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今回の大きなイベントのひとつ、カヌーにいよいよ挑戦するときがやってきた。
手漕ぎボートはあるけれど、カヌーはもちろん初めての挑戦。今回は自分たちを含めて、二組が参加するようだ。 |
最初にレクチャーを受ける
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ダミーも同乗
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ついていくだけで精一杯
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さすが先生はうまい
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もちろん最初に、ガイドの先生からレクチャーを受けるので、まったくの初心者でも大丈夫と聞いていたのだけど、漕ぎはじめてみると、これが意外と難しい。しまいには、先生ともう一組のカヌーから100メートル以上は離れてしまい、一体どこに流されてしまうんだろうと心配になるくらいだった。
これがほんとのドザエモン |
30〜40分くらい進んだところで休憩のために上陸して、ガイドの先生と話しをする。阿寒湖あたりまでくると、あまりヒグマはいないらしい。でも、キタキツネやエゾシカは多いんだって。シカの肉はおいしいらしいが、ヒツジの肉のようなクセがあるために、好みが分かれるんじゃないかとのこと。上陸した場所は、船でしか来られないために非常に静かで、水もきれい・・・だったけれど、途中で、湖に沈み怪しく見つめるドラえもんを発見。
帰りはかなり操船がうまくなって、ちゃんと先生についていけるようになった。けど、今回のカヌーで、ダミーの腕が取れてしまう事故が発生してしまった・・・ |
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カヌーで、すっかりくたびれてしまったけれども、まだ阿寒湖での観光は、まだまだ。
次に訪れたのが、阿寒湖アイヌコタン。アイヌの集落で、民芸品の商店街といったところ。
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展示室の床が阿寒国立公園の
航空地図になっている |
国立公園や景勝地には、たいていビジターセンターのような施設があって、そこを訪れることも、旅の楽しみのひとつ。この阿寒湖畔エコミュージアムセンターは、今年4月にオープンしたばかりらしい。それにしても、今回訪れた釧路、野付半島、知床と、どれもかなり新しく、もったいないくらい立派な施設ばかりだった気がする。きたないよりはきれいなほうがいいけど、あまりにきれい過ぎてしまって、雰囲気も似たり寄ったりな感じで、今いる場所がどこなんだか忘れてしまいそうなくらい。展示している資料はとても興味深いだけに、その地域らしさみたいなところを表現できないものかな?なんて思った。
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阿寒湖畔エコミュージアムセンターを抜けて、遊歩道を歩いていくと、阿寒湖のもうひとつの名物?ボッケがある。火山活動で発生したガスや水蒸気が泥と一緒に噴き出しているところ。この小さいボコボコが、小さな火山だというのだから、なんだか妙だ。ボッケては、アイヌ語で「煮え立つ」という意味らしいが、ボコボコ噴き出している様は、日本語でも十分その雰囲気は伝わる。このボッケ、阿寒湖のすぐ脇にあるのだが、これ以上近づくことも、湖畔に下りることもできない。理由は看板の通り。禁止の理由がはっきり書かれているので、無茶をしようとする気が失せる。 |
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オンネトー |
今日は、今回の旅の中で、一日の移動距離がもっとも長いために、阿寒湖くらいしか観光することができない。そんな中で、唯一寄ったのが、オンネトー。湖面の色が季節や時間によって変わることから、五色沼とも言われているらしい。アイヌ語で「老いた沼」という意味らしいけど、なんでだろう?
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ニングルテラス |
車に乗りなれている人にとってみれば、たいしたことのない距離かもしれないが、かなり久しぶりの運転をする者から考えると、200km以上の距離を運転するのは、ちょいとしんどい。それでも、今晩の宿に行くためには、運転しないといけないのだから、がんばろう。
大慌てで進むでもなく、カーナビの指示に従うがまま、約4時間で富良野市街に入ってきた。
当初の予定では、19時くらいまでに宿につければいいと思っていたので、17時過ぎという時間は、むしろ早いくらいだった。そこで、新富良野プリンスホテルにあるという、「ニングルテラス」なる施設に寄ってみることにした。アイヌ語で、「小さな人」という意味らしい。十数軒の小さなログハウス風の小屋のひとつひとつがお店になっていて、ここでしか手に入らないという商品が売られている。
それにしても驚いたのが、ここを訪れる人の多さ。前日の川湯温泉と比較してしまうから一層、その差の激しさに唖然としてしまう。
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