7857 ”ブルートレイン”ではなさそう
昨日のニュースは驚いたが、こちらについては、正直それほどの驚きは感じなかった。
夜行特急、27年春運行へ 「ブルトレ」色で、北東北など―JR東
JR東日本は10日、2027年春から夜行特急列車を運行すると発表した。車体はかつての寝台特急「ブルートレイン」と同じ青色で塗装。定期運行はせず、主に首都圏と北東北エリアを結び、観光シーズンに応じて走らせるという。

ブルートレインの“復活”と報じているニュースもあったが、復活しているのは色くらいで、かつてのブルートレインとはまったく異なるものと考えてよいだろう。
全車グリーン車ということからしても、それなりの敷居の高さを感じさせる。
また、1編成しか用意されないらしいので、こうなると定期ではなく臨時列車として運行されるだろうから、この列車を旅行に組み込むということは難しいだろう。
そうなると、この列車を目的とした旅行に他の旅程を組み込むという感じになってしまう。
列車を通じて旅行を喚起したいJR東日本は、それを狙っているのだ。
だから、驚きではなく、むしろ納得を感じる。
これはこれで楽しいものではあるが、やっぱり、かつてのようなブルートレインとは違う。
時代は変わったんだなぁ…としみじみ思う。