7977 生成AIとシンギュラリティーについてChatGPTと話してみた

ふと思った。「シンギュラリティーって、生成AIのことを指すのかな?」と。
それで、ChatGPTに聞いてみた。
ChatGPTの答えは「生成AIそのものがシンギュラリティーではない。ただ、その入り口になり得る」というものだった。
なるほどと思いつつも、なんとなく自分のイメージは違っていた。
AIは人間を外から支配する存在ではなく、人間の無意識に入り込む存在なんじゃないか。
そう伝えると、ChatGPTは「それはシンギュラリティーを“内側の変容”として捉えている」との回答が。
あぁなるほど…そりゃそうだよなぁ…AIは人間にとって救いにも破滅にもなる。
平穏を与えるなら救い。
主体性を奪うなら破滅。
個人にとっては便利で合理的でも、全体に広がれば「合成の誤謬」が起きて、社会全体が無意識のうちにAIにしたがってしまう。
これは外部からの圧力ではなく、内側から静かに進行する”ディストピア”のような姿という感じ?
じゃあ、人間らしさって何?とChatGPTカラの質問。
自分が出した答えが「気づき」だった。
つまりこれは、「あぁ、自分はこう考えていたんだ!」という瞬間のひらめきのこと。
AIは答えを示すことはできても、自分の中から生まれたと感じられる気づきは経験できない。
そして小さな気づきの積み重ねが、やがて大きな変化をもたらすはず。
このプロセスこそ、人間らしさの核なんじゃないかと思う。
最初は「生成AI=シンギュラリティーなのか?」という単純な問いだった。
けれどChatGPTとのやりとりの中で、
• AIは無意識に入り込む存在
• 救いにも破滅にもなり得る
• ただし「気づき」こそが人間らしさ
という形に考えがまとまっていった。
そして最後にふと思った。
この結論に至ったこと自体が、すでにAIが自分の中に入り込んでいた証拠なんじゃないか。
そう考えた瞬間、ゾクっとした。