7819 米

スーパーで、見慣れない米が売られてるなと思ったら、カルローズというアメリカ産の米だった。
価格は3,580円。
ここ最近、米の値段はどんどん上がり、そもそも米自体が売り場にないということも多かった。
米の値上がりが問題になり始めた当初は、これほどまでに深刻なことになるとは思ってもみなかった。
いろいろな状況や思惑などが重なって、こうした事態を招いたのだろう。
米不足で輸入したという状況は、“1993年米騒動”とか“平成の米騒動”の再来だ。
当時、家の近くにあった精米所で、特別にタイ米が販売されるという話が話題になって、精米工場兼倉庫みたいなところに行列を作って、販売開始されるのを待ったのを思い出す。
長粒種と呼ばれるタイ米は、ふだんの食事で食べるご飯としては、正直言ってあまり美味しくなかったのもよく覚えている。
カルローズは、中粒種と呼ばれるものらしく、ふだん食べている短粒種と長粒種の中間に位置らしいが、どんな感じだろう?
そういえば、当時あった精米工場は、いまどうなってるんだろう?と思って、Googleストリートビューを見てみたら、すでになくなっていて、ふごくふつうの住宅地に変わっていた。
米の需要が減って撤退したのかもしれない。
いまのところ、まだ以前買った米が残っているけど、カルローズを買う機会はあるのかな…?