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旅行記録

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駅からハイキング

JR東日本が主催する駅からハイキングへの参加記録です。
2005年度から書いています。なお一部の記事は、定点観察より引用しています。


2005年4月30日 東京まちあるき 第2回 新しい汐留エリアをめぐりレインボーブリッジを渡ってお台場で遊ぶ

2005年4月16日 東京まちあるき 第1回 六本木エリアと東京タワーをめぐる

2005年4月2日 桜色の散歩道 神田川・外濠の桜並木に春を感じて


東京まちあるき 第2回 新しい汐留エリアをめぐりレインボーブリッジを渡ってお台場で遊ぶ

2005年4月30日 / 約 10km / 新橋駅→(レインボーブリッジ)→お台場→東京テレポート駅

新橋駅前 ひとけのないシオサイト

 今回の出発地は新橋。もうしょっちゅう来ているところだから、新鮮な感じはまるでしない。けれど見慣れた風景に参加者の群れが加わると、なんだかちょっとだけ雰囲気も変わって見える(気がする)。

 新橋駅から汐留シオサイト(…って呼ぶ人はあまりいないな)を通る。
つつじが綺麗 これから渡る橋
 指定のコースは、汐留の前に浜離宮を見学して、芝離宮や世界貿易センタービル、増上寺などを経由して、単に元の道に戻ってくるような感じになっている。いくら歩くのが目的とは言え、極端に遠回りしていると、歩く気も失せるので、ショートカットして、まっすぐレインボーブリッジに行く。

汐留を振り返る 白バイに追いかけられるトラック 歩いてきたところを振り返る
 レインボーブリッジを徒歩で渡るのは、これで3回目。おじゃこは初めてとのこと。ちなみに無料で渡るのは今回が初めてだ。かつては展示室への入場料と対岸に渡る料金として、いくらか取られていたが、いつの間にやら、展示施設がなくなり、通行料金も無料になっていた。まぁ並行している一般道路を走る車が無料なのに、渡るだけで歩行者からお金を取るのは、なんだか理不尽だなと思っていたので、至極当然。
 ちょっと風は強いけど天気が良く、遠くもよく見渡せた。時折、橋の中央部分を走り抜ける、ゆりかもめからは、この景色は楽しめまい。


第三台場手前

砲台跡(復元)

裸の男と第六台場

第三台場内部
 レインボーブリッジを渡りきると、港区台場1丁目いわゆるお台場に着く。お台場には何度も来たことがあるものの、この地名の由来となった「台場」にはこれまで行ったことがなかったので、今回はぜひ行ってみたかった場所のひとつだった。
 ペリーの来航に驚いた江戸幕府が、品川沖に6つの台場(砲台)を築造したもので、現存するのは第三台場と第六台場のふたつで、そのうち、第三台場が公園として公開されている。安政元年(1854年)に竣工したというのだから、実に150年も前に作られたものだ。思ったより大きくてびっくりする。
 第六台場は完全非公開。第三台場からは、その様子だけを見ることができる。写真を撮ろうとしたら手前にTバックみたいなのを履いた男が寝そべってた。

 実はゴールは目と鼻の先。だけれど、指定のコースはゴールには向かわず、ゆりかもめと同じようなルートで、この付近をぐるりと半周する。今回の駅からハイキングは、どうも距離を稼ごうとする傾向にあるみたいだ。


香港ってこんな感じ?

いろいろ回ってきます
 早々に見切り?をつけて、DECKS東京ビーチにある「台場小香港」「台場一丁目商店街」に行ってきた。いずれもできてから結構時間が経つのに、行くのはなぜかヴィーナスフォートばかりで、これまた行くのは初めてだった。
 台場小香港は、香港の雰囲気を再現した、いわゆるフードテーマパーク。香港に行ったことがないので、再現したと言われても、ほんとなのかどうかはよくわからないが、まぁこんな感じなのだろう。
 お昼ご飯は、点心や飲茶がなぜか回転している「天天常常回転坊」というところへ。さまざまな中華料理が回転寿司のようにぐるぐると回っている。見慣れないのでなかなかおもしろい。店員が中国人?なのか、回転飲茶の説明をしているようだが、何を言ってるのかよくわからない。まるで本当に香港に来たみたいだ。まぁ味はそこそこといった感じだ。

結構賑わってた
 そのあと同じDECKS東京ビーチにある「台場一丁目商店街」へ。昭和三十年代を再現した商店街ということだが、これまた直接経験した時代ではないので、よくわからないが、やはりこういう感じなのだろう。例えて言えば、雰囲気は「新横浜ラーメン博物館」に似ている。経験したことのない時代だけれど、どこか懐かしい感じはする。月並みな言い方だけど。
 それにしても、香港、昭和三十年代、中世ヨーロッパ(ヴィーナスフォート)と、考えてみればお台場は再現したものばっかり。そんなお台場って何なんでしょうね。




