定点観察

2月2005年3月4月
今月の二番搾りへのリンク 今月の龍的書店へのリンク

2005年3月


27日
日曜日
晴れ

今年度最後

 JR東日本が主催する「駅からハイキング」は、今年度実施分は今日が最後。またまた今回も身近なところで、浮間舟渡駅から赤羽駅まで約8kmほどを歩く。今日は朝から天気がよく、歩いていると汗ばんでくるくらいだった。浮間舟渡駅の目の前にある都立浮間公園では「さくらまつり」をやっていたが、残念ながら桜にはまだ早い。


君こそスターだ

 選抜高校野球大会の入場行進曲として採用されたらしく、最近また聞くようになった。以前、トヨタの企業CMで使われていて、なかなかよさそうな曲だな…なんて思っていたので、久しぶりにTUTAYAに行ってCDを借りてきた。さすがサザンというか、彼ららしい曲調と桑田佳祐らしい歌詞。よくこんな詞を思いつくなぁ…なんて思いつつ聴いた。なんか、いいね。元気が出てくる。



建築マップへ参加

 最近(といっても、ちょっと時間が経ちましたが…)、建築にも興味が出てきて、すでに一部のコーナーでも紹介してますが、このたび、あらゆる建物を紹介する参加型共同作成サイト「建築マップ」に参加させていただけることになりました。第一弾は、もちろん「中銀カプセルタワービル」です。拙い内容ですけれど、自分なりに、今後さまざまな建物を紹介していきたいと思っています。


書店更新

 まもなく3月も終わるので、3月に読んだ本を書店に並べました。★を4つ以上取ったのは、この2冊。
 アキハバラとアフガニスタン。どちらも知的好奇心を満たすには十分な話で、とっても満足。




ダミー一部更新

 今日は、業務連絡みたいなのが多いですが、ダミーのコーナーを一部更新しました。更新といっても、しばらくメンテナンスしてないうちに、動かなくなってしまった「こんなところに」のコーナーを復活させて、写真を一部追加した程度です。


21日
月曜日
晴れ

鉄道を見る!

 結局この連休は特に遠出したり、特筆するようなこともなく、サイトの更新をしたり、本を読んだり、頼まれていたゼラニウムの植え替えをしたりして終わってしまった。もうちょっと何かしたかった気がするのだけれど、いつも、消化不良みたいな感じで連休を終えるのは毎度のこと。
 それでおしまいというのも、ちょっと寂しいので、今日はぶらりと王子まで自転車で行ってきた。


回転展望台は確かこのあたり?
 きっかけは、雑誌「東京人」3月号の特集「鉄道を見る!」。その中に「ザ・ベスト跨線橋」というコーナーがあって、そこで王子、飛鳥山の跨線橋が紹介されていたのだ。以前から存在は知っていたけれど、行くタイミングがなかった。何かのついでではなかなか行けるもんじゃない。
 さっそく行ってみる(なお、おじゃこはお休み)。
 飛鳥山公園は、江戸時代から桜で有名な場所で、もう半月もすれば、花見客でごった返すことになるだろう。まだ、いまは落ち着いた雰囲気。かつてこのあたりには、回転展望台があった。いつの間にやらなくなってしまった。もう10年以上前になるけど、のんびりと過ごしたのはいい思い出だ。

橋の素材には古レールが多用されている
 飛鳥山公園から見下ろす感じのところに、目的の跨線橋がある。雑誌によると、この橋は大正14年(1925年)に作られたとのこと。今年は完成からちょうど80年という節目の年になる。けど、別に誰が祝うでもなく、近所の人たちが当たり前のように(当たり前なのだけど)利用していた。写真を撮る自分をちょっと訝しげな目で見ていたのを僕は見逃さなかったけど。
 京浜東北線、宇都宮線(東北線)、高崎線、湘南新宿ライン、東北・上越・長野新幹線…と、たくさんの電車を眺めることができる。それも踏切より間近に電車が通り過ぎるさまは、とても迫力がある。見慣れた電車でもいつもと違う視点から見ると、なぜかまた新鮮だった。

線路が目の前

真横を電車が通る!

京浜東北線も!

18日
金曜日
晴れ

確かに

  先日新橋の駅でこんな広告を見かけた。
 しょっちゅうこのあたりに来ていてもよくわからないのに、久しぶりに訪れる人が感じる正直な印象は、確かにこんな感じだろう。
 さすがに、だいたいのビルの位置と主だったテナントはわかってきたけれど、細かいことになるといまだにさっぱりわからない。実際、このあたりを時間かけて歩いているわけではないので、知らないのも仕方がないんだろうけれど。

 何が入ってるかよくわからないにしても、いろいろなビルがあって、外から眺めるだけでも楽しい(相変わらずビルとビルの連携は取れてないけど、そのことについては別の機会に)。
ビルの間をすり抜ける
ゆりかもめ
夜はビルが光の壁になる 巨大な刃物に見える
電通本社ビル(拡大)

 そんなたくさんのビルの中で、電通の本社ビルは、ちょっと変わった形をしていて、以前から気になっていた。見る角度によっては、ものすごく極端に薄くなっている。今日はやたら天気が良くて、空が澄んでいたので、一層その鋭さが際だった感じだった。

