旅行記録 |
浄智寺
鎌倉に行くのが年中行事になってしまったが、今回は、小ネタとして、回ったルートをまとめておこうと思う。どちらかといえば、ご報告というより記録みたいな感じかな。
鎌倉へは、湘南新宿ラインを使えば、乗り換え1回で行くことができるようになった。しかし、まだ1時間に1本程度しかないために、座ってのんびりというわけにはいかなかった。
出発してから、結局横浜を過ぎるまで、座ることもできず、鎌倉に着くまでに、朝食を済ませてしまおうという計画がったが、それもままならなかった。
まずは、ともあれ、最初の目的地、北鎌倉駅へ。
スタートは、北鎌倉駅から。 久しぶりの晴れた週末で、北鎌倉駅は午前10時前ではあるけど、かなりの観光客で既に賑わっていた。 |
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↑ なんか、指さされているし・・・ |
浄智寺 北鎌倉駅から鎌倉市内方面に歩くこと数分。案内標識に従って、脇道を右にそれると、浄智寺。車の往来の激しい鎌倉街道を一歩入っただけで、いきなり落ち着いた雰囲気になる。そりゃ、猫もすっかりくつろぐってもんだ。で、のちのち気づくのだけど、鎌倉市内は猫が多いような気がする。なんとなくだけど。 寺の由来などのご紹介は他の資料に譲るが、あまり目立った寺ではないけれど、名刹と呼ばれるにふさわしい感じの寺だった。 |
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葛原ガ岡・裏大仏ハイキングコース 浄智寺をあとにして、ハイキングコースに入る。長い石段を上がり、山の奥へと進む。途中、意外と険しい山道や大きな段差もあり、日頃運動していない身体には堪える。けれど、思い切って段差を「えいっ」と飛び越えてみたり、坂を駆け抜けてみたりすると、不思議と小さい頃の遊んでいたときのことを思い出す。 |
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切り通し 鎌倉はかつて幕府が開かれ政治の中心だったということは、いい国作ろう鎌倉幕府でおなじみだけど、この鎌倉に幕府を開いた理由のひとつが、この三方を山に囲まれ、残る一方は海という、まさに天然の要塞のような地形のためとも言われている。で、そのまんまでは、敵が入って来られないのはいいけど、自分たち味方だって苦労してしまうわけで、その山をいくつか切り開いて、外界と出入りするための場所を作った。これが切り通し。七つの切り通しがあって、ここはそのうちのひとつ、化粧坂(けわいざか)切り通し。ここも鎌倉らしい場所のひとつ。写真を撮りに来てる人も意外と多かった。 |
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佐助稲荷神社 源氏山公園をさらに進み、山道を辿っていく。これまでもたびたび訪れたことのある佐助稲荷神社に着く。ここに着くまでの間にも、あちこち見かけたが、この付近一帯は、リスが多い。種類は「台湾リス」というから、まぁ台湾からやってきたんだろうけど・・・と、ちょっと調べてみると、どうやら一個人か小さな動物園から逃げ出して野生化したらしい。かなりの繁殖力で、増えすぎて困ってるらしい。気軽に餌をあげちゃいけなかったかなぁ・・・ |
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移動は江ノ電で 鎌倉から江の島への移動は、やっぱり江ノ電。 2002年9月に開通100周年を迎える歴史の長い鉄道。わが国に現存する電気鉄道の中で、京浜急行大師線、箱根登山鉄道に次いで、3番目に古い。(開業当初から電車運転していた路線として) 民家の軒先を縫うようにして走ったり、突然、道路との併用軌道になったりと、まるで模型みたいな雰囲気。 |
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極楽寺駅 極楽寺駅は、その名の通り、極楽寺の目の前にある駅で、駅のたたずまいは、関東の駅百選にも選ばれるほど、独特の風情がある。ここにも先ほど書いた切り通しがあって、行ってみたのだが、すっかりごくご普通の道路になってしまっていた。 ← 近所の葬儀社もありがたい社名 |
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稲村ヶ崎へ ちょっと寄り道して、海に出てみた。ダミーにとっては初めての海かも知れない。天気が曇ってきたせいか、人はあまり多くないようだった。もっと 波打ち際にダミーを連れて行こうとしたが、波にさらわれてしまったら、元も子もないので、この辺にしときました。 |
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いよいよ江の島へ 稲村ヶ崎から、再び江ノ電に乗り、江ノ島駅(写真は帰りがけに撮影)へ。江ノ島駅から、ほとんど歩行者専用の道路を歩くこと数分。遠くに江の島が見えてくる。 江の島へは歩行者専用橋の江ノ島弁天橋を渡る。途中で、江の島の裏手にある「岩屋」までの連絡船が、\300円であるけれど、とりあえず、徒歩で行って、帰りに利用しようということにした。 |
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江ノ島エスカー 江ノ島といえば、エスカー・・・というと大げさだが、この存在感は、妙に大きい。もし、江ノ島をご存じない方でも、このエスカーとは何であるかは、おおよそ見当は付くとは思うけど・・・そうです。エスカレーター。そりゃ階段よりラクだけど、エスカレーターのためにお金を払うって言うのは、どうも抵抗があるな。 ※ 写真は帰りがけに撮ったので、シャッターが降りている。 |
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江の島植物園 頂上?付近には、こんな植物園があるのだけど、先月末で一時閉鎖されてしまった。今となってはレトロ調の展望台なども改装されるらしく、この正面も一変されてしまうんだろうね。 |
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↑ 第一岩屋と第二岩屋を結ぶ通路 |
「岩屋」到着 江の島の一番奥まで来た。「岩屋」と呼ばれる波の浸食でできた、自然の洞窟。古くから信仰の対象とされてきたが、崩落の危険があるということで昭和46年に閉鎖されたが、平成5年に藤沢市によって再開されたとのこと。二つの岩屋がある。入洞料500円。 写真は暗くてよく写らなかったので、ここでは割愛した。 「亀石」 第一岩屋と第二岩屋の間にある、有名な「亀石」。潮位によっては、もっと亀らしく見えるんだけど。亀から海に泳ぎだそうとしているように見える。 |
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帰りは、先に書いたように、船で帰ろうと思ったら、天候不順と言うことで運休となってしまった。ということで、もと来た道をまた戻るという羽目に・・・ |
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↑ 大船駅に到着した湘南モノレール |
湘南モノレール 江の島から大船までは、湘南モノレールで。 江の島からの足として、忘れちゃいけない。慣れればなんてことないのだろうけど、レールは空中にあるわけで、ある意味空中を飛んでいるわけで、楽しい。わずか15分の旅だけど。ここでは登場していないけど、小田急江ノ島線のロマンスカーもあるし、JR横須賀線のオール二階建て電車、そして江ノ電・・・鎌倉・江の島は鉄道に関する興味も多い場所だ。 |
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今回は天候がよく、ハイキングコースを辿って、いつもよりかなりの距離を歩いたために、すっかりくたびれてしまった。とはいえ、春の鎌倉を満喫した一日でした。 |
2002/4/6