8165 4年半ぶりの長崎
朝の澄んだ空気のなか、4年半ぶりとなる長崎の街を歩いた。
前回訪れたのは西九州新幹線が開業する直前のこと。新しくなった長崎駅で入場券を買い、ようやくその車両と対面。

相変わらず独創的なデザインだが、ホームの端に立てば、ここがまぎれもない「終点」であることを告げる風景が広がっている。ホームにはご多分に漏れず、多くの外国人観光客の姿があった。
続いて向かった在来線ホームでは、さらに目を引くデザインの車両に出会う。
「YC1系」という名のその車両、由来はなんと「YASASHIKUTE CHIKARAMOCHI(優しくて力持ち)」。この車両も水戸岡鋭治氏の手によるものだ。

最新のハイブリッド車両導入に伴い、電化設備が撤去されたせいか、高架化されたせいか、空が驚くほど広く感じる。ただ、かつての広大な駅を知る身としては、必要最低限の機能に集約され、こぢんまりとしてしまった姿に、どこか一抹の寂しさを覚えてしまう。
駅前には集約化によって生まれた広大な敷地が広がっている。
理想を言えば、路面電車を駅のすぐ目の前まで引き込めれば最高だったのだろうが、諸般の事情でそれは叶わなかったようだ。
路面電車は変わらず道路の真ん中に鎮座している。
駅から電停までは屋根付きの通路が整備されているものの、肝心の電停近くになると階段やペデストリアンデッキを上がらざるを得ず、そこには屋根もない。
駅の結界から一歩外れた途端、利用者の扱いが急に「雑」になるような、ちぐはぐな感覚を抱いてしまった。
その後、路面電車に揺られて出島へ向かった。
目的は、以前マクドナルドのCMにも使われた場所として記憶に残っている併用軌道を見てみようと思ったから。
残念ながらCMと全く同じシチュエーションには出会えなかったが、車と電車が混ざり合って進む光景は、やはりこの街ならではの情緒があり、興味深く見入ってしまった。
また古い建物もあって、やはり見どころが多い街だとあらためて実感。
あまり時間がなかったので、ちょっと見るだけだったが、古い建物の名前は「長崎電鉄出島ビル」。
路面電車の正式名称は、長崎電気軌道なのだけど、”電鉄”という表現が気になった。
ここからすぐのところに、「日本のパフェ発祥の店」なる幟があって、こちらも気になった。











