8275 京急品川駅付近の連続立体交差化事業の様子(2026年7月)

鉄道

継続して観察を続けている京急本線の品川駅から北品川駅付近にかけての連続立体交差化工事現場だが、前回の訪問から早くも約5ヶ月の歳月が流れていた。

前回足を運んだ2月は、まさに八ツ山跨線橋の送り出し工事が始まって間もない時期であった。

今回の訪問における最大の関心事は、巨大な橋の本体がJRの線路の上空へ向けてどの程度まで前方へと押し出されているか、という点にあった。

京急品川駅のホーム構内自体にはそれほど大きな変化は見られなかったものの、隣りの北品川駅、とりわけ下り線ホーム周辺は大きく変わっていた。

だいぶ変わった北品川駅
だいぶ変わった北品川駅
新たな出入口があった
新たな出入口があった

これまで使用されていた出口へ向かう跨線橋は閉鎖され、地下通路へと切り替えられている。さらに、前回訪問時には施工準備中であったICカード専用の改札口が、既存の道路へと張り出すような独特の形状で新たに設置されていた。

北品川駅から品川駅方向に向かって線路沿いを歩を進めると、かつて建ち並んでいた多くの建造物が撤去されていた。

だいぶ広くなっていた
だいぶ広くなっていた
もとの風景が思い出せない
もとの風景が思い出せない

いまあらためて感じたのは、こうした街並みの地上部の変化こそが、今回もっとも重要な”見どころだったのではないかということだ。建物が撤去される計画自体は事前に頭で理解していたものの、実際に更地となった光景を目の当たりにすると、この事業のスケールの大きさをあらためて肌で実感させられる。

だいぶ進んできた
だいぶ進んできた
新旧仮設の橋が一同に
新旧仮設の橋が一同に

ただ、訪問のたびに変貌を遂げる風景の新鮮さに圧倒されてしまい、後から見返した際に前回と同じアングルでの比較がしづらい構図で写真を撮影してしまう点は、毎度のことながら後悔してしまう。目的であった八ツ山跨線々路橋に目をやると、巨大な構造物は大きく前進して、すでにJR各線の線路群の真上へとその身を乗り出していた。

北品川駅側に届いた仮設トラス構造も段階的に解体・撤去が進んでいるようだ。

この風景もあとわずか
この風景もあとわずか
あともうちょっと押し出す
あともうちょっと押し出す

品川駅側の仮設トラスが前方へと移動した結果、側方から眺めた際の視界は驚くほど一変し、すっきりとした空間が広がっている。

そして、いよいよ解体の時が迫りつつある京急品川駅の本屋(駅舎)をあらためて見てみる。

長年覆われていた意匠や装飾が取り外されたことで、昭和を感じさせる外観があらわになっている。

時代の要請とはいえ取り壊されて消え去ってしまうことには一抹の寂しさを感じる。

移動後はスッキリ
移動後はスッキリ
京急品川駅
京急品川駅

Posted by ろん