ゴールの東京テレポート駅

僕は嬉しい
 だいぶショートカットしたとは言え、ここまで来るとだいぶくたびれてしまって、あまりゆっくり遊ぶという感じにならなかった。

 今回の参加賞は、東京臨海高速鉄道(りんかい線)の手提げ袋と、レジャーシート。おそらく非売品だろうから、ファンには嬉しい。ちなみに今日すでにオークションには200円の値段で出ていた。

■4/30 14439歩 / このあと用事があったので歩数は多め。
取材 2005/4/30
作成 2005/5/1




東京まちあるき 第1回 六本木エリアと東京タワーをめぐる

2005年4月16日 / 約 8km / 田町駅→(六本木ヒルズ)→東京タワー→浜松町駅

スタートは田町駅前
 今日も駅からハイキングで出掛ける。
 今回のコースは珍しく都心で、山手線田町駅から麻布十番、六本木ヒルズ、東京タワー方面を経由し、浜松町に戻るという全長約8kmの道のり。
 田町駅は以前仕事で来ることがあったのでなじみ深かったが、降りたのは2〜3年ぶりかもしれない。10時ちょっと前に田町駅を出発。
綱坂。結構しんどい 綱町三井倶楽部
 都心を歩くと、アップダウンの激しさにびっくりするのだけれど、慶応大学付近を過ぎたあたりで、静かな佇まいを見せる坂を登っていく。案内板には「綱坂/羅生門の鬼退治で有名な、平安時代の武将渡辺綱が付近に生まれたという伝説による」なんて感じのことが書かれていたが、羅生門の鬼退治という話を知らないので、残念ながら感慨は今ひとつ。帰ってきてからインターネットでこんな写真を見つける。イタリア人写真家ベアトが江戸末期〜明治初めに撮った綱坂(リンク先は、放送大学附属図書館)。今とあまり変わらない雰囲気。

オーストラリア大使館 ここへは行かない 土地柄かな?
 イタリア大使館、綱町三井倶楽部、オーストラリア大使館を過ぎ、麻布十番、六本木ヒルズ方面へ。麻布も六本木も別の機会に歩いたので、今回はこの部分を省略して、先を急ぐ。ほんとこのあたりは大使館が多い。以前「大使館巡り」という企画でもやろうかと、カメラをある大使館に向けたら、警備員が飛び出してきたことがあったので、なかなか撮りにくい。ましてダミーなんかと一緒に撮っているのを見つけられたら、没収されちゃうかも。

城山JTトラストタワー 愛宕山グリーンヒルズのビル
 ここ最近の間に東京ではかなりの超高層ビルが建てられているが、以前からその存在は見ていたものの(超高層なもんだから遠くからも見える)、これまで機会がなくて間近で見られなかった、アークヒルズとか、テレビ東京に隣接した城山JTトラストタワーとか、愛宕山グリーンヒルズなんかも見ることができた。見ただけなんだけど。あれ全部森ビルの建物ばかりだ。


 愛宕神社も今回のルートにあったが、以前、NHKの放送博物館を訪れたときに近くを通っているので省略し、芝公園に向かう。
 芝公園では、ABCマート主催のくじ引き(もらったのは末等の手ぬぐい…)をして、少し休憩。
 今日は本当にいい天気ということもあってか、公園ではモデルさんが、花壇をバックに写真撮影をしていた。
東京タワー! ノッポン、ハケーン! 一応汐留なんですが…
 11時半ごろ東京タワーに到着。
 やはり東京のシンボルだけあって、たくさんの観光客に混じり外国人の姿も少なくない。東京タワーに来たのは何年ぶりか忘れたくらい久しぶり。高さ150mの大展望台820円、250mの特別展望台が追加600円ということで、今回は大展望台までにしておいた。自立鉄塔として世界一高いが、値段もちょっと高い。
 入口に、東京タワーのキャラクター「ノッポン」の姿をとらえたが、ダミー登場に恐れをなしたか、あっという間に建物の中に消えた。ツーショットを狙っていたのに残念。
 地上150mの高さは、最近の超高層ビルと比べてしまうとそう高くはないが、もともと東京タワーが小高い山の上に建てられていることや、タワー付近にはそんなに高い建物がないということもあって、見晴らしはとてもいい。天気がいいために、むしろ遠くがかすんでしまっている。汐留の方を見たら、たくさんのビルが塊みたいに見えて、なんだか怪しかった。

 いくら高いビルができたからといって、これは真似ができないだろう
 まさにタワーならではといった感じがする。東京タワーでは「ルックダウンウインドウ」と呼んでいるようだが、
ようするに「ガラスの床」大丈夫だとわかっていても、このガラスの上で飛び跳ねるのは、軽い勇気がいる。軽い高所恐怖症の人にとっては、決定的なダメージを与えることができそう。


