けるでもなくほぼ一日中、家にいた。で、先日から紹介しているとおり、新しい「定点観察」を作るべく、ずっとMovable Typeと格闘。自分の表現したいことを考えながら、仕組みがよくわからないプログラムを操作するというのは、目的地を探しながら目隠しをしているようなもので、遅々として進まない。ほんとうは今日にでもリリースしたかったのだけれど、まだこの時点では未完成。難しい。
 なんとか今週中には目処を付けたい。
5月8日 日曜日 曇り
プロジェクト進行状況
 別に誰に頼まれたわけでもないのだけど、いくつかプロジェクトが進行していて、そのいずれも早く進めてしまいたいものなので、時間がなくて困っている。

ひとつめ
 かねてから、「定点観察」と「定点観察二番搾り」の位置づけについて悩んでいたのだが、この「定点観察」をブログ化した上で、現行の「二番搾り」を吸収することにした。
 日本でもっとも実績のあるブログのひとつ、MOVABLE TYPEを使用することとして、移行が済んで安定して稼働できるようになったら、これまで利用させてもらってきた「はてなダイアリー」は、終了したいと思います。リンクをはっていただいている皆様方には、お手数をおかけしますが、新しいブログが始まり次第、リンクのページの変更をお願いすることになりますので、その際にはよろしくお願いします。


ふたつめ

 こちらもかねてから建設が進められている鉄道模型は、どうも遅々として進まず、工事はずっと中断されたままだった。とにかくいろいろな計画を盛り込みすぎたために、にっちもさっちもいかなくなってしまったのだ。
 そこで、オプション的な計画(あとからでもできること)は、すべて凍結、後回しにして、とにかく完成させることを第一の目的として、まずは列車を走らせるという目標に向かって、建設を再開させることにした。
 本日までに基本的なレールの敷設は完了した。しかし、ここで事件は起こった。急にある特定の場所で脱線するようになったのだ。もともと登山鉄道として作られているので、急カーブや急勾配が激しいのは当然なので、かなりの低速で走行するようにしているものの、どうしても特定の場所で脱線する状態になってしまったのだ。レールの状況を見ても異常はなく、途方に暮れてしまった。
 しばらく考えた結果、実際の鉄道でも使用されている「脱線防止ガード」を、取り付けてみることにした。これも実際の鉄道と同じように古レールを再利用したものである。
 取り付けて、そろりそろりと走らせてみると、脱線しそうになるものの、ちゃんと脱線防止ガードが車両の浮き上がりを、見事に押さえて脱線を防いでくれているではないか!
 かくして、脱線問題は根本原因がわからないものの、一応の解消を見た。
5月6日 土曜日 曇りのち晴れ
ツイてるというか…
東武50000系車両
そういう僕も先頭車両に来ちゃったんだけど…
 所用があって、実家のある川越に帰った。
 最近は埼京線を使うことも多いけれど、今回は東武東上線を利用する。約10年ぶりの新型車両が走っているらしいので、もしかするとすれ違うなどして見かけるかなと思いながら、駅に向かう。で、乗ったのが、まだ1編成しか走っていない、その新型車両だった。なんて運がいいのでしょう。こうというときって、「運を使っちゃったな…」とむしろ、気落ちしてしまうのは、どうももったいない性格だなと我ながら思う。

 まぁ乗ってみれば、なんてことはない、ごくごく普通の最新型電車でしかないわけで…
 興味深かったのは、この電車を取り巻く乗客(特に鉄道ファン)の動き。
 先頭車の乗務員室が見える窓には、かぶりつきで覗き込む鉄道ファンのお友達が。
 あと、到着する駅ごとに、見たところ普通の?おばさんとか、おじさんが、この電車の写真を撮っていた。意外と関心が高いのね…。
5月3日 火曜日 晴れ
今日という一日
目玉焼きが2個作れる 生たまごを割って、中から黄身が2つ出てくると、なんだか嬉しい。今日はいいことがあるんじゃないかと思えてくる…そう思ったのが、おととい。実は昨日も黄身が2個、そして今日も黄身が2個。なんだ今回のたまごは、みんな黄身が2個入っているみたいで、急速にありがたみが薄れてしまった。

やっぱり思い出すのは携帯電話 さて、今日は以前から行きたかった展覧会に行って来た。場所は汐留。また汐留かよ…という気もしたが、仕方がない。行ってきたのは「文化遺産としてのモダニズム建築―DOCOMOMO100選展」。docomomo…といっても、もちろん某携帯電話会社のことではなくて、20世紀の近代建築を見直そうという動きに合わせて作られた国際組織(=The Documentation and Conservation of buildings, sites and neighbourhoods of the Modern Movement)のことらしい。
 で、その国際組織が何しているかというと、どんどん失われている近代建築を広く一般に知らしめて、大事に後世に伝えていきましょうね!という運動をしている。今回の展覧会は、日本における代表的な近代建築100点を一同に集めて、写真や模型などを通して紹介。館内は写真撮影禁止なので、とりあえず外観だけ。
 たとえば、これまで僕が訪れた建築物でいうと…こんな感じ。
ル・コルビュジェの作品として有名…らしい
国立西洋美術館
ライトの建築として有名らしい
自由学園 明日館
丹下健三が亡くなったのは記憶に新しい
東京カテドラル聖マリア大聖堂
日本初の超高層ビルとしてあまりに有名
霞ヶ関ビル
 紹介されていた作品の中には、ただの古いコンクリート建築にしか見えないのだけれど、実はこんな理由があって…なんてことがわかったりして、建物を見る目が変わってくること請け合い…でも、この連休でこの展示会はおしまいなのは残念。


なかなかこの写真を撮るのは恥ずかしい つづいてスタンプラリーをしながら池袋へ。
 途中、けんかしながらも数駅ほどスタンプが集まる。今日は池袋駅で、初の完乗を果たした有楽町線の賞品をもらう。この賞品もまたスタンプなんだけど…

これまた意外と恥ずかしい おじゃこが眼鏡を作るということで、一緒について行った。眼鏡を物色中に、自分の眼鏡を掃除してみた。よく店頭でこの機会を見かけるのだけど、これまでなかなか時間がなくてじっくり試したことがなかった。機械に眼鏡を入れてスイッチを押す。自動的に止まるまで掃除が行われているらしい。じっと待つ。結構時間が掛かる。やっと機械が止まって取り出し、ティッシュで水を拭き取ると…すごい綺麗になった。視界が変わる…って、いままでが汚すぎたのか…


ひとこと言わせてもらおう
 この手の調査やアンケートの結果をニュースで知るたびに、その問題点を何度か指摘してきた。
 僕はこの分野では全くの素人なので、誤解している点もあると思うけれど、少なくとも僕自身が誤解しそうになるのだから、気付かなければ、この調査結果を見た人がそのまま受け入れてしまうのではないかと思えるので、あえて気付くたびに伝えたいと思う。もちろん、この意見をどう受け止めるかは、各人の自由だ。
 昨日の朝日新聞で「GW、収入高いと休みが多い 電通がネット調査」という見出しを見つけた。イヤな予感がして、実際に調査した電通のサイトで、この調査の内容(PDF)を見てみると、やはり思った通りの問題の多い調査だった。この手の調査やアンケートが公表されたら、以下の3点について意識してみてもらいたい。

 1.インターネットのみの調査であること
 インターネットは被験者の自発的な行動に依存するため、被験者がどのような意思によってアンケートに答
えたかが重要な要素になる。つまり、「まったくの無報酬」なのか「アンケートに答えたらもれなく○円もらえます」なのか「抽選で○○プレゼント」なのかによっても、回答する層が変わってくるはずである。また、つい忘れがちだが、アンケートに答えられる人は「インターネットができる人」である。つまりインターネットができない人は、回答すらできてないのだから、その時点で調査対象は狭まっていることを忘れてはいけない。

 2.調査に回答した層の内容が明記されていない
 新聞の見出しにもなっているくらいだから、今回の調査で一番の注目すべきポイントが、「収入が高いと休みが多い」という結果だが、これが実態を表しているかどうかが疑わしい。実際に収入が低い人の回答者数と、収入が多い人の回答者数の差はどれくらいあったのかが明記されていないのである。調査では年収400万円未満が5.9日で、1000万円以上の人は6.9日あるという結果になっているが、この内訳がわからないのだ。全体の回答者630人のうち、仮に収入が低い人が600人を占めていて、残りの30人が収入の高い人の回答だったしても、今回のような結果になってしまう。果たしてこれで正しい傾向を示したと言えるのだろうか?

 3.この調査の目的がはっきりしない
 実は一番大事なことだが、そもそもこの手の調査は、思いつきで行われるはずはなく、当然費用をかけて行うのだから、調査する理由があるはずだ。多くの場合この調査結果を元に企業や団体の活動に生かされることになるが、それは良くも悪くも調査結果を左右することが多い。設問内容である程度の回答結果を操作することができてしまうのだ。これはある程度やむを得ないが、であれば、その背景を知ることで偏向のある可能性を認識できるのに、この調査ではそれを明らかにしていない。


5月1日 日曜日 曇り
定点観察 vs 定点観察二番搾り
 大型連休まっただ中、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
 東京は朝から曇りがち。そんな今日は、日ごろできないような掃除をしました。
 灯油が少し残ってたので片付けられなかったストーブとか、電子レンジの中とか…。真剣にやると結構くたびれます。

 さて最近の龍的思考回路の更新ですけど、、「定点観察二番搾り」(以下、二番搾り=はてなダイアリー、ブログ)の方ばかり、力が入りがちだったような気がしてました。そもそも二番搾りは、二番のはずで、本家?の「定点観察」の更新がおろそかになるというのは、自分としては本末転倒な感じがして、ずっと前から、気になっていたのです。

 確かに、二番搾りは毎日何かしら更新しているので、そちらをご覧いただくかたの関心が高くなるのは、まぁ仕方がないのかな?と思ってましたし、自分の考えや意見に対して、コメントという形で直接反応がもらえるというのは、とても嬉しいものでした。

 ということで、いろいろ考えてみた結果、気軽にご意見などを聞かせてもらえたらな…という思いから、まずは定点観察にも掲示板をつけてみました。しばらくは、いろいろ試行錯誤を繰り返すと思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。


今日の更新
【龍的書店】 4月に読んだ本の更新をしました。ダヴィンチコードは、一部読み切れてない部分もあるので、5月に回します。続きはこちら




白バイに追いかけられるトラックとか【駅からハイキング】 4月の定点観察でも紹介しましたが、駅からハイキング「新橋・汐留→お台場」の記録も更新してあります。続きはこちら

 こちらにも掲示板作りました。








3月2005年5月>6月
今月の二番搾りへのリンク 今月の龍的書店へのリンク