定点観察

1月2004年2月3月
今月の二番搾りへのリンク

2004年2月


29日
日曜日
晴れ

世知辛い世の中というか…

 今朝、何気なくゴミの集積場を見てみたら、こんな貼り紙が…。そういえば、先日粗大ゴミの中から2800万円出てきてそれを警察に届けたら、そもそも粗大ゴミに手を付けたこと自体が違法だからと、届けた人を訴えるというニュースがあった。それほど、粗大ゴミに対する関心が高まっている?のだろうけど、いつのころから、粗大ゴミがこんな扱いを受けるようになってきたのだろう。”ゴミ”なのに”ゴミ”じゃないなんて。小さい頃(今でもあんまり変わってないかも?)、ゴミとして捨ててあったモノを拾ってきては、自分の秘密基地に持っていったり、自宅に持って帰ってきては工作の材料としても活用させていただいた思い出がある。このゴミをどうやって自分の作りたいモノに変えていくかという過程がとても楽しかった。今の子供たちが同じようなことをやったら、怒られちゃうんだろうな。
 なんだか世の中にゆとりがなくなってる一面を見た思いがする。

28日
土曜日
晴れ

 実は今日で2週間

 突然ですが、実はハムスターを飼い始めた。しかも2週間前から…。これまで書けなかったのには、理由がある。それは、このハムスターを飼う直前に買ってきた別のハムスターをわずか数日で亡くしてしまったから。飼い方がまずかったのか?かなり悩んだ。以前、ハムスターを長い間飼っていた経験があるのに、原因が全くわからなかったから、また死なせてしまったらどうしようという自信のなさからだった。
 今回は、以前と同じように、すでにハムスターを飼っている方から譲ってもらって、改めて飼い方なども教えてもらうなどして、万全の体制で臨んだ。
 そして今日で飼い始めてから2週間が過ぎ、今日も無事に元気で過ごしていることから、こうしてここに書くことができる。名前は「りぶ」。元気に生き続けて欲しいという願いから名付けた。これからもたまに登場すると思うので、今後ともどうぞよろしく。

22日
日曜日
晴れ

こんなことって…

 急に気になり始めた身近な廃線跡。今日もちょっと出かけてみた。
 実は今回、おじゃこも一緒に出かけたが、諸般の事情で、途中で機嫌を損ねたために、ひとりで先に帰ってもらうハプニング発生。しかし、そのまま捜査を続ける。
 今日の一番のポイント、見どころと思われた、トンネルの一部が残されているという公園に行ってみた。けど、どうしても見つからない。そして、やっとのことで見つかったのだが、そこは、なんと下水道工事の真っ最中で、公園全体が高い壁に囲まれ、中を窺い知ることはできなくなっていた。ただ、その高い壁に、トンネルの一部がここにあることを物語るような絵が描かれていたことがせめてもの救いだった。この工事は、今年の9月まで続けられるらしい。この壁が取り払われるころに、また来よう…

21日
土曜日
晴れ

研修

 昨日金曜日と今日土曜日の両日、会社の研修に出かけてきた。土曜日に仕事で出かけるなんて、かなり久しぶりのことかもしれない。
 場所は両国のとあるビル。関係ないけど、両国に行くたびに見かける「横網」という地名をどうしても「横綱」と読んでしまうのは、僕だけではあるまい。
 研修そのものは、一日中会議室に缶詰になって行われた。お昼もお弁当が出たので、外に出る必要もなかった。
 話を聞いて頭を使い続けているとかなり疲れてくる。そのせいか、夜9時をすぎるあたりですっかり眠くなってしまった。

15日
日曜日
晴れ

こんなところに廃線跡が…

 最近ふとしたことから、比較的近所に軍用軽便鉄道の廃線跡があることを知った。もう60年以上も前に廃線になったのに、わずかだけど、いまでも遺構は残っていたことに驚いた。
 一番わかりやすい状態で残っていたのは、埼京線の線路を越える跨線橋の橋台のところ。写真の手前から奥の方に向かって(逆でもいいけど)軍用軽便鉄道が走っていたと思われる。周囲と明らかに違った材質のコンクリートが印象的。
 つぎに、この廃線跡で有名な場所のひとつである「憲兵小屋」に行ってみた。かつての線路沿いに立つこの建物は、憲兵が詰めていたといわれているが、そう聞かされなければ、まったくわからない。何度かここの前を通っているが、まさかそんな由来のある建物がこのように残っているとは…
 今日はかなり駆け足で回ったので、まだまだ見落としているところがあるかもしれない。また改めてじっくり調査してみたい。自分の住んでいる場所を見る目が変わってきた。
小石川七福神 今年の正月に訪れた七福神。ちょっと遅めですが、まとめました。

6日
土曜日
晴れ

これも人情

アメリカ産牛肉のBSE騒動で、にわかに注目を集めている吉野屋の牛丼。牛肉の量が多い特盛の中止や、営業時間の短縮をしているのに、売上が伸びているらしい。なくなってしまうと聞けば、急に食べたくなってしまうのが人情?というもので、吉野家の牛丼を食べることにした。久しぶりに食べると一層おいしく感じる。ごちそうさまでした。

1日
日曜日
晴れ


入口はわかりにくい
稲付の小径

 今日はできれば横浜まで行って、みなとみらい線に乗りに行きたかったが、おじゃこの準備が遅れたこともあり、今日出掛けるのは見合わせた。どうせ今日は行ってもどこも混んでいることだろうから、まぁいいでしょう。
 昼過ぎにちょっと出掛けたのは、先日見つけた「稲付の小径」という散歩道で、入口は環七通り沿いの狭い階段になっている。このスタート地点は、かなりわかりにくく、気を付けて見つけないと見落としてしまいそうだ。で、ここから指示通りに行くと、歩きながら北区の歴史に触れることができるらしい。

水車に馬が荷を運んでいたという

 歩いてわかったことだが、稲付とはこのあたりの一帯を指すかつての地名のようで、この小径自体も、もとは稲付川だったところを暗渠としてふたをした部分のようだ。また、板橋区と北区は東京23区の中では高低差が比較的大きいようで、今回歩いたところでも、階段や坂を上り下りしなくてはならないところが多かった。それはそれで変化があって楽しいのだけれど、今回自転車で移動したため、階段のところは結構苦労した。

普門院
 途中にあった「水車の坂」は、住宅が密集している現在からは想像もできないけれど、その名の通り以前この下に水車小屋があったらしい。小径を辿るなかで、もっとも独特だったのは、普門院というお寺。入口は中国風で、お寺の境内は純日本風のお墓が並び、奥には、インド風の納骨堂がある不思議な空間だった。

後ろの高架は赤羽駅
 本来は歩いていく散歩道を自転車で行ったので、だいたい1時間くらいで、終点?の赤羽駅前に到着した。案内の立て札が立っていたけれど、放置自転車が前に並んでいて、ここからこんなたのしい散歩道が始まっているという雰囲気が感じられなかったのは、ちょっと残念だった。
 

1月2004年2月3月

今月の二番搾りへのリンク