8247 6月終わり

科学

サッカーワールドカップ、日本代表は残念ながら敗退が決まってしまったようだ。

結果として敗れはしたものの、下馬評を覆すほどの、かなりの善戦を見せてくれたという。

せっかくであれば、来月以降もさらなる盛り上がりを期待したかったところだが、代表チームの挑戦は6月をもって幕を閉じることとなった。

挑戦の終わりとともに、気がつけば6月も今日でおしまい。

今月を振り返ると、例年と比べてかなり気温が落ち着いていたように感じられたが、気象庁の公表している記録を見てもその傾向は明らかなようだ。

今年6月のうちに最高気温が30℃以上の真夏日となったのはわずか2日だったのに対し、前年(2025年)の6月はなんと13日も記録されていた。

この差は、グラフにして視覚化すると一目瞭然である。

一目瞭然
一目瞭然

こうしたデータを見ると、今年はようやく、かつてのような落ち着いた梅雨の気候が戻ってきたのだと受け止めたくなるが、どうやら実態はそう単純な話でもないらしい。

実は現在発生している「スーパーエルニーニョ現象」の影響により、太平洋高気圧の勢力が弱まり、梅雨前線が日本付近に停滞しやすい状態が続いたことが原因だという。

その結果として日照時間が減少し、気温が上がらずに比較的涼しい梅雨をもたらしたにすぎないのだそうだ。

記録的な猛暑になっても異常気象と騒がれ、逆に過ごしやすい涼しさになってもまた異常気象と呼ばれる。

現代において、もう「異常」の冠がつかない、かつてのようなふつうの季節が巡ってくることはないのだろうか。

Posted by ろん