
お別れしてから |
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当時の日記・・・
最初の知らせを自分でも意外なほど冷静に聞いていた。でも、しばらくすると抑えきれないほどの悲しみが襲ってきた。 そして、いろいろ後悔した。もっと遊んであげればよかった。一緒に写真をとりたかった・・・頭ではわかっていても、テールがいなくなってしまったという事実を受け止めることはできませんでした。
テールが残してくれたもの。 楽しい思い出が、悲しみで隠されてしまいそうな気がして、また悲しくなるのでした。
僕の生活は、何一つ変わらない。 けど、テールと亡くなる日まで過ごしてきた母が心配でした。 家中にテールとの思い出が遺されている。辛さから逃げるために写真を見ないということができるけど、母は、テールとの思い出の中で過ごさなければならない。そんな母が心配でした。
「飼い主の最後の仕事は、ペットの死を受け止めること」 しばらくして、この言葉に出会うと、少しずつ自分でも落ち着きを取り戻しているのがわかってきました。 テールだって、ずっと悲しんでいるぼくたちを見たら、きっと悲しんでしまうだろう・・・いくら遊んであげても、いくらたくさんの写真をとってあげても、結局は、まだまだ足りなかったと後悔することになるんだろうな。 僕の母が最期を看取ったことが何よりだった。 16年近くも生きて、大きな病気もせず、みんなに迷惑がかからないように、金曜日に亡くなるなんて、最期の最期までいい子だった。 まだテールに触れたときの感触が手に残っている。 あのにおいも、僕の鼻の奥に残っている気がする。 どんどん忘れていっちゃうのかな・・・ |