15日
火曜日
曇り時々晴れ

これがフィッシング詐欺

 今日の定点観察二番搾りに詳しく書いたが、実際にあるサイトを騙って、個人情報などを入力させる「フィッシング詐欺」メールが、僕宛にやってきた(文面はこちら)。
 以前からその存在は知っていたが実物を見たのははじめて。本物を見てみると、詐欺がかなり身近に存在することを実感できるので、本物との違いをご覧いただこうと思う。
 どうかご注意を。

本物 偽物
(拡大) (拡大)
 鍵マークあり  鍵マーク無し

 URLが、ufjbankになっている

 URLが、あやしいIPアドレスになっている

12日
土曜日
曇り時々晴れ

目白庭園では梅が咲いていた

久しぶりに歩く

 今日は久しぶりに「駅からハイキング」というJR東日本のイベントに参加する。参加すると言っても、単にインターネットにエントリーするだけだし、当日でも構わないくらい簡単なもの。しかも数多くのイベントに参加すれば、参加した分だけポイントがたまり、何か商品がもらえるようだが、たまにしか行かない人にとっては、申し込みという行為すら、あんまり意味がない気がする。
 まぁ健康のために歩くというきっかけ作りということで出掛けてきた。今日の企画は、出発地が板橋駅ということもあって、ほとんど行ったことがある場所ばかりだし、これまでに何度も通ったことのあるルートばかりだったので、地図に指定されたルートに平行して、別の道を歩いた。

見上げると飛行機雲が…
 週の初めの予報では、天気が悪いということだったが、今日は暖かく歩くにはちょっと暑いくらいだった。今日は特に何か発見できたということはなかったけれど、知らない道を歩くのはちょっと楽しかった。
 ただ、最近は以前に比べて歩くようになって、歩くこと自体身体が慣れてきたと思っていたのに、今日10キロ弱を歩いただけで、すっかりくたびれてしまったのは、どういうことだろう…。

11日
金曜日
曇り時々晴れ

新橋の橋脚を見る

 新しい電車が出てきたり、駅が新しくなると、そちらばかりが目がいきがち。新しいものは、当然きれいだし、使いやすくなって、いろいろな配慮がされるようになっている。
 その一方で古いものは、新しいものとのコントラストによって、古さばかりが目について、なかなかその良さみたいなものが見えにくくなることがある。

 以前から、ちょっと注目したのが新橋駅付近の山手線の橋脚。このあたりは煉瓦造りの高架橋が続いていて、道路と交差する部分は鉄橋になっている。その鉄橋の橋脚をよく見ると細かな装飾がされている。

 この装飾は実際の電車の運行になんの役目を果たすものではなく、意味があるとすれば、その橋の下から見上げたときにだけだろう。時代が流れいまでは、ほとんど目にとまることはないだろうが、こういうところにも配慮するところが、かつての土木建築のよさだったような気がする。この区間が開通したのは明治43年(1910年)のことだから、もう100年近くも前のこと。

一番凝っている内側の橋脚

だいぶ簡素化した外側の橋脚

東海道線の橋脚

 その後時代を経て作られていった同じ区間の橋脚を見れば、最初に作ったときの意気込みみたいなものを感じずにはいられない。山手線の内側から外側に向かって、橋脚は新しくなっていくのだ(上記の写真では左から順に新しくなっている)が、一番外側の東海道新幹線の橋脚では、完全に機能重視といった感がある(左写真)。
 もちろん時代の要請や橋脚に求められる機能も変わっているのだから、一概にどちらがいいとか悪いとは言えないけど、ちょっとした「余裕」みたいなものが、新しくなればなるほど失われているような気はする。

6日
日曜日
曇り時々晴れ

3月6日の雑感

 借りたい本がちょっと離れた図書館にあることがわかったので、出掛けてみた。
 図書館に近づくと、なんだかいつもと雰囲気が違う。

 イヤな予感…

 休みだった。特別整理期間とのこと。
 この事態に遭遇するたびに言ってるんだけど、週末しか行けない人がいるのだから、できることならば週末を避けて作業してもらえないだろうか?

 池袋のビックパソコン館へ。最近、定点観察二番搾りを「はてなダイアリー」に完全移行したのを機に、デザインをいろいろいじりたいのだけど、これが結構難しい。そこで思わず参考書を探しに行った次第。(コメントよろしくね)

 途中で山手線と出会う。もうだいぶ新型車両E231系になっている。すれ違った車両は側面に広告が貼られていた。この車両はそれほどでもないけれど、最近、バスも含めて、車両全体を覆うような広告車両が多くなってきた。でも、こういった車両を見るたびに、なんだか車両がかわいそうに思えてくるのは僕だけだろうか?
 車体の色は、いろいろな条件をふまえて、かつその車体に合うよう考えられたものだろう。一方、広告は広告であるということを主張するための色づかいをするのが必然だから、車両に合うかどうかは二の次になるのも致し方ないのだ。
 こうして、新しい広告という”服”を着させられた車両は、慣れない色に戸惑っているように見えてしまう。

4日
金曜日
雪のち晴れ

雪降る朝

 今年の冬は統計上、暖冬に分類されるらしい。確かに冬の初めのころは暖かかったような気がするけど、最近の寒さからすると、暖冬というのもなんだか変な感じがする。で、暖冬だと雪が多いそうだが、こちらはそのとおりこの冬は雪が多い。雪の降る新橋は二度目。足下に気をつけながら急いで歩く。急いでる割にはこんな写真を撮ってるんだけど…
新橋駅前(左)
雪にかすむ汐留(右)




2月2005年3月4月
今月の二番搾りへのリンク 今月の龍的書店へのリンク