7811 館林駅と旧北館林荷扱所

街歩き,鉄道

館林といえば…
館林といえば…

昨日、あしかがフラワーパークに行ったあとに泊まったのは館林だった。

これまで機会のなかった群馬県立館林美術館に行こうと考え、ちょうど空いていて、費用的にもリーズナブルな宿泊先を勘案したた結果だ。

宿泊先のすぐ近くには、東武鉄道の館林駅があるので、ちょっと散歩。

館林といえば茂林寺の分福茶釜が有名。

あと、街のなかには、趣のある古い建物も点在していて、かつての街の繁栄が感じられた。
移動中に見つけた
移動中に見つけた
気になる建物が多い
気になる建物が多い

館林駅は橋上駅舎もあるが、1937年(昭和12年)に作られた洋風建築の駅舎もそのまま使われている。駅の様子を見ていたら、ひっきりなしに送迎の車がやってきたのが印象的だった。

あとで検索して知ったのだが、館林には、なんと民営の路線バスが存在しないのだ。

だからこうして送迎の車が目立つのかもしれない。

館林駅
館林駅
ひっきりなしに送迎の車がやってくる
ひっきりなしに送迎の車がやってくる

館林駅は、伊勢崎線・佐野線・小泉線の3路線が乗り入れ、佐野線と小泉線の起点であり、また伊勢崎線にとっては複線区間が当駅までとなっていて、東武鉄道の拠点駅のひとつだ。

浅草からは特急列車が1時間に1本走る。

おなじみの東武なので、それほど珍しいわけではないけど、初めて来たところだから、なんとなくテンションが上がる。

特急は1時間に1本
特急は1時間に1本
この付近でしか見られない800型
この付近でしか見られない800型
アサヒ飲料配送センターの前に…
アサヒ飲料配送センターの前に…

館林といえば、鉄道ファンなら、ピンと来る場所がある。正確に言えば”北館林”だが、ここで鉄道車両の解体が行われているのだ。

対象は、主に東武鉄道の古い車両だが、他社の車両も解体されている。

館林に来ているしレンタカーも借りているし、ここは見に行かない選択肢はないと思ってやってきた。

少し離れた場所からしか見られないが、たしかに解体された車両が見える。

窓ガラスが取り外された東京メトロ半蔵門線の8000系車両だ。

いよいよ”北館林”へ
いよいよ”北館林”へ
解体中の車両
解体中の車両

そして、その横には、特急スペーシアで活躍した100系電車、そして東上線で活躍し、わざわざ車両基地まで見に行ったこともある9000系電車の姿があった。

どちらも乗ったこともある車両だがから、勝手に愛着も感じてしまう。

乗ったことのある車両が…
乗ったことのある車両が…
”話題の”光景
”話題の”光景

鉄道ファンが注目をしているのは、この解体場所にありながら、この2つの形式の先頭車両同士がつなぎ合わされ、放置された状態が続いているということだ。

いったい何を意味しているのか、いろいろと推理されているが、これといった答えが見つかっていない状況だ。

ふたたび館林駅に戻り、今度はこのすぐ横を通る、東武佐野線に乗ってもうちょっと近くから見てみる…というより通り抜ける。

通り抜けてみる
通り抜けてみる
当然スピードを緩めてくれるわけではないので、あっという間に通り抜けてしまう。

Posted by ろん