 ひととおり都内を見渡して、東京タワー土産などを横目に見つつ、降りようとしたら、階段で下りられるという案内を発見。見つけてしまったからには、階段で下りることにする。おじゃこは、もうここまで来る段階でだいぶくたびれているようだったので、エレベータで先に下りてもらった。
 階段の前には、おどろおどろしい注意書きがあるので、最初の第一歩を踏み出すのにちょっとした気合いが必要だった。大展望台の建物を抜けると、鉄塔部分に出てくる。当然、外の空気に触れる感じだけど、周囲ががっちりとしたフェンスに覆われているし、階段自体もしっかりとした鉄板でできているので、地上100mの「吹きさらし」という感じではなく、ちょっと拍子抜けだった。それでも、あの東京タワーを階段で下りるという感覚は、なかなか楽しいもので、テンポ良く5分程度で地上(麓のビルの屋上)に到着。
!!!

 東京タワーに着いたとき、一瞬見えた後ろ姿が、この「ノッポン」だ。
 平成10年生まれなのに、プロフィールでは10歳ということになっている。身長は東京タワーの高さ333mに合わせて…と思ったら、なぜか2m23cm。着ぐるみが耐えられる高さの限界がこのあたりなのかもしれない。
 ちなみに、赤い服を着ているのは弟とのこと。兄は青い服を着ている。

 ダミーにとってノッポンが羨ましいと感じるところは、彼に表情があること…らしい。
増上寺
今日のゴールは空いてた
 東京タワーを後にし、途中増上寺を経て、一路ゴールの浜松町駅へ。12時半ごろ到着。
 わずか8kmというコースだったし、途中かなりの部分を省略したにもかかわらず、今までになく疲れてしまった。やはりアップダウンが激しかったからなのか、日ごろの運動不足か…?
 三田・田町、六本木ヒルズ、東京タワーといった場所が、それぞれ目的地になることはあっても、それぞれの間を徒歩という手段で行くというのがちょっと新鮮だった。街歩きにはそんな意外性という楽しみもある。

■4/16 15958歩 / 東京タワーを階段で下りた分、歩数を稼いだかもしれない
取材 2005/4/16
作成 2005/4/17




桜色の散歩道 神田川・外濠の桜並木に春を感じて

2005年4月2日 / 約 10km / 高田馬場駅→神田川→胸突坂→神楽坂→市ヶ谷駅

 今日は、今年度最初の駅からハイキング。
 出発は高田馬場駅。
 今年度からシステムが変わって、QRコード付きの会員カードが発行されるようになった。これまで受付は、会員蛮行を手書きで係の人が聞き取っていたのだから、受付時間が相当短縮されるだろう…と思いきや、まずは新会員カードの発行(と言っても、手渡しているだけなのだが…)のために、かえって混雑してしまった。混雑解消は次回からなのかも。
 「桜色の散歩道」と命名された今回の企画は、神田川沿いの桜並木をめでながら、都心方向に向かって歩いていくというもので、とにかく、桜が咲いていることが重要なポイントになるのだけれど、ご承知の通り、今年は桜の開花は遅れていて、やっと一昨日開花宣言が発表されたばかり。神田川沿いもそんな感じで、一部でフライング気味に咲いているのを除けば、まだつぼみの状態だった。
 さらに神田川沿いを歩いていくと、ちょっとした公園に、ヤマモモの木が、桜の代わりに…と言わんばかりの咲きっぷりで見事だった。濃いめの色が桜とは異なる自己主張の強さを感じさせたが、彩りの少なくなってしまった今回の企画で、唯一かつ、最大の見せ場になってしまった。
 神楽坂まで歩いてくると、おじゃこが有名な肉まんのお店があると教えてくれて、その店に寄ってみる。場所がよくわからなかったが、人集りができていたので、行ってみたらすぐにわかった。2個で630円。なかなかリーズナブル。味も、ただの肉まんとは違って、味噌風味でとても美味しかった。続いて、以前から聞いていた抹茶ババロアが美味しい店に寄ってみる。700円超の値段ってこともあり、1個だけ買ってお土産にする。
 残念ながら、特に目立った見どころはなかったものの、コースがこれまで歩いたことのないルートだったので、新鮮だった。

 いつも参加賞?として、バッチ(JR東日本提供)と手ぬぐい(ABC Mart提供)がもらえるのだが、今回は手ぬぐいの代わりに、なぜか…

 「携帯用孫の手」

 考えてみれば、手ぬぐいも参加賞として担ぎ出された理由は不明だが、孫の手はそれと優るとも劣らないほどの謎だ。まぁあってもじゃまになるものでもないし、ありがたく頂戴することにした